ライターコラム 関連記事

  • 子煩悩なイケメンパパ、ヒュー・ジャックマン、ライアン・レイノルズ、デヴィッド・ベッカム

    ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ベッカム…子煩悩なイケメンパパたちに胸キュン

    セレブ&ゴシップ

     撮影やPR活動などで、長い間、家を留守にすることがあっても、仕事と家庭のバランスをうまく取り、子育てに積極的なセレブパパたち。6月16日の父の日に向けて、そんなイクメンのすてきなパパたちをクローズアップ! SNSに投稿した写真や、レッドカーペットなどで子どもたちといる姿が、またカッコイイのだ。@@cutter 海外セレブで“子煩悩なイケメンパパ”と言えば、多くの人がパッと思いつくのは、『X‐MEN』シリーズの俳優ヒュー・ジャックマンや元プロサッカー選手のデヴィッド・ベッカムではないだろうか。  女優の妻デボラ・リー・ファーネスとの間に養子の息子オスカー(19)と娘のアヴァ(14)がいるヒューは、SNSに子どもたちの写真を投稿することはない。でも子どもたちが小さい頃は肩車をして街を歩いていたり、一緒に自転車に乗ったりと、ほのぼのする姿をパパラッチされていた。いつも陽気で頼もしいパパといった感じだ。 @@insert1  一方、元スパイスガールズの妻ヴィクトリア・ベッカムとの間に、男の子3人と女の子1人を授かったデヴィッド。長男のブルックリンが20歳、次男のロメオと三男のクルスがティーンになったが、一緒にワークアウトしたりサッカーをしたりと、パパは慕われている様子だ。唯一の娘で末っ子のハーパー(7)もパパ大好きで、家族写真の時はデヴィッドの隣にいる割合が高い!? @@insert2  『デッドプール』でおなじみの俳優のライアン・レイノルズはメガネが似合う、オシャレなイクメン。女優の妻ブレイク・ライヴリーとの間に、娘のジェームズ(4)とイネス(2)がいる。4人兄弟の末っ子のライアンは、かつてインタビューで“大声では認めない”が、女の子が欲しかったと語っていた。娘をネタにしてツイートすることもあるユーモアたっぷりのパパだ。今秋以降に第3子が誕生する予定。 @@insert3@@separator こんなパパがいれば、“怖いものなし”と思えるマッチョ系イクメンは、『アベンジャーズ』のクリス・ヘムズワース、『ワイルド・スピード』のドウェイン・ジョンソン、そして『アクアマン』のジェイソン・モモア。  女優の妻エルサ・パタキーとの間に娘インディア(7)と双子の息子サシャ&トリスタン(5)がいるクリス。娘のために誕生日ケーキを作ったり、背中にぶらさげてサーフィンしたり。その太い腕に軽々と双子を抱えて歩いたりと、たくましいパパぶりがステキだ。今年は「子どもたちと過ごしたい」と、1年間休業して家族サービスするそうだ。 @@insert4  ライアン同様に家庭で女性に囲まれているドウェイン。前妻との間に娘シモーヌ(17)、現在の恋人ローレンさんとの間にジャスミン(3)とティアナ(1)という娘がいる。ドウェインは以前、ジャスミンを喜ばせようと、ジャスミンが大好きなピカチュウの着ぐるみを着て大奮闘。娘たちを「僕の小さな女王様たち」と呼んで、溺愛しているようだ。5月の母の日には子作り宣言していたので、近いうちにおめでたいニュースが届くかも?  ワイルドマッチョなイクメンのジェイソンには、女優の妻リサ・ボネットとの間に娘のロラ(11)と息子のナコア・ウルフ(10)がいる。アクティブなジェイソンと一緒に、ハイキングやキャンピング、ロッククライミング…と、さまざまなことに挑戦する子どもたちもワイルド&アクティブだ。映画『アクアマン』のLAプレミアでは、ジェイソンの“ハカ”のパフォーマンスに子どもたちも参加していて、ほほえましかった。  ほかにも海外ドラマ『SUPERNATURAL/スーパーナチュラル』の俳優ジェンセン・アクレスやジャレッド・パダレッキ、54歳で初めてパパになった『フルハウス』の俳優ジョン・ステイモス、破局が報じられたモデルのイリーナ・シェイクとの間に2歳の娘がいる俳優のブラッドリー・クーパー…と、ハリウッドはクールなイクメンの宝庫だ。 @@insert5

  • デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム

    1億、2億は当たり前! ベッカム、トム・クルーズ…セレブたちの豪華結婚式の費用って?

    セレブ&ゴシップ

     6月といえば、欧米では「6月の花嫁は幸せになれる」という言い伝えがあり、結婚式が多いシーズン。ということで、皆さま、お待ちかね(?)の結婚式ゴシップ企画、話題になったセレブたちの豪華結婚式を振り返ってみよう。@@cutter 今となっては離婚したカップルもいるが、誰もがうらやむ結婚式を挙げていたのは確実。海外サイトによる費用の円換算はインフレ率を考慮していないため、参考までにどうぞ。【推定費用/挙式時期】 ■ジェニファー・アニストン&ブラッド・ピット 【100万ドル(約1.1億円)/2000年7月】 マリブの友人宅に200人を招待。バンドは4組。会場を5万本の花が埋め尽くし、花火も上がったそう。当日は上空を飛行禁止にする手配を整え、プライバシーを徹底的に守ったという。ウエディングドレスはローレンススティールで4万ドルなり。 @@insert1 ■マドンナ&ガイ・リッチー 【150万ドル(約1.6億円)/2000年12月】 スコットランドのスキボ城を貸し切り! 招待したゲストの渡航費はもちろん2人持ち。マドンナの特注ドレスはステラ・マッカートニー(8万ドル)。頭に着けたティアラはかつて、グレース・ケリー妃が所有していたこともあるという代物だったそう。 ■ケイティ・ホームズ&トム・クルーズ 【350万ドル(約3.8億円)/2006年11月】 大注目の2人の結婚式はイタリア! 15世紀に建てられた古城に、ベッカム夫妻やウィル・スミス夫妻などのスターが勢ぞろいした。ケイティの5万ドルのドレスはジョルジオ・アルマーニ。300本の高級ワインが消費されたという。 ■アマル&ジョージ・クルーニー 【460万ドル(約5.0億円)/2014年9月】 この2人もジョージの第二の故郷イタリアで挙式。ゲストのためにヴェネチアのホテルの部屋を95室押さえたそう。アマルは38万ドルのオスカー・デ・ラ・レンタのドレスをチョイス。250本のシャンパンが空になったそうだ。 @@insert2 ■キャサリン・ゼタ=ジョーンズ&マイケル・ダグラス 【150万ドル(約1.6億円)/2000年11月】 ニューヨークのプラザホテルにゲストは総勢350人。クリスチャン・ラクロワの14万ドルのドレスもさることながら、30万ドルのダイヤモンド・ティアラを身に着けた花嫁の気分は最高だったに違いない。@@separator■キム・カーダシアン&カニエ・ウェスト 【280万ドル(約3.0億円)/2014年5月】 イタリアのフィレンツェで200人の友人・家族に囲まれて結婚。ジバンシーのドレスは特注で50万ドル! 2度目の結婚だったキム。前夫のNBA選手クリス・ハンフリーズとの挙式費用は、なんと推定1000万ドル(10.8億円)だ! @@insert3 ■マイケル・ジョーダン&イヴェット・プリエート 【1000万ドル(約10.8億円)/2013年5月】 さすがスポーツ選手はケタ違い! 内訳は不明だが、2人が式場に選んだのは、フロリダのパームビーチの教会。ゲストは総勢500名。花嫁のフレンチシルクのドレスは、豪ブランドのJ’Aton Couture。まさにゴージャスな花嫁だった。 ■ジェシカ・ビール&ジャスティン・ティンバーレイク 【650万ドル(約7.0億円)/2012年10月】 この現役夫婦は南イタリアで挙式! ゲストは最初フランクフルトに飛び、そこから現地に送迎され、初めて結婚式のことを知ったらしい。宴とイベントは1週間続いたそう! ジェシカのドレスはジャンバティスタ・ヴァリだった。 @@insert4 ■デヴィッド&ヴィクトリア・ベッカム 【80万ドル(約8700万円)/1999年7月】 挙式費用は意外と控えめに見えるが、ダブリンのお城で執り行われた挙式には250名のゲストが出席。ヴィクトリアは10万ドルと言われる、ヴェラ・ワンの2メートルのトレーン付きドレスでキメ、デヴィッドと共に金の王座風のイスに座っていたそうだ! @@insert5  6月1日にはモナコの故グレース・ケリー妃の孫娘シャルロット・カシラギが結婚して話題になったが、ロイヤルウェディングではやはり、2018年5月に英ウィンザー城のチャペルで執り行われたヘンリー王子と元女優メーガン・マークルの結婚式が豪華だった。費用は群を抜く4500万ドル(約48億円)。ヘンリー王子の兄ウィリアム王子とキャサリン妃の2011年4月の婚礼では、3400万ドル(約37億円)が費やされている。両組とも、その大半が警備費だったというのが王族らしい。

  • (左から)「メンズノンノ」専属モデル出身の清原翔、成田凌、東出昌大、坂口健太郎

    清原翔と成田凌は同期! イケメンの登竜門「メンズノンノ」出身の俳優たち

    エンタメ

     80年代から現在に至るまで日本の男性ファッション誌をリードしてきた「メンズノンノ」(集英社)。1986年の創刊以来、毎年専属モデルのオーディションが行われている同誌は、これまで数多くのイケメン俳優を芸能界に輩出してきた。今年に入り、“メンノン”出身者の活躍ぶりはさらにパワーアップの様相を見せている。ここでは「メンズノンノ」専属モデルから役者デビューを果たしたイケメン俳優たちの活躍を紹介したい。@@cutter 現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で“照男兄ちゃん”こと柴田照男役で一躍脚光を浴びた清原翔は、第28回メンズノンノモデルオーディションで専属モデルの座に。『なつぞら』では真面目で責任感が強い性格の照男を好演しブレイク。そして5月に劇場公開された映画『うちの執事が言うことには』では、照男とは真逆のクールな執事に扮して演技の引き出しの多さを見せつけた。  そんな清原と同じ第28回オーディションで専属モデルとなったのが、現在ドラマや映画への出演が相次いでいる成田凌。4月に公開された映画『愛がなんだ』では、岸井ゆきの扮するヒロインを翻弄するマモルを妙演。その飄々(ひょうひょう)とした佇まいで愛嬌たっぷりにクズ男を演じている。そんな彼は5月31日公開の『さよならくちびる』や9月公開の『人間失格 太宰治と3人の女たち』、12月に公開される初の主演映画『カツベン!(仮)』、2020年公開の大倉忠義との共演作『窮鼠はチーズの夢を見る』など映画への出演が目白押しだ。  現在ブレイク中の清原や成田の下の世代の専属モデルたちも次々と俳優デビューを果たし活躍中だ。第31回オーディションで準グランプリに輝いた鈴木仁はドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』でサッカー部のエースを演じ注目を集め、5月公開の映画『小さな恋のうた』でもメインキャストの1人として佐野勇斗らと共演。第30回オーディションでグランプリに輝いた宮沢氷魚は、5月公開の『映画 賭ケグルイ』への出演に続き、7月スタートの水曜ドラマ『偽装不倫』(日本テレビ)では、主演・杏の相手役に抜てき。この夏の活躍に注目だ。@@separator アラサー世代のメンズノンノ出身俳優の躍進も見逃せない。高校生時代に第19回オーディションでグランプリを獲得した東出昌大は、主演映画『寝ても覚めても』がカンヌ国際映画祭で上映されたほか、5月に劇場版も公開された『コンフィデンスマンJP』ではコメディに挑み俳優としての新境地を開拓。さらに2019年7月からは主演舞台『二度目の夏』が全国で順次上演される。  第25回オーディションを経て専属モデルとなった坂口健太郎は、6月21日公開の映画『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』で、吉田鋼太郎とダブル主演、夏に放送される岡田惠和脚本のオリジナルドラマ『連続ドラマW そして、生きる』(WOWOW)で有村架純と共演するなど、フル回転の活躍を見せる。  初期「メンズノンノ」を支えた専属モデルたちも、今やベテランの域に達しつつある俳優に成長。『3年A組~』や『私のおじさん~WATAOJI~』『連続ドラマW 坂の途中の家』などドラマへの出演が続く田辺誠一は第2回オーディションで専属モデルに。『腐女子、うっかりゲイに告る。』(NHK)で妻子持ちでありながら主人公・純のゲイパートナーである誠を演じている谷原章介は第7回オーディションで専属モデルの座を勝ち取っている。どちらも息の長い俳優としてこれからも幅広い活躍が見られそうだ。  86年の創刊から30年以上にわたってコンスタントにイケメン俳優を送り出してきた「メンズノンノ」。今後、同誌からどんな才能が飛び出してくるのか目が離せない。(文:スズキヒロシ)

  • ドラマ『わたし、定時で帰ります。』で主演を務めている吉高由里子

    悩める会社員に刺さる! 『わたし、定時で帰ります。』名言をプレイバック

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     女優の吉高由里子が“残業ゼロ生活”を貫くヒロインを演じるドラマ『わたし、定時で帰ります。』(TBS系/毎週火曜22時)。毎回、職場のさまざまなトラブルを取り上げて視聴者の共感を呼ぶ本作だが、中でも印象的なのは、吉高演じる結衣ら登場人物の言葉の数々だろう。本記事では、悩める会社員の心に刺ささったであろう同作の名言を振り返りたい。@@cutter■ 「休んでも居場所はなくなりません」(第1話)  何がなんでも会社を休まず、残業も厭わない三谷(シシド・カフカ)。就職氷河期にやっとのことで就職した彼女は自己評価が低く、会社を休めば自分の居場所がなくなると怯えていた。そんな彼女の恐怖に共感する視聴者も多いのではないだろうか。三谷はそのせいで体調も人間関係もこじらせてしまう。休暇をとった三谷に、結衣は上司の種田(向井理)はきちんと彼女を評価していると明かし、「休んでも居場所はなくなりません」と優しく告げたのだった。 ■ 「何と戦ってるんですか?」(第2話)  産休から復帰し、やる気満々の八重(内田有紀)は、子どもが熱を出したにも拘わらず仕事に熱中していた。会社の人に迷惑がかかる、何よりも「子どもがいるから」が言い訳になってしまう…。「ここで帰ったら“やっぱり子持ちは…”って言われるの」という強迫観念に囚われた彼女に、結衣はそんな“見えない敵”と戦う必要はないと爽快な一言を放つ。その後、2人で仲良く定時退社をし、小籠包を頬張るキュートな姿も見逃せない。 ■ 「レッテルを貼らずにその人自身を見ていくこと」(第3話)  新入社員の来栖(泉澤祐希)がクライアントの情報をSNSに流してしまい、炎上騒ぎに。来栖の教育係である結衣は彼について「ゆとり世代」「新人類」と愚痴を吐くが、八重は、入社当初の結衣も似たようなものだったと明かす。世代や年齢で相手を決めつけるのではなく、個人の資質を見ることが大切であることに気付かされる言葉だ。 ■ 「私たちには給料日がある」(第4話)  仕事だけの人生、夢もない、目標も特にない社員・吾妻(柄本時生)が人生に期待を持てず、一体何のために生きているか分からないと悩んだとき、結衣が言った励ましの言葉。やりたいことが大きな夢や目標でなくても、ドラマを見たりおいしいものを食べたり…そんな小さな幸せのために生き、月に一度の給料日を喜ぶのは間違いなんかではない、と語る姿に共感した視聴者も多いだろう。@@separator■ 「自分を大切に、仕事しよう」(第5話)  取引先の飲み会へ頻繁に招待されていた派遣デザイナーの桜宮(清水くるみ)。技術に対する自信のなさから接待をやめられない桜宮は、心のどこかで嫌だと思いながらも笑顔で応じていた。しかし、ついに先方から露出度の高いランニングウェアの着用を強いられる。傷ついた彼女を「自分を大切に、仕事しよう」と抱きしめる結衣の暖かさが身に染みる名シーンだ。 ■ 「弱いところもっと出しちゃったほうがいいんじゃない?」(第6話)  弟や部下から「僕の気持ちなんて分からない」と告げられ、珍しく落ち込む種田。自身に能力がありすぎるため、他人のペースや気持ちを考えることが苦手な彼は「上から目線」「言葉足らず」という欠点を抱えていることを結衣に指摘される。「そこまで言うなよ、傷つくだろ!」と言い返す種田に「今みたいに弱いところもっと出しちゃったほうがいいんじゃない?」と笑う結衣。人間、常に完璧でいなくてもいいことを再認識できる一言だ。  定時退社を信条とする主人公をはじめ、さまざまな境遇の人々から絞り出される言葉に共感すると同時に、これからの働き方について考えさせられるシーンが多数描かれる『わたし、定時で帰ります。』。CMで「24時間働けますか」と歌われた時代はもう終わった。本作は“自分らしい働き方とは何か”を考えさせてくれる。(文:AKO)

  • モンスター・バース最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』メインビジュアル

    怪獣神再び! モンスター・バース最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』に備える

    映画

     2014年に公開され、世界中で大ヒットしたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』から5年。その続編となる最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』では、ゴジラに加えて日本でもおなじみの怪獣たちが登場し、ハリウッドの圧倒的なスケールで描かれる怪獣バトルが展開する。そこで、今回は『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を観るにあたり抑えておきたいポイントをご紹介したい。@@cutter■モンスター・バースとは?  本作は『アベンジャーズ』シリーズのマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ように、それぞれ独立した作品でありながら同一の世界観を持つクロスオーバー作品、「モンスター・バース」シリーズの第3作目となる。1作目は2014年に公開されたギャレス・エドワーズ監督の『GODZILLA ゴジラ』、2作目は2017年に公開された『キングコング:髑髏島の巨神』、そして3作目である本作に続いて、2020年にはその日米を代表する怪獣であるゴジラとキングコングが激突する『ゴジラVSコング(仮)』の公開も予定されている。同作には日本から俳優の小栗旬の出演も決まっており、ますますシリーズが盛り上がることが期待される。 ■ハリウッドで描かれた新時代の『GODZILLA ゴジラ』  前作『GODZILLA ゴジラ』は、「モンスター・バース」シリーズの1作目であるという重要性、さらにハリウッドでは1998年以来のゴジラの映画化ということもあり、大きな期待と不安のなか迎えられた。いざ観てみると、ハリウッドが描く“新しいゴジラ”は、ファンも納得の大きさとデザイン、そしてモンスターとしての恐ろしさの中に知性を感じさせ、その堂々たる姿には神々しさすら漂っていた。映画中盤に訪れるゴジラ初登場シーンのタメの効いた演出は、まるで歌舞伎役者のようで、「よっ! 千両役者!」と声をかけたくなるほど。ギャレス・エドワーズ監督の“ゴジラという存在そのもの”に対するリスペクトが随所にあふれた作品となった。  この前作『GODZILLA ゴジラ』では、ゴジラが人類にとってどういう存在なのか、そして渡辺謙扮する芹沢博士が所属する未確認生物特務機関モナークについてなど、最新作はもちろん、シリーズへの理解において重要な作品になっているので、ぜひ振り返っておきたいところだ。 ■ハリウッド史上初、ゴジラシリーズ4大怪獣の激突を描く最新作 @@insert1  いよいよ明日より世界同時公開となる最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は、2014年版から5年後の世界が舞台。ゴジラが姿を消した後、人類はゴジラの存在を敵か味方か測りかねていた。そんな中、謎の武装集団が南極に眠るキングギドラを目覚めさせてしまったため、またしても人類は存亡の危機に陥る。そこにゴジラが再び姿を現し、キングギドラと相対することに。  本作最大の見どころは、ゴジラに加えてキングギドラ、モスラ、ラドンという日本ではおなじみの4大怪獣たちの激突だ。ハリウッドにおいてゴジラ以外の日本の怪獣が描かれるのは今回が初めて。それぞれのド迫力の登場シーンはもちろん、ラドンの飛行による衝撃波や、モスラの神秘的な姿、獰猛かつ圧倒的な強さのキングギドラなど、どの怪獣も日本版の設定を踏襲しつつ、さらに発展させたものになっている。@@separator 実は最新作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』における4大怪獣の組み合わせは、すでに日本の東宝ゴジラシリーズ5作目『三大怪獣 地球最大の決戦』(1964)で一度描かれている。同作は、ゴジラの宿敵キングギドラの初登場作品で、宇宙からやってきたキングギドラに対し、地球の怪獣であるモスラが単独で戦いを挑む中、ゴジラとラドンが加勢するという展開だった。  今回の最新作では、そんな過去作にオマージュしつつも、予想を超える新たな展開も用意されている。加えて、監督がすでに発言している通り、1954年の第1作に登場し、長い歴史の中で唯一ゴジラを倒したことがある兵器「オキシジェン・デストロイヤー」も重要な兵器として登場。さらに、世界中のファンが待望したであろう、おなじみのゴジラのテーマ曲もついに劇中で流れるのでお楽しみに。 ■あふれるマイケル・ドハティ監督のゴジラ愛 @@insert2  前作からメガホンを受け継いだマイケル・ドハティ監督は、自らが“ゴジラファン”であることを公言しているだけに、全編にわたってゴジラ愛にあふれた作品に仕上がった。前作からのパワーアップが求められる中でのプレッシャーは相当なものだったろうが、ゴジラを筆頭に4大怪獣のバトルと人類のドラマを展開させ、しっとりまとめ上げる見事な手腕を披露している。来るべきコングとの決戦に向かうためにも、本作での怪獣王覚醒の瞬間を目撃しよう。(文:稲生稔)  映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』は5月31日より世界同時公開。

  • 『リング』シリーズに出演した豪華女優たち

    松嶋菜々子&仲間由紀恵&石原さとみ 『リング』シリーズの美女たちを振り返る

    映画

     ホラー映画にとって、美女の登場は欠かせない大事なエッセンス。いつもは可憐な表情を見せる美女たちが絶叫する姿は、観客の恐怖心を一層かきたて、ゾクゾクするような世界へと誘ってくれる。それだけにホラー映画における女優たちの熱演は見逃せないのだが、日本が誇る“最恐ホラーアイコン”貞子を生み出した『リング』シリーズには、いまなお第一線で活躍する豪華女優がこぞって出演している。第1作目の『リング』(98)だけでも、松嶋菜々子、中谷美紀、竹内結子といった驚くべきラインナップ! そこで最新作『貞子』の公開を記念して、シリーズに出演し、貞子と深い関わりを持ってきた女優たちを振り返ってみたい。@@cutter 中田秀夫監督による『リング』は、長い黒髪に白いワンピースをまとい、井戸やテレビから這い出る貞子のインパクトが話題を呼び、のちに続くJホラーブームの火付け役となった作品。 NHKの連続テレビ小説『ひまわり』で国民的人気を得た松嶋菜々子が、貞子の呪いに翻弄される女性を演じた。知的な佇まいと子どもを守ろうとする母親としての強さなど、凛(りん)とした表情が印象的で、『リング2』(99、中田監督)にも出演を果たしている。また冒頭で貞子に呪われる女子高生役として竹内結子が出演しており、シリーズ初の犠牲者である彼女のショッキングな死にざまは必見だ。  『リング2』でヒロインとなったのが、『リング』にもチラリと顔を見せていた中谷美紀。前作で命を落とした真田広之演じる男性の恋人で、彼の死の謎を探ろうとする女性だが、不思議な能力を持つキャラクターで、ミステリアスな雰囲気の中谷にぴったりの役どころだった。彼女の目の大きさもホラー映画と相性がよく、ひたひたと忍び寄る貞子におののく表情には、こちらもドキドキとさせられる。また呪われる女子高生役として、深田恭子も登場。女子高生らしい口調もかわいらしく、等身大の女の子を好演。クライマックスで見せる不気味な顔は、本作最高のアクセントとなっている。  貞子出生の秘密に迫った『リング0 バースデイ』(00、鶴田法男監督)では、当時はまだ無名に近かった仲間由紀恵が貞子役に抜てきされ、映画初主演を果たした。前作から30年前を舞台に、劇団に入団した18歳の貞子の悲劇を描く。仲間の美しい黒髪、ささやくような話し方も貞子役にハマっており、“嫉妬されるほどの美女”という設定も納得のナイスキャスティング。田辺誠一演じる男性との悲恋など、切なさが全編に漂う1作で、井戸の中に響き渡る仲間=貞子の絶叫も印象的だ。また、劇団員役の麻生久美子の出演も見逃せない。@@separator そして2010年代もシリーズが作り続けられ、『貞子3D』(12、英勉監督)ではシリーズ初の“飛び出す貞子”がお目見え。呪いのビデオによって教え子を亡くした教師役として、石原さとみがヒロインを担った。ビックリ描写も多く、驚き、おびえ、走り、叫ぶなど、体当たりの演技で恐怖のどん底を体現して見せた。本作で貞子に扮したのは、橋本愛。透明感あふれる美少女ぶりと、貫禄の演技で貞子に扮したが、キャスト発表時には「ほんと、すみません、私で。みたいな気持ちです」と人気キャラクターを演じられる喜びを謙虚に語っていた。  そのほか、『貞子3D2』(13、英勉監督)では瀧本美織、『貞子vs伽椰子』(16、白石晃士監督)では山本美月がヒロインとなるなど、恐怖描写とストーリー性を兼ね備え、数々の女優を輝かせてきた本シリーズ。ハリウッドでは『ザ・リング』(02、ゴア・ヴァービンスキー監督)、『ザ・リング2』(05、中田秀夫監督)も製作され、『マルホランド・ドライブ』(01、デヴィッド・リンチ監督)のナオミ・ワッツが主演している。  現在公開中の『貞子』は、ハリウッド版『ザ・リング』から14年ぶりに中田秀夫監督がメガホンをとったことでも話題。ヒロインに選ばれたのは、『映画 賭ケグルイ』(公開中)など話題作への出演が続く池田エライザだ。中田監督は「池田さんは目の表現力がとてもいいんですよね」と太鼓判を押しており、また『リング』『リング2』と同じ役どころで佐藤仁美が出ているのも、シリーズファンにはうれしいところ。それぞれの女優力にも注目して、シリーズを楽しんでみよう。(文:成田おり枝)

  • (左から)アンジェリーナ、ノックスくん、ザハラちゃん、ヴィヴィアンちゃん、シャイロちゃん

    <祝! こどもの日>親子激似セレブも すくすく成長中のセレブキッズたち

    セレブ&ゴシップ

     平成から令和への改元により、暦上では史上初の10連休となった2019年のゴールデンウィーク。令和になって初めてのこどもの日を記念して、世界中の注目を集めるセレブキッズたちを紹介しよう。有名な両親の面影を残しつつ、すくすくと成長していく子供たちに胸キュンだ。@@cutter 両親の離婚後、女優の母親アンジェリーナ・ジョリーと暮らす6人の子供たち。全員集合とは行かなかったが、映画『ダンボ』のプレミアには、アンジェリーナと共にザハラちゃん(14)、シャイロちゃん(12)、10歳の双子のヴィヴィアンちゃんとノックスくんが出席していた。男の子のノックスくんはアンジェリーナの子供の頃のよう!? シャイロちゃんは目元が俳優のパパ、ブラッド・ピット似、口元がアンジェリーナにそっくりだ。  映画『ダンボ』と言えば、女優のタンディ・ニュートンと映画監督オル・パーカーの娘ニコ・パーカー(14)が、本作で女優デビューしているのをご存じだろうか。俳優のコリン・ファレル演じるホルトの娘ミリーを演じている。インタビューなどで話しているニコのちょっとした仕草が、タンディそっくり。将来が楽しみな二世セレブだ。 @@insert1  19歳のアヴァ・フィリップは女優リース・ウィザースプーンと俳優ライアン・フィリップの娘。現在は大学生。地に足が着いていて、地元のピザ店でアルバイト経験もあるとか。15歳の弟ディーコンと共に美男美女の姉弟。ハリウッドが放っておかなそうだが、デビューはまだ。アヴァは音楽の才能があり、ギターやピアノ、ウクレレが得意で、作詞作曲もお手のものらしい。 @@insert2  セレブキッズの中でも注目度が高いのは、女優ケイティ・ホームズと俳優トム・クルーズの娘スリちゃん(13)だろう。離婚後はケイティに引き取られ、トムとは会っていないと報じられているが、ケイティがたまにインスタグラムに写真を投稿してくれる。スリちゃんはケイティにもトムにもそっくり。最近は幼い頃とは違い、パパラッチにガンを飛ばすこともなく、ニコニコして手を振ることがあるようだ。@@separator 家族全員、華があるのはイギリスのベッカム家。最近、次男のロメオくん(16)は初めて恋のウワサが立った。お相手は女優のミリー・ボビー・ブラウン(15)。母のヴィクトリア・ベッカムも応援しているそうだ。兄弟の中で、サッカーを続けているのは、長女のハーパーちゃん(7)だけらしく、父デヴィッドもハーパーちゃんにはメロメロの様子だ。  イギリスのセレブキッズと言えば、忘れてならないのが英王室のジョージ王子(5)とシャーロット王女(3)。そして1歳のルイ王子。ジョージ王子(Prince George)は学校では頭文字を取って“PG”の愛称で呼ばれているそうだ。シャーロット王女はおしゃまで、ジョージ王子よりしっかりしていそう。 @@insert3  ほかにも歌手・女優の母親ヴァネッサ・パラディの小悪魔的な魅力を引き継いだモデル・女優のリリー・ローズ・デップ(19)。父親は言わずと知れた俳優のジョニー・デップだ。そのジョニーと1990年代に交際していたモデルのケイト・モスの娘ライラ・グレース・モス(16)は、母と同じモデルの道を歩み始めた。  ここで紹介したのはほんの一部のセレブキッズだが、彼らの成長を見守りながら、いつか親を越える活躍をしてくれることに期待したい。

  • (左から)ミランダ・カー、デヴィッド・ベッカム

    ミランダ・カー、デヴィッド・ベッカム…セレブたちの“激カワ”子ども時代を振り返る

    セレブ&ゴシップ

     インスタグラムなどのSNSの流行で、セレブたちのプライベートタイムを垣間見ることができるようになった昨今。「木曜日に振り返る」という意味の「TBT(Throwback Thursday)」のハッシュタグをつけて、木曜日に昔の写真を投稿することが当たり前になっているが、数々のセレブが子どものころの写真を楽しそうに披露しているので、「こどもの日」に振り返ってみよう。@@cutter オーストラリアを代表するスーパーモデルのミランダ・カー。子どものころはおてんばで、「馬やバイクを乗り回して、外で遊んでいた」とインタビューで語っていたが、小さいころから美しいことに変わりはない。前髪をそろえたおかっぱ頭のミランダは、お人形さんのよう。バスタブに入ったミランダが、弟のマシューと一緒に写っている1枚では、今と変わらない笑顔が最高にキュートだ。 @@insert1  元イングランド代表のプロサッカー選手だったデヴィッド・ベッカム。子どものころからの夢だったマンチェスター・ユナイテッドと契約してプロの道を歩むことになったが、サッカー少年時代の写真を披露している。父親の誕生日に投稿した昔の写真で、とびきりの笑顔を見せているデヴィッド。そのころもさぞかし女子にモテていただろう。 @@insert2  ユーモアたっぷりの歌姫ケイティ・ペリー。白いチュチュを身に着けたお茶目なバレリーナ姿を披露している。姉のアンジェラとベイビー・ケイティが一緒に写っている写真では、ケイティの顔の方が大きい! 弟のデヴィッドと両親もいる家族写真では、10代のころの姿が。このころになると、ケイティだと分かる顔になっているが、今のケイティからは想像できない優等生チックな表情を浮かべている!? @@insert3  俳優のクリス・プラットと婚約したキャサリン・シュワルツェネッガー。あのシュワちゃんの長女で、母はアメリカの名門ケネディ家の出身マリア・シュライバーとあり、子どもの頃の写真からも育ちの良さが分かる。おそろいのワンピースを着た妹クリスティーナを抱きかかえ、頬にキスされているキャサリンはとてもキュートだ。弟のパトリックやクリストファーも写っている兄弟姉妹の写真では、仲の良さが見て取れる。@@separator 12歳のころにYouTubeで見いだされ、15歳のころにはスーパーアイドルになっていた歌手のジャスティン・ビーバー。それ以前から女子のハートをわしづかみにしていたのは一目瞭然だ。ベイビーの時から整った顔立ちをしている。5~6歳のころ(?)の写真では、金髪のショートヘアにイヤリングをして、スーパーアイドルの片りんをのぞかせる。 @@insert4  強烈なベイビー写真を披露したのは、海外ドラマ『プリティ・リトル・ライアーズ』の女優シェイ・ミッチェル。母の日に母親への感謝を込めて投稿した自身の幼い頃の写真に、「87歳のおじいさんみたいな見た目の自分を無条件で愛してくれたことに感謝」と、自虐的な言葉を添えて笑いを誘った。確かに絶妙な髪の生え方と腕の組み方がオッサンだ。 @@insert5  他にも俳優のライアン・レイノルズや歌手のブリトニー・スピアーズ、スーパーモデルのジゼル・ブンチェン、ジャスティンと結婚したモデルのヘイリー・ビーバーなど、数々のセレブがとっておきの1枚、2枚、3枚…をインスタグラムなどで披露している。憧れのスターがどんな子どもだったのか、昔の写真を探してみるのも楽しいかもしれない。 引用:https://www.instagram.com/mirandakerr/    https://www.instagram.com/justinbieber/    https://www.instagram.com/katyperry/    https://www.instagram.com/davidbeckham/    https://www.instagram.com/katherineschwarzenegger/    https://www.instagram.com/shaymitchell/

  • 藤森慎吾(オリエンタルラジオ)

    俳優・藤森慎吾、映画・ドラマで見せるキャラクターの多彩さが魅力

    エンタメ

     お笑いコンビ、オリエンタルラジオの藤森慎吾。お笑いタレントとして、バラエティーで活躍するだけでなく、ここ最近、俳優として注目を集めている。彼のどのような点が制作者サイドの心をつかみ、観客を虜にしているのか。彼のこれまでの経歴を振り返りながら、その魅力を紐解いていきたい。@@cutter お笑いタレント、藤森慎吾。現在、レギュラー出演している『王様のブランチ』(TBS系)では、若手女優やタレントとの共演時にもしっかりフォローできるトーク力、お笑い芸人とロケを行った際の仕切り力など、藤森の魅力が存分に発揮されている。また、Eテレの『Let’s 天才てれびくん』に出演していた際は、子ども目線まで下がり、番組を楽しくさせることに徹していた。そう、藤森はどのような世代にも対応できる、万能タイプのお笑いタレントなのだ。  そんな藤森に、声優の仕事は以前からあったが、2017年の映画『カーズ/クロスロード』では、主人公マックィーンのライバルとして登場する新世代レーサー、ジャクソン・ストームの吹き替えを担当し、最新作が2018年に公開された『モンスター・ホテル』シリーズは、メインキャストの1人、ジョナサン(ジョニー)役を務めて3作目。2015年の『映画 プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪』ではミュージカルに挑戦。こういった声優の仕事を経ての2019年、俳優としてのオファーが藤森に相次いでいる。  ベストセラー作家・池井戸潤の原作を野村萬斎、香川照之、及川光博など、豪華キャストで実写化した『七つの会議』、お笑いコンビ、ガンバレルーヤのよしこ主演で送るラブコメディ『Bの戦場』、6月21日公開予定の『ザ・ファブル』など、話題作が勢ぞろい。さらに、現在放送中の連続ドラマ『インハンド』(TBS系/毎週金曜22時)では、上司や強者になびく、分かりやすい風見鶏キャラで山下智久と共演。チャラ男のイメージを封印し、エリート官僚を体現する。@@separator このようにさまざまな仕事が舞い込むことに対し、藤森は「さまざまな考えがあるとは思いますが、僕ら(オリエンタルラジオ)はお笑いを突き詰めていくタイプじゃないので、チャンスがあれば何でもやりたい。僕らは正直、お笑いネタで評価されてきたコンビではないので、思うことがある人はいっぱいいると思います。でも、周囲にどう思われても、結果的に満足いく仕事が出来ればいいかなって思うんです」と、インタビューで語っていた。貪欲で前向き、そして、自分の立ち位置をきちんと理解している人でもあった。  それゆえ、俳優でチャラ男を演じる際は、得意分野を一心に演じる一方で、チャラ男とは違うキャラクターを演じる際は、そのギャップを生かして熱演。『七つの会議』ではプライドが高く、ある出来事から、全女性を敵に回すようなクズっぷりを発揮する強烈なキャラクター、新田を演じている。その演技を見た人からは、「とにかく素晴らしかった」「俳優としての技量が素晴らしい」「最初、藤森慎吾だと気がつかなかった」など、絶賛の嵐。現在、放送中の『インハンド』でも評価は高い。  『インハンド』の監督は「バラエティで見せている“チャラ男”じゃないところにすごく魅力を感じた」と藤森を評する。ツイッターでも「あのエリートが藤森慎吾だったとは!」「御子柴さん(藤森)がいるから、金曜日が楽しみでしょうがない」「イケメン!と思ったら、藤森さんだった。完璧な役者さんでした」など、役のハマり具合に、多くの人が気づかなかった。それほど、藤森は役者であったというわけだ。  イメージ通りのキャラクターを演じさせても、イメージとはかけ離れたキャラクターに扮しても、抜群の存在感を残す藤森慎吾。どのようなキャラクターでもイケるとあれば、藤森需要はより高まるはずだ。今後の俳優としての活躍が楽しみでしょうがない。(文:安保有希子)

  • (左から)せいや、ゆりやんレトリィバァ、粗品

    霜降り、ゆりやんだけじゃない! 「令和」お笑い界を引っ張っていく“平成生まれ芸人”

    エンタメ

     平成が約31年の歴史に幕を下ろし、令和が始まった。次代のニューウェーブを巻き起こすお笑い芸人はいったい誰か。史上初の「M-1」&「R-1」の2連覇を達成した霜降り明星、ゆりやんレトリィバァをはじめとする、次代のお笑い界を引っ張っていくことが期待される平成生まれのお笑い芸人をピックアップしていこう。@@cutter■ 霜降り明星  『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)で平成生まれ初の王者となり、続く『R-1ぐらんぷり2019』で粗品がピン芸人の頂点に輝いたことによって、史上初の2冠王となった霜降り明星。26歳の粗品、27歳のせいやが、お笑い新世代の筆頭と言って過言ではない。4月からは、全国ネットゴールデンタイムのレギュラー番組(日本テレビ系『衝撃のアノ人に会ってみた!』)に冠番組(テレビ朝日系『霜降りバラエティ』など)もスタート。令和元年、その名は間違いなく全国区となるだろう。小気味いい動きで何事にも全力投球のせいやは、弟キャラ。長身で冷静、的確な粗品の“ガナリツッコミ”は一般人にも浸透しつつある。2人の伸長は青天井だ。 ■ ゆりやんレトリィバァ  女性ピン芸人の世界で、大輪の花を咲かせてみせたゆりやんレトリィバァは現在28歳。2017年に放送された『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)で初代クイーンとなり、ネタの着眼点や演技力、トークでボケまくる頭の回転の速さは、先輩の女芸人の友近も舌を巻く。関西の名門、関西大学在学中に、よしもとのタレント養成学校・大阪NSCに入学。在校生の卒業ライブで優勝し、NSCを首席で卒業したお笑いエリートだ。 ■ 四千頭身 @@insert1  ワタナベエンターテインメント所属のお笑いトリオ・四千頭身は、脱力系漫才の進化版。センターポジションに陣取るテンション低めの後藤拓実が、右に左にボケを逃さない。弱冠22歳の彼がつぶやくようにツッコむ言葉にはセンスが溢れている。今年はピンで『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)に出演した、四千頭身のアイコンだ。都築拓紀、石橋遼大という2人のボケも22歳の同級生。同じ事務所で、合同ライブを開催したこともあるお笑いトリオ・ハナコは『キングオブコント2018』(TBS系)優勝を果たしており、それに続けるか。 ■ 宮下草薙 @@insert2  草薙航基(27歳)と宮下兼史鷹(けんしょう、28歳)からなるお笑いコンビ。繰り出すのは、草薙の人見知りで小心者、対人関係が苦手なキャラがベースになった“ネガティブ漫才”だ。最近は、その姿が『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でブレイク。今年の元日深夜に放送されたニッポン放送のラジオ特番で「最も番組を盛り上げた」として、同局の『オールナイトニッポン0(ZERO)』単独パーソナリティを務める権利をゲット。単発ながら、3月に生放送を見事に務め、今後レギュラーパーソナリティになる日も近いかもしれない。@@separator■ 東京ホテイソン @@insert3  M-1王者にして「好きなお笑い芸人」ランキング1位、サンドウィッチマンの所属事務所の後輩で、ダブルイケメン漫才コンビ。相方探しの掲示板で出会ったという異色の経歴だ。地元・岡山の郷土芸能の備中神楽を取り入れたたける(24歳)のツッコミは、中毒性がある。ネタ作り担当で、クールなボケのショーゴ(25歳)がこのコンビのブレーン。たけるが通称“備中ツッコミ”を見せるまで、ショーゴが独壇場で一人芝居を続けるが、飽きを感じさせないのは演技力の成せる業だ。 ■ ガンバレルーヤ @@insert4  『内村てらす』(日本テレビ系)への出演をきっかけに、シンデレラロードを駆け上がった、まひる(25歳)とよしこ(28歳)からなるコンビ。2018年には『世界の果てまでイッテQ!』(同系)準レギュラーに抜てきされる異例のスピード出世で、認知度は格段に高まった。2人の間に流れるのんびりした雰囲気が天性の魅力だが、自称・小雪似のよしこは、マイペースなまひるにキレて「クソが!」と暴言を吐いてしまう一面も。 ■ レインボー @@insert5  池田直人(25歳)は、秋元康プロデュースの吉本坂46のメンバーで、イケメン担当。コントで演じる女装は卓越した仕上がりだ。女性役の池田が自身について「キレイじゃないよ」とこぼすと、相方の実方孝生(29歳)がすかさず「キレイだ」と呼応するドラマチックな男女コントを披露し、2018年放送の『ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP』で優勝。前年には、ブルゾンちえみwith Bがこの番組での優勝をきっかけに大ブレークしており、彼らにも期待がかかる。  以上、甲乙つけがたい7組の平成生まれ芸人を紹介した。もちろん、ここには書ききれなかった逸材はまだまだいる。令和という新しい時代、平成生まれ芸人たちはどんな笑いを届けてくれるだろうか。(文:伊藤雅奈子)

  • 宮崎駿監督作『千と千尋の神隠し』より

    ジブリ、ハリポタ、タイタニック…「平成の大ヒット映画」を振り返る!

    映画

     いよいよ平成が終わり、令和が始まる。平成の約31年間で、どんな映画が、どれほどの興行収入を打ち立てヒットしたのだろうか。そこで今回は、興行通信社が発表する「歴代興収ベスト100」を参考に、平成に日本国内で大ヒットを飛ばした作品を「平成ヒット映画」と定義し、振り返っていきたい。@@cutter■ 「ジブリ」「ハリポタ」が席巻  平成映画を語る上で欠かせないのが、スタジオジブリの存在だ。1985年の設立以降、『天空の城ラピュタ』(1986)、『となりのトトロ』(1988)、『火垂るの墓』(1988)など名作を生み出したが、平成に入ってもその勢いは止まらず。  その中でも最高のヒットとなったのが、少女が神々の世界に迷い込んでしまう物語、『千と千尋の神隠し』だ。宮崎監督が手がけ2001年に公開された本作は、1年以上のロングラン公開を記録し、興収308億円を記録。ベルリン国際映画祭の金熊賞、米アカデミー賞の長編アニメ映画賞など、名だたる賞を受賞。平成のみならず日本の歴代興行収入1位に君臨し、その記録は今のところ破られる気配がない。 @@insert1  ほかにも、ジブリ映画では木村拓哉が声優を務めたことが話題となった『ハウルの動く城』(2004年公開、興行収入196億円)、『もののけ姫』(1997年公開、興行収入193億円)の2作品が平成映画のベスト10内にランクイン。それ以下も『崖の上のポニョ』(2008年公開、興行収入155億円)、『風立ちぬ』(2013年公開、興行収入120.2億円)が100億円以上を叩き出し、ジブリの存在感は圧倒的だ。  一方、洋画で存在感を示しているのが、『ハリー・ポッター』シリーズ。イギリスの作家 J・K・ローリングによる原作小説も世界的ベストセラーで、シリーズのファンを指す“ポッタリアン”という呼称が生まれた。満を持して公開された映画第1作『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001年公開、興行収入203億円)は日本でも記録的大ヒット。第2作『秘密の部屋』、第3作『アズカバンの囚人』も平成の興行収入トップ20に入っている。主人公のハリー役ダニエル・ラドクリフ、ハーマイオニー役のエマ・ワトソンら子役は、同シリーズで大ブレイクを果たした。 @@insert2 ■ 『タイタニック』『アバター』…J・キャメロンによるエポックメイキングな2作  次に注目したいのが、ジェームズ・キャメロン監督の2作。まずは『千と千尋~』に抜かれるまで、日本の興行収入で1位の座を守り続けた『タイタニック』(1997年公開、262億円)。同作は1912年に起きた英国客船タイタニック号沈没事件を元に、貧しい青年ジャックと上流階級の娘ローズの悲恋を描いたラブロマンスで、米アカデミー賞11部門を受賞。日本では、若い女性を中心に大ヒットし、“レオ様”ことレオナルド・ディカプリオは、アイドル的人気を獲得した。 @@insert3  本作ではタイタニック号の一部描写にCGが使用され、船上の人物もCGで再現されたことに、言われるまで気づかなかった観客も多いはず。スティーブン・スピルバーグ監督が『ジュラシック・パーク』(1993年公開、128.5億円)で、絶滅した恐竜をまるで生きているかのようにCGで見事に再現し、観客の度肝を抜いたが、数年後、再び『タイタニック』のCG描写が観客を驚かせることになった。  『タイタニック』から約12年後、キャメロンはデジタル3D映画のエポックメイキング的作品『アバター』(2009年公開、156億円)も世に送り出した。この作品の大ヒット以降、日本でデジタル3Dに注目が集まり、一気に普及。その翌年、月刊誌「日経トレンディ」が選ぶ、「2010ヒット商品ベスト30」で「3D映画」が2位に選出された。@@separator■ テレビ局発の映画が続々 象徴的な『踊る大捜査線』シリーズ  アニメ、実写洋画がランキングを席巻する中、実写邦画で孤軍奮闘の状態なのがフジテレビの同名ドラマの映画化『踊る大捜査線』シリーズ。ランキングで8位に入った『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003年公開、興行収入173.5億円)は、長らく実写邦画1位の座にあった『南極物語』(1983年公開、110億円)を抜き、現在の実写邦画歴代1位。俳優の織田裕二が演じた主人公のセリフ、「レインボーブリッジ、封鎖できません!」はあまりにも有名だ。  その5年前に公開された劇場版第1作『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年公開、101億円)も、平成全体で29位にランクイン。『踊る』シリーズはスピンオフを含めてこれまでに計6作の映画が作られ、テレビ局発、テレビドラマ発の映画が多数作られた平成を象徴するシリーズとなった。 ■ “平成最後の大ヒット” 『ボヘミアン・ラプソディ』はどこまで伸びる? @@insert4  そして平成最後に大ヒットといえるのが、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」などの名曲で知られるロックバンド・クイーンの伝記映画、昨年公開の『ボヘミアン・ラプソディ』だ。リアルタイムで彼らの音楽に慣れ親しんだ世代から10代の若者まで、幅広い世代に熱狂的ファンを生み出している。昨年11月9日に公開され、4月12日現在興行収入は128.5億円。配信が開始した今なお劇場公開中で、今後ランキングでどこまで食い込めるかが注目だ。  以上、平成ヒット映画を振り返ってきた。令和はどんな時代になり、そしてどんなヒット作が生まれるのだろうか。(文:安保有希子)

  • 平成元年(1989年)に生まれ、今年30歳となる(左から)佐藤健、岡田将生、仲里依紗、桐谷美玲

    平成元年生まれは今年30歳! 令和に躍進する輝きざかりスターをチェック

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     1989年1月8日にスタートし30年間続いた平成。平成元年に生まれた人は今年で働き盛りの30歳を迎える。芸能界にも今年30歳になる俳優やアーティストが続々。脂ののった年齢で新たな時代「令和」を迎える“元年世代”の顔ぶれを紹介しよう。@@cutter 今年の3月で30歳になったのが佐藤健と千葉雄大だ。昨年NHK連続テレビ小説『半分、青い。』や『義母と娘のブルース』で大活躍を見せた佐藤は、秋には鈴木亮平、松岡茉優と共演する主演映画『ひとよ』の公開が控えている。代表作『るろうに剣心』の続編が2020年夏に公開されることも発表され、30代になった佐藤がどのような剣心を演じるかにも注目が集まる。  千葉は昨年は5本の映画が公開され、連続ドラマにも3作品出演と躍進を見せた。11月には時代劇『決算!忠臣蔵』の公開も待機中、2020年には『スマホを落としただけなのに2(仮題)』に主演と今後も活躍が続きそうだ。  2018年10月期放送のドラマ『今日から俺は!!』でハイテンションな演技と豪快なアクションを披露した賀来賢人は今年の7月で30歳に。俳優としての評価をあげている賀来は5月放送の『ドラマスペシャル 死命~刑事のタイムリミット~』(テレビ朝日系)に出演。『今日から俺は!!』では親子を演じ視聴者の笑いを誘った吉田鋼太郎と共演する。7月には『アフロ田中』(WOWOW)への主演とこれからも硬軟さまざまな演技を見せてくれそうだ。  現在放送中のNHK連続テレビ小説『なつぞら』で広瀬すず演じるヒロインの兄・咲太郎役で出演する岡田将生も8月で30歳に。彼は5月から6月にかけて主演舞台『ハムレット』の上演が待機中。  6月で30歳になる溝端淳平は、6月スタートの連続ドラマ『仮面同窓会』(カンテレ・フジテレビ系)で久々の現代劇の主演に登板。さらに9月スタートのNHK連続テレビ小説『スカーレット』への出演も決まっている。ほかに、個性派俳優として、数々の作品で存在感を発揮する柄本時生も平成元年生まれだ。@@separator 一方、女優陣に目を向けると、今年10月に30歳を迎えるのが女優の仲里依紗。正統派のヒロインから個性的な役まで演じ分ける彼女は今や映画、テレビドラマには欠かせない存在。今年は『フルーツ宅配便』に始まり現在放送中の『東京独身男子』(テレビ朝日系)といった話題作に立て続けに出演している。  平成元年1月に誕生したのは、2009年のNHK連続テレビ小説『つばさ』のヒロインに抜てきされた女優の多部未華子。30歳になった彼女はNetflixの『リラックマとカオルさん』でカオルさんの声を担当。令和幕開けの5月1日と2日には松尾スズキ書き下ろしの主演舞台が控えており、9月には伊坂幸太郎の小説を原作にした恋愛映画『アイネクライネナハトムジーク』の公開も待機中だ。  また、2018年に俳優の三浦翔平と結婚した女優の桐谷美玲も今年の12月で30歳に。女優業以外にもコメンテーターやモデルもこなしてきた彼女の今後の活躍も注目だ。  このほかにも映画『町田くんの世界』が6月に公開されるEXILEメンバーの岩田剛典や3月に結婚を発表したばかりの歌手の西野カナ、ソロ歌手として活躍中の道重さゆみも今年で30歳。さらにはPerfumeの“あ~ちゃん”こと西脇綾香や歌手の岡崎体育、YouTuberのHIKAKINといった顔ぶれも。新しい時代を迎える彼らが、令和に入りどんな活躍を見せてくれるのか目が離せない。(文:スズキヒロシ)

  • 平成のバラエティー番組を彩った(左から)松本明子、森口博子、矢口真里、指原莉乃

    平成のバラエティーで大躍進! 「バラドル」の歴史を振り返る

    エンタメ

     平成の芸能史を語るうえで外せないのが、アイドル出身でおもにバラエティー番組で頭角を現したバラドル(バラエティーアイドル)たちの存在だ。時代の流れにつれ、求められる役割が変化しつつも、それぞれの個性やキャラクターで輝き続けた彼女たちについて振り返ってみよう。@@cutter 70年代~80年代前半の芸能界ではアイドルがお笑いやコント番組などに出演しても、台本通りに「アイドルがコントに出てがんばっている」体で演じられた。それが80年代中盤以降はタレントの生のリアクションや想定外の無茶ぶりから引き出される素の表情などが笑いを取るようになり、バラドル誕生へとつながった。同時に正統派アイドルというジャンルが低調となったことも、アイドルが活躍の場をバラエティーに移していく要因の一つとなった。  バラドルの走りといえる存在は、80年代後半、昭和の終わりごろにブレイクした山瀬まみ、井森美幸、森口博子、松本明子あたりといえるだろう。いずれもアイドル歌手としてデビュー後、歌よりバラエティー番組で重用されるようになったタレントたちだ。  アイドルの登竜門「ホリプロスカウトキャラバン」でグランプリを獲得し、86年3月に松任谷由実作曲(呉田軽穂名義)のシングル「メロンのためいき」で歌手デビューを飾った山瀬は歌唱力にも定評があったが、同年10月に『テレビ探偵団』(TBS)のレギュラー出演をきっかけにバラエティーで頭角を現した。平成元年の89年には『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)のレギュラーとなる。個性を発揮して三枚目的リアクションのできるところがバラエティーとの親和性を生んだ。その後は、『ブロードキャスター』(TBS)での「お父さんのためのワイドショー講座」などの担当を経て、現在も『新婚さんいらっしゃい!』(ABC・テレビ朝日)『天才!志村どうぶつ園』『火曜サプライズ』(いずれも日本テレビ)など第一線での活躍を続けている。  山瀬と前後して井森や森口、以前から深夜番組などでの過激発言で物議を醸していた松本らもバラエティーとフィットし、バラドルの先駆け的存在となった。井森は『郁恵・井森のお料理BAN!BAN!』(フジテレビ)『クイズ世界はSHOW by ショーバイ!!』(日本テレビ)、森口は『クイズ!年の差なんて』『夢がMORIMORI』(いずれもフジテレビ)、松本は『DAISUKI!』『進め!電波少年』(いずれも日本テレビ)などで長年にわたり活躍を見せた。 @@separator 90年にアイドルグループ・東京パフォーマンスドール(TPD)のメンバーとしてデビューした篠原涼子は、バラドルを経て女優として花を咲かせた成功例だ。91年12月から『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ)に出演、体当たりでさまざまなコントやコーナーに挑戦するバラドル的な姿が人気を呼んだ。その後、94年に小室哲哉プロデュースによるシングル「恋しさと せつなさと 心強さと」がヒットし歌手として成功をおさめるが、94年9月にTPDを卒業すると今度は女優として人気を獲得していった。  このように平成に入ってバラエティー番組がジャンルを超えてさまざまな芸能人、タレントの飛躍の場となってきた印象があるが、アイドル自体がバラエティーというジャンルを飲み込んでしまったのが90年代の終わりから2000年代にかけて黄金期を築いた女性グループ、モーニング娘。ではないだろうか。  デビュー前のオーディション時から『ASAYAN』(テレビ東京)を通じ各メンバーに密着、悲喜こもごものドキュメンタリーで感情移入させるモーニング娘。の手法はバラエティーとも親和性が良かった。ナインティナインを中心とした『めちゃ2イケてるッ!』(フジテレビ)や、石橋貴明(とんねるず)と中居正広がMCを務めた『うたばん』(TBS)などでもバラエティーに積極的にチャレンジ。自身の冠番組『ハロー!モーニング。』(テレビ東京)も随所にトークやコントなどを盛り込んだ。モーニング娘。自体はバラドルではないが、アイドルがバラエティーを自分たちの一部として飲み込んだといえるだろう。矢口真里、保田圭をはじめ、グループ卒業後もOGはそれぞれ活躍を見せている。  そして2005年12月に登場したAKB48以降のグループアイドルたちも、多数のバラエティー番組でレギュラー番組を持つ指原莉乃をはじめ多かれ少なかれバラエティー要素を活動の中に取り入れることで人気獲得の手段の一つとしている。現在、アイドル界のトップランナーともいえる坂道グループの乃木坂46や欅坂46などもバラエティーで見せる素の表情がファンに親近感を持たせ、コンサートやイベントの動員につながっている。  アイドルが本職そのままにバラエティーを活動の一環として取り入れてしまった現在、バラドルの役割はアイドルに吸収されていったとみていいだろう。「令和」の時代になり、この流れがどう続いていくのか注目したい。(文:奥住真)

  • 『キングダム』は公開中

    人気マンガ実写化に大ヒットシリーズ完結編も! GWに劇場で観たい映画

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     10連休となる今年のゴールデンウィーク。お盆やお正月以上の大型連休となるが、時間があるGWこそ、映画館の大スクリーンで物語の世界にどっぷり浸かって映画を楽しんでみてはいかがだろうか? 今回はGWにオススメしたい映画をジャンル別にご紹介しよう。@@cutter■ 人気マンガ・アニメ・ゲーム原作が続々! 実写映画  今や邦画にとって、1ジャンルを築いているともいえるマンガ・アニメ・ゲーム原作の映画。GWに観るならば、公開中の山崎賢人主演作『キングダム』は外せない。原泰久のベストセラーコミックを、壮大なスケールで実写化した本作は、山崎のほか、吉沢亮、長澤まさみ、橋本環奈、本郷奏多と旬な俳優がズラリと顔をそろえ、大きな話題を呼んでいる。  GW真っ只中の5月3日からは、大ヒットコミックを原作とし、女優の浜辺美波が主演する同名テレビドラマの劇場版『映画 賭ケグルイ』、人気ゲーム「ポケットモンスター」シリーズをハリウッドで実写化した『名探偵ピカチュウ』も公開される。 ■ コナン、クレヨンしんちゃん…おなじみのシリーズがそろうアニメ映画  GWといえば、欠かせないのが親子で楽しめるアニメ映画。もはや、GWの顔ともいえるコナンとしんちゃんは今年も大盛況。最新作『名探偵コナン紺青の拳(フィスト)』と『映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~』は文句なしの面白さ。また今年は『河童のクゥと夏休み』(2007)や『百日紅~Miss HOKUSAI~』(2015)で知られる原恵一監督の最新作『バースデー・ワンダーランド』も公開中だ。  さらに29年ぶりに復活した「東映まんがまつり」も開催中。爆笑問題の太田光がゲスト声優として参加した『映画 おしりたんてい カレーなる じけん』、テレビ東京系で放送中のアニメの映画化『映画 爆釣バーハンター 謎のバーコードトライアングル! 爆釣れ!神海魚ポセイドン』、小学生女子から根強い人気のある『うちの3姉妹』の映画化『えいが うちの3姉妹』、ダンボール工作が動く不思議なアニメーション『りさいくるずー』の4本立てになっている。@@separator■ 『アベンジャーズ』最終章&見た目は大人、中身は子どもの異色ヒーローも  アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーなどのマーベル・コミックのヒーローたちが共演し、これまで数々の記録を打ち立ててきたメガヒットシリーズ「アベンジャーズ」最新作にして最終章『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、ついに公開された。最強の敵サノスの前に屈した前作『インフィニティ・ウォー 』のその後が描かれ、シリーズ完結編とされている。  一方、DCコミックスからは、見た目は大人だが中身は子どもという異色ヒーロー「シャザム」を映画化した『シャザム!』も公開中だ。 ■ 岸井ゆきの主演作、3つの戦隊が入り乱れる特撮シリーズも!  そのほかにも見逃せない作品が多数ある。息が詰まりそうな潜水艦の中でのドラマをノンストップで描いた『ハンターキラー 潜航せよ』は、現在公開中。ジェラルド・バトラーとゲイリー・オールドマンの熱演が観るものをその世界にどっぷりと引き込む。  また、同じく公開中の『愛がなんだ』は角田光代による同名恋愛小説を、岸井ゆきのと成田凌で映画化した作品。苦しいほどの片思いをどこかおかしく描く。切ない恋、片思いをしている女子必見の映画だ。5月3日公開の『ルパンレンジャーVSパトレンジャーVSキュウレンジャー』は新旧のスーパー戦隊が共闘する「VSシリーズ」の25作目となる作品。今回は、3つの戦隊が入り乱れ、戦いの幕が開く。戦隊シリーズ好きにはたまらない一作といえよう。  大スクリーンで鑑賞するからこそ、映画は楽しい。このGWにお気に入りの一本を見つけ、新作映画を楽しんでみてはいかがだろうか。(文:嶋田真己)

  • 『ハンターキラー 潜航せよ』メインカット

    潜水艦映画にハズレなし!『ハンターキラー 潜航せよ』に備えて観たい鉄板作品

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     “潜水艦”は非常に映画向きの題材である。深海というシチュエーションが生み出す緊張感、見えない敵との攻防戦、そこで繰り広げられる男たちのドラマ。それに核兵器や原子力などの要素もプラスされ、「潜水艦映画にハズレなし」という言葉もあるように、これまで多くの傑作を生み出してきた。そこで今回は、4月12日に公開される潜水艦映画『ハンターキラー 潜航せよ』に備え、これらの要素を備えた絶対に観ておきたい作品をピックアップ。@@cutter■『眼下の敵』(1957) 激しい戦いの末に生まれる男たちの友情 @@insert1  第二次大戦中の大西洋を舞台に、アメリカ軍の駆逐艦とドイツ軍の潜水艦“Uボート”の戦いを描いた古典的名作が、『眼下の敵』だ。海軍全面協力のもと、実際の駆逐艦を使用した迫力の映像もさることながら、最大の見どころは、海上と海中で相対する男たちのヒリヒリするような頭脳戦。戦争という殺し合いの中、総力を駆使した一進一退の攻防は、さながらスポーツを観ているような感覚。息詰まる戦いの中、双方の艦長は次第に互いの力量に尊敬の念を抱くようになる。製作から60年以上経った今でも、決して色褪せない名作中の名作だ。 ■『U・ボート』(1981) 狭く、息苦しく、逃げ場のない、潜水艦乗りの過酷さ @@insert2  ドイツ映画史上空前の製作費をかけて製作され、第二次大戦中のドイツ軍の潜水艦 “Uボート”の乗組員たちの過酷な任務を描いた傑作『U・ボート』。本作に派手なドンパチを描く戦闘シーンはない。描かれるのは、戦争における尋常ならざる緊張感と過酷さだ。任務を受けた乗組員たちは、ただでさえ狭すぎる艦内で、荒れる海を乗り越え、敵と交戦する。そして海上からの激しい攻撃にじっと耐えたかと思えば、損傷を受けた艦は海底で停止。精神も肉体も疲弊しきった彼らに、今度は船体圧壊の恐怖が襲いかかる。息苦しくなるほどの臨場感を、ぜひ味わっていただきたい。 ■『レッド・オクトーバーを追え!』(1990) 冷戦が生んだ、最新鋭原子力潜水艦の脅威 @@insert3  潜水艦の役割が大きく変化した冷戦時代を舞台にした傑作が『レッド・オクトーバーを追え!』だ。姿を消したソ連の最新鋭原子力潜水艦レッド・オクトーバーをめぐる、米ソ争奪戦を描いた本作。核兵器と原子力の登場により、潜水艦はいつでもどこからでも核ミサイルを発射できるという、世界の終わりを招きかねない危険な兵器として描かれるようになった。本作では、核兵器を積んだ“探知不能”の潜水艦がいかに世界にとって脅威であるかを描きつつ、さらにそれを扱う人間の資質の重要性もしっかりと描いていく。核戦争の恐怖、潜水艦、そして人間の資質という要素をうまく絡めた、冷戦が生んだ傑作と言えるだろう。@@separator■『クリムゾン・タイド』(1995) 極限状態で対立する上司と部下 @@insert4  同じく“原子力潜水艦による核戦争の脅威”を変わったアプローチで描いた作品が『クリムゾン・タイド』だ。ロシアで反乱が起き、アメリカと日本への核攻撃の危険が高まる中、アメリカの原子力潜水艦アラバマ号は、ロシアからの核攻撃に備えて出航する。事態が深刻化する中、ついにアラバマに対し「ロシアより先に核ミサイルを発射せよ」との命令が下るのだが、次の命令を受信する途中で敵の攻撃に遭い、アラバマは通信不能に陥ってしまう。発射は中止か続行か。その是非を巡って艦長と副艦長は激しく対立する。アメリカによる反乱の鎮圧や核攻撃の阻止を描くのではなく、アメリカ潜水艦内の混乱を描くことで核戦争の脅威を伝えるという脚本が非常に秀逸。艦長を演じるジーン・ハックマンと、副艦長のデンゼル・ワシントンの演技合戦は見ごたえたっぷりで、名優の演技と潜水艦という設定をうまく活用した傑作サスペンスに仕上がっている。 ■『ハンターキラー 潜航せよ』(2018) 豪胆な艦長が挑んだ最大の賭け  21世紀以降、潜水艦を題材にした映画は激減。潜水艦自体が機密情報の塊であるため情報がないこと、そして時代の流れで敵といえばテロリストが中心となり、映画の中で潜水艦が活躍する機会が減ってしまったことが大きな原因だろう。 @@insert5  そんな中、満を持しての登場となったのが最新作『ハンターキラー 潜航せよ』だ。ロシア近海でアメリカの潜水艦が行方不明となる。その捜索に米原子力潜水艦ハンターキラー号が向かう中、ロシアでクーデターが発生。事態は核戦争の危機に発展していく。注目すべきは、海軍の全面協力を得て描かれる原子力潜水艦内部の描写だ。これは過去の名作でも実現しなかったことであり、それだけでも十分に観る価値がある。そして元潜水艦艦長が脚本に参加しているとあって、リアリティのあるサスペンスとアクションが展開。潜水艦だけでなく、ネイビーシールズの作戦も同時進行で行われ、それがキッチリと結実していく点はさすがだ。極めつけは、ジェラルド・バトラー演じる艦長が下す最後の決断。海軍の男たちの肝の座った決断力に驚くこと間違いなしなので、ぜひ劇場でその豪胆さを味わってほしい。(文:稲生稔)  映画『ハンターキラー 潜航せよ』は4月12日より全国公開。

  • 松たか子初主演、岩井俊二監督『四月物語』より

    松たか子、ガッキーの初主演作も! 進学・就職で上京する人にお勧めの映画7選

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     進学・就職などで上京や、新生活をスタートする人が多いこの季節。期待とともに不安や心配を抱えている人も多いことだろう。今回は、上京・新生活をする人を勇気づける、あるいは自身の上京・新生活を思い起こさせるような映画をピックアップし、紹介しよう。@@cutter■ 『四月物語』(1998) 松たか子の初々しい映画初主演作 @@insert1  上京ものとして忘れてはならないのが岩井俊二監督の『四月物語』だ。松たか子を主演に迎えた本作は、上京したての女子大学生の日常を、岩井監督ならではの美しい映像で瑞々しく描いていく。本作が映画初主演の松の初々しさに、鑑賞者は上京した当時を思い出し、懐かしさを感じるだろう。初めての一人暮らしを送ることへの不安と期待がうまく表現されている1作だ。 ■ 『NANA』(2005)“こんな青春送りたかった!” 矢沢あいの人気漫画の実写化 @@insert2  矢沢あいの人気漫画を中島美嘉と宮崎あおい主演で実写化した『NANA』。どこにでもいるミーハーな女の子・小松奈々(宮崎)とバンドで有名になるという強い思いを抱いている大崎ナナ(中島)が、上京する途中の列車で出会うところから始まるこの物語。これぞ青春という空気感たっぷりに描いた本作は、「こんな青春が送りたかった!」と思う女子も多いことだろう。実は本作は、中島、宮崎だけでなく、松山ケンイチや玉山鉄二、松田龍平など、人気俳優を多数輩出している。 ■ 『恋するマドリ』(2007) 新垣結衣が映画初主演 恋に落ちる美大生を好演 @@insert3  新垣結衣が映画初主演した『恋するマドリ』。本作は、初めて一人暮らしをする美大生が、運命の出会いを重ねて成長する姿を描いたラブストーリー。フレッシュな新垣の演技は本作の設定ともぴったり。「ガッキーのような恋をしたい!」と上京に憧れを持つ人も多いのでは? 本作は『勝手にふるえてろ』で強い印象を残した大九明子監督の長編映画2作目だが、当時から監督ならではの笑いが随所に散りばめられていることも注目してご覧いただきたい。 ■ 『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018) ネット上での新たな出会い、そして別れ… @@insert4  ディズニー映画『シュガー・ラッシュ』の続編で、インターネット世界での冒険を描いた『シュガー・ラッシュ:オンライン』も、新たな旅立ちを描いた作品だ。ゲーム「シュガー・ラッシュ」消滅の危機を救うため、ネットの世界に飛び出したゲームキャラクターのラルフとヴァネロペだが、新たな出会いや意見の違いから、2人はある大きな決断を下す。直接的に上京や新生活を描いた作品ではないが、彼らの旅立ちは新生活に不安を抱える人たちに勇気を与えてくれることだろう。@@separator■ 『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』(2016) 80年代の青春の記憶を呼び覚ます! @@insert5  上京、そして大学進学という新生活を追体験できる作品が『エブリバディ・ウォンツ・サム!!世界はボクらの手の中に』。舞台は1980年のテキサス。野球推薦で大学に入学した主人公の授業が始まるまでの数日間の濃密な時間を描く。寮の先輩たちとディスコで大騒ぎするなど、まさに青春という日々が映し出される。イーサン・ホーク主演の『ビフォア』シリーズで知られるリチャード・リンクレイター監督が、自身の青春を徹底的に再現。80年代に青春を謳歌した世代にとって、当時の記憶を呼び覚ます作品ともいえよう。 ■ 『シング・ストリート 未来へのうた』(2015) あの子を振り向かせるために…MTV世代直撃のバンドムービー @@insert6  ジョン・カーニー監督の半自伝的映画『シング・ストリート 未来へのうた』も新生活を思い起こさせる作品だ。舞台は1980年代のアイルランド・ダブリン。さえない日々を送る14才の少年が、一目惚れした少女を振り向かせるためにバンドを組み、音楽活動に奔走する。次第にバンドが主人公の人生を大きく揺るがすものとなり、イギリスを目指すように…。主人公が海を渡るラストは、新生活へと飛び込む者の背中を優しく押してくれる。 ■ 『ロックンロールミシン』(2002) 冴えない主人公が脱サラ 新たな世界に飛び込む! @@insert7  少し毛色は違うが、行定勲監督が池内博之、加瀬亮、りょうら出演で撮った『ロックンロールミシン』もお勧めだ。仕事も恋愛もうまくいかない日々を送る主人公が、高校の同級生と再会し、自分たちのブランドを立ち上げるために奮闘する物語。主人公の賢司(加瀬)は会社を辞め、新たな目標にまい進する。新たな生活に飛び込み、若者らしさ満開で突き進む姿はまさに青春。挫折を知らずに突っ走る彼らに、若かりし頃の自分を重ねる人も多いはず。  上京、新生活に不安は付き物。しかし、同時に大きな可能性への期待も広がる。映画の主人公たちに背中を押され、大きな一歩の活力にしてもらいたい。(文:嶋田真己)

  • この春、高校を卒業した(左から)浜辺美波、岡田結実

    浜辺美波に岡田結実も! この春高校を卒業した人気若手女優・俳優たち

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     3月は卒業の季節。今をときめく若手女優、俳優らの中にも、タレント業の傍ら高校生として勉学に励み、立派に卒業を迎えた者がいる。今回は、2019年春、めでたく高校を卒業し、今後の活躍がさらに期待できる5人の若手女優・俳優を紹介しよう。@@cutter■ 10代を代表するトップ女優 浜辺美波 @@insert1  まずは、昨年公開の映画『センセイ君主』でヒロインを演じたほか、映画化も決定したドラマ『賭ケグルイ』(MBS・TBS系)で主演を務める浜辺美波だ。東宝シンデレラオーディション ニュージェネレーション賞を受賞して2011年に芸能界入りした浜辺は、同年に女優デビュー。映画『君の膵臓を食べたい』(2017)のヒロイン役で日本アカデミー賞新人俳優賞のほか、多くの映画賞を受賞し、10代を代表するトップ女優になった。中学時代は、地元・石川県から東京に通いながら仕事と学業を両立させてきた。東京の高校を卒業した今、彼女へのオファーが高まるのは間違いないだろう。今後は菅田将暉が主演する映画『アルキメデスの大戦』(7月26日公開)、神木隆之介、中村倫也と共演する映画『屍人荘の殺人』(2019年公開予定)などが控えている。 ■ 芸能一家のサラブレッド 岡田結実 @@insert2  次に注目したいのが岡田結実だ。父親がお笑いコンビ・ますだおかだの岡田圭右で、母親も元お笑いタレント、兄は俳優の岡田隆之介と、芸能一家で育った彼女。1歳で子役ファッションモデルとしてデビューして以降、長らくモデルを生業としてきたが、映画『傷だらけの悪魔』(2017)で女優デビュー。2019年1月クールのドラマ『私のおじさん~WATAOJI~』(テレビ朝日系)で連ドラ初主演、バラエティ制作会社のポンコツ新人ADを体当たりで演じて好評だ。以前、クランクイン!のインタビューで「目指すはバラエティでも女優でも一線級で活躍できるバラエティ女優」と語っていた岡田。テレビ番組で父親のギャグ「閉店ガラガラ」「ワオッ!」をノリノリで披露する度胸に加え、演技もOKと、その一歩を見事踏み出せた形だ。 ■ 乃木坂ではセンターを経験、女優業も順調 与田祐希 @@insert3  アイドルグループ乃木坂46の人気メンバーの1人、与田祐希も今年高校を卒業した。2016年に3期生として乃木坂46に加入。翌2017年には18thシングル『逃げ水』で同期の大園桃子と共にセンターに選抜され、同年にはソロ写真集『日向の温度』を発売。2018年にはテレビ東京とNetflixが新設したドラマ枠“木ドラ25”第4弾『モブサイコ100』で連続ドラマに初出演を果たした。そのほか乃木坂46、欅坂46、けやき坂46(のちに日向坂46に改名)が初競演を果たす『ザンビ』プロジェクトにも参加し、アイドルのみならず女優としても需要は高まるばかりだ。@@separator■ 『龍馬伝』注目の子役もついに高校を卒業! 濱田龍臣 @@insert4  子役出身の濱田龍臣もこの春、高校卒業だ。2010年のNHK大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の幼少期を演じて注目を集めた。大きな転機は2017年、人気作家・乙一がシリーズ構成を手がけた特撮テレビシリーズ『ウルトラマンジード』(テレビ東京系)で主人公・朝倉リクに抜てきされたこと。自身がウルトラマンファンだったこともあり、演技に込めた熱い思いは幅広い世代に届き、熱烈な支持を受けた。 ■ 橋本環奈の“初恋の男性”を好演中 板垣瑞生 @@insert5  そんな濱田や、女優の橋本環奈らと現在ドラマ『1ページの恋』(AbemaTV/毎週月曜23時)で共演中の板垣瑞生も、この春高校を卒業した。板垣が注目を集めたのは、2015年の映画『ソロモンの偽証』前後編。オーディションで準主役の神原役を射止め、見事、日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞し、一気に名を馳せることに。以降、NHK大河ドラマ『花燃ゆ』、ドラマ『精霊の守り人』(NHK総合)にシーズン2より参加。ボーカルダンスユニットM!LK(ミルク)のメンバーでもある。  学業とタレント業という2足のわらじを歩んできた5人。高校を卒業し、彼ら彼女らの今後の活躍が楽しみだ。(文:安保有希子)

  • 霜降り明星の粗品

    史上初「M-1」「R-1」2冠の粗品 “高速フリップネタ”は19歳で完成していた!

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     10日に開催された『R‐1ぐらんぷり2019』(カンテレ・フジテレビ系)で、2542人の頂点に立った霜降り明星・粗品。昨年末の『M-1グランプリ2018』(テレビ朝日系)に続いて、史上初の2冠を達成した。しかも、両大会の史上最年少覇者と記録づくしだ。今大会で披露した2本のネタは、弱冠19歳で完成していたというから、トリプルの驚きだ。@@cutter■ 史上初の2冠も「心残り」を生んだ異例の勝利  粗品は、「R‐1」で2年連続2度目の決勝進出を果たすと、決勝1回戦Bブロックでは同じよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の大先輩・おいでやす小田と同点(6点)に並び、審査員の数で上回った者が勝ちという大会ルールにのっとり、1名の差で薄氷の勝利となった。続くファイナルステージでも、Aブロック勝者のセルライトスパ大須賀と同点(7点)。結果、審査員数が2名多く、初の栄誉をゲットした。  2007年にチュートリアル・徳井義実があと一歩まで迫りながらも達成できなかった「M‐1」との2冠だが、粗品にとって“完勝”とならなかったのは、無念の材料のようだ。審査員数が決め手となった異例の勝利に、「圧勝したほうがカッコよかった。なんか怪しいですよね。その怪しさを残してしまったのは心残り」と漏らした。しかし、ここまでの道程と「R‐1」への執念はホンモノだ。 ■ 19歳で完成していた“高速フリップ芸”  「R‐1」に焦点を絞ったのは、高校3年生のとき。霜降り明星を結成する2年前だ。翌年となる2012年、若手芸人の登竜門といえる大型特番『オールザッツ漫才2012』(毎日放送)で、まさかの初優勝。番組史上最年少記録となる弱冠19歳にして、よしもと所属前というダブルインパクトだった。このとき、司会者の笑い飯からマイクを向けられた粗品は、「今、未成年ですけど、成人したらスーツ着て、漫才をやりたいです」と願望を語っている。  今大会で披露した高速フリップネタの半分は、この『オールザッツ漫才2012』優勝時に完成していた。使用した手描きフリップ(ネタ)は、19歳のときにあまたの先輩芸人を大爆笑させたものだった。 ■ 苦杯を舐め続けたR‐1をついに制覇 それでも口にしたのは“コンビ愛”  「R‐1」は2009年の第7回大会から出場している。12年が唯一の3回戦敗退で、11年と以降の13年から17年までは、準決勝まで駒を進めている。何度も苦杯をなめてきた。事前VTRで、「R‐1でした嫌な思いは、R‐1でしか仕返しできひんと思ってる。M‐1では優勝しましたけど、R‐1の恨みは晴らせてない」と語ったのも、納得できる。  高校生のときからすでに周囲から「天才」と呼ばれ、進学した同志社大学を中退してまで、お笑い一本に絞った。ピン芸人から漫才師に転向する際、仲間の多くは反対した。それでも、漫才師という夢を選んだ。誰もが注目した相方は、同じく高校生のときからアマチュア活動をしていたせいや。    しかし2人は、「第38回ABCお笑いグランプリ」、「第7回ytv漫才新人賞」、昨年末の「M‐1」で優勝。“偉才”粗品が見定めたせいやもまた、たしかな腕の持ち主だった。優勝直後、粗品は相方と電話で話している。「『めちゃくちゃおもろかったわ』と言われました。『M‐1で優勝したときより、俺はうれしかったわ』と。そんなヤツいます? 僕も気が引き締まる。早くせいやに会いたいですね」。粗品は、美しくも熱い相方愛を口にしている。そして、深夜にツイッターを更新。「R‐1優勝しました そんな僕より間違いなく面白いのが、せいやです 霜降り明星をよろしくお願いします」。重んじたのはやはり、せいやだった。  4月から2人は拠点を大阪から東京に移す。“霜降り無双”に拍車をかかるのは、確実だ。(文:伊藤雅奈子)

  • 2019年の新成人 (左から)橋本環奈、広瀬すず、齋藤飛鳥

    広瀬すず、橋本環奈、齋藤飛鳥…2019年新成人の芸能人たち

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     今年成人を迎える人は全国で125万人(総務省統計局発表)。映画やドラマなどエンターテイメントの世界で活躍する芸能人にも新成人となる女優や俳優、アイドルたちが多数いる。本記事ではそんな2019年の新成人たちをピックアップして紹介しよう。@@cutter■広瀬すず @@insert1  まずは、昨年大みそか放送の『第69回NHK紅白歌合戦』で紅組司会という大役を務め上げた女優・広瀬すず。1998年6月19日生まれで、すでに誕生日を迎えている20歳。映画、ドラマを中心に活躍し続けている彼女、今年の注目はなんと言っても、4月から放送されるNHK連続テレビ小説『なつぞら』のヒロイン役だろう。半年間という長丁場で放送される朝ドラ。本作でさらに彼女に魅了される人たちが増えることは間違いないだろう。 ■橋本環奈 @@insert2  1999年2月3日生まれで現在19歳の橋本環奈も今年の新成人だ。昨年は、連続ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)、『FINAL CUT』(フジテレビ系)、映画『銀魂2 掟は破るためにこそある』に出演し、さらには『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系/毎週木曜19時56分)の人気コーナー「ゴチになります!」といったバラエティー番組でも活躍を見せ、大きな飛躍を遂げた。今年は堤幸彦監督の映画『十二人の死にたい子どもたち』(1月25日公開)、や人気漫画を実写化する映画『キングダム』(4月19日公開)へ出演する。写真集『NATUREL』も2月3日に発売するなど、その勢いは止まりそうにない。 ■齋藤飛鳥 @@insert3  昨年末に「第60回レコード大賞」を受賞したアイドルグループ・乃木坂46の人気メンバー、齋藤飛鳥。1998年8月10日生まれで、グループ加入当初は中学生だった彼女も新成人。アイドルのみならず、女優業にも精力的で、昨年は映画『あの頃、君を追いかけた』ではヒロインを演じ、今月23日スタートのドラマ『ザンビ』(日本テレビ/毎週水曜24時59分)では連続ドラマ初主演を務める。乃木坂46の数多くの楽曲でセンターを担った西野七瀬が卒業し、グループの中心メンバーである彼女には、さらなる期待が寄せられることだろう。 ■中川大志 @@insert4  男性では、1998年6月14日生まれの中川大志が新成人。昨年のヒットドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)に出演し、“天馬くん”こと馳天馬役で一躍人気者となった中川。今月10日からスタートしたドラマ『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系/毎週木曜22時)に主要キャストで出演中。竹内結子演じるスキャンダルやトラブルの裏側を主戦場に活躍する異色の弁護士の下で働く、新人エリート弁護士を演じている。  そのほかにも、アイドルグループ・欅坂46の長濱ねる、女優の葵わかな、平祐奈、現在放送中のドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)に出演中の女優・福原遥も新成人だ。  新成人となり、さらにフレッシュな活躍を見せてくれるだろう彼女、彼らたちに期待しよう。

  • 『いだてん~オリムピック噺~』

    異色の近現代大河『いだてん』は宮藤官九郎ドラマの醍醐味が凝縮!  

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     1912年のストックホルムオリンピックから1964年の東京オリンピックまでの近現代を描く異色のNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』(以下『いだてん』)が、6日から始まった。脚本は宮藤官九郎。2013年の連続テレビ小説『あまちゃん』をはじめ印象的な作品を執筆しているが、この大河も、そんな宮藤作品のエッセンスが詰め込まれたぜいたくな作品であることが言えそうだ。@@cutter■ 遊び心あふれる「ナレーション」  本作の特徴的の1つが、ビートたけし演じる五代目古今亭志ん生が語り手となり、明治・昭和の東京を行き来する点。第1回では、そんな志ん生の若かりし日の青年・美濃部孝蔵(森山未來)が画面に出てくると、志ん生は、「この死んだ目をした青年こそがのちの、あたくしでございます」と自虐的に“自己紹介”。一方で孝蔵も、50年後の自分に向かって「ちんたら、ちんたらしゃべりやがって」とやり返す。  こうした「ナレーション」「語り」で遊ぶ手法は、宮藤作品のファンならおなじみのアプローチだ。  例えば、日曜劇場『ごめんね青春!』(TBS系)第3話。平助(関ジャニ∞・錦戸亮)の亡き母みゆき(森下愛子)は、彼の部屋にある観音菩薩像に宿っているという設定なのだが、その菩薩が「なんかさー、ウィキペディアに観音菩薩は男だって書いてあるらしいの。ひどくない?」といきなりわれわれ視聴者に呼びかけたこともある。 ■ 時間軸を自在に操る  半世紀を股にかける『いだてん』だが、時代を行き来するのも宮藤の得意技だ。  TOKIO長瀬智也とV6岡田准一のダブル主演ドラマ『タイガー&ドラゴン』(TBS系)。落語家・どん兵衛(西田敏行)が披露する噺の途中、劇中劇のような形で落語の続きが再現される。そこは江戸時代。江戸っ子となった長瀬や岡田らがちょんまげと着物姿で噺の登場人物を演じている。同作は現代劇だが、実は徐々に、どん兵衛の話していた古典落語と巧みにリンクしていくのも絶妙である。  そのほか、『木更津キャッツアイ』(TBS系)も、物語の裏に隠されていたもう1つのストーリーを、一度映像を“巻き戻し”て見せる手法も斬新だった。ほかにも『あまちゃん』では、ヒロイン天野アキ(のん)が、母・春子(小泉今日子)の青春時代(若き日の春子は有村架純)を回想する際、80年代の母と現在の自分をシンクロさせていた。  『いだてん』は、時間軸を自在に操る達人・宮藤にとって、その本領がいかんなく発揮できる作品といえよう。 @@insert1 ■ 「仲間」の存在  『いだてん』にはさらに過去作と共通点がある。それは「仲間」の存在だ。『木更津キャッツアイ』や『ゆとりですがなにか』(日本テレビ系)、映画『GO』にも、主人公にはいつも仲間がいた。今回の『いだてん』も、これまでと同じく仲間が一丸となる物語であり、その規模がこれまでで最大の“国家レベル”になったのではないか。 ■ 日本と日本人の分岐点を描く  今回、宮藤は大河ドラマの執筆をオファーされた際、戦国時代にも幕末にもあまり思い入れがなく、結果、「東京」「オリンピック」に行きついたと述べている(NHKドラマ「ドラマトピックス」より)。  『あまちゃん』の舞台は、宮藤の故郷・宮城がある東北。物語の中では東日本大震災前も描かれた。ただ自身の思いとしては「震災があったから東北でやろうと思ったわけでない。表現するのによかったのが東北だった」と話しているが、いずれにしても、新幹線の開通など日本の発展を加速させた1964年の東京五輪、そして3.11という、まさに近現代の日本の分岐点となった物語を書くことになったわけである。  このように、さまざまな意味で宮藤の記念碑的作品とも言える『いだてん』。われわれも、楽しみながら並走していきたい。(文・塚田均)  本日放送の第2回「坊ちゃん」では、日本初のオリンピック選手となった金栗四三(中村勘九郎)の知られざる少年時代が描かれる。軍人に憧れ海軍兵学校を受けるも不合格になり、落ち込む四三。幼なじみのスヤ(綾瀬はるか)に励まされ、嘉納治五郎(役所広司)が校長を務める東京高等師範学校への進学を決意。運命の出会いが近づいていた…。

  • (左上から時計回りに)上白石萌歌、永野芽郁、川栄李奈、大原優乃、福原遥、今田美桜

    永野芽郁、今田美桜、川栄李奈ら『3年A組』注目の生徒役キャスト一挙紹介!

    エンタメ

     俳優・菅田将暉の熱演と、謎が謎を呼ぶ物語に初回から多くの視聴者が注目したドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)。緊張感ある画作りやサスペンスフルな展開もさることながら、目を奪われるのは生徒役を務める俳優たちの充実ぶり。すでに主演作のある人気者から、今後ブレイク必至の若手まで“3年A組”の注目キャストをピックアップ!@@cutter@@insert1  菅田演じる主人公の教師・柊と同様、物語を牽引するヒロイン・茅野さくらを演じるのは、2018年上半期のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』で主演を務めた永野芽郁。彼女が演じるさくらは、3年A組の学級委員ではあるものの、自己主張もせず淡々と委員の仕事をこなすことから、影で“奴隷”と呼ばれているという役どころ。水泳部のエースだった女子生徒・景山澪奈(上白石萌歌)に憧れを抱いていたことから仲良くなるものの、いじめのターゲットになった澪奈と疎遠になってしまう。第1話ではさくらが、澪奈を侮辱した不良生徒に、強烈な膝蹴り(WWE所属のプロレスラー・中邑真輔の必殺技“ボマイェ”)を浴びせるという意外な一面も描かれた。 @@insert2  さくらと仲が良かったものの、自殺してしまう景山澪奈を演じているのは、2018年放送のドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)にも出演した上白石萌歌。2011年に芸能界デビューを果たした彼女は、テレビドラマや映画への出演を重ねつつ、2016年からは舞台にも進出。2018年は『続・時をかける少女』、『るろうに剣心』に出演しながら、昨年は細田守監督のアニメ『未来のミライ』で声優に挑戦するなど活動の幅を広げている。本作は彼女演じる澪奈の死の真相と、教師・柊との関係が重要なテーマに。映像や舞台で培われた演技力で、ミステリアスな少女を体現している。 @@insert3  澪奈のかつての親友・宇佐美香帆を演じるのは川栄李奈。2015年にAKB48を卒業すると、2016年のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』を皮切りに、テレビドラマへの出演が急増。さらに2017年以降は映画『亜人』『センセイ君主』などの話題作にメインキャストとして出演し、2018年には初の主演映画『恋のしずく』も公開されている。そんな川栄が演じる香帆はコミュ力高めなクラスの中心人物。澪奈がさくらに急接近したことを快く思っていないようで、今後のストーリーのキーパーソンになりそうなキャラクターだ。 @@insert4  香帆同様、クラスの中心的な女子生徒・諏訪唯月を演じるのは今田美桜。読者モデルとしても活動する唯月は、まさにクラスメートの憧れ。第1話でも、クラスを人質に取った柊に対して物怖じしない態度で“大物ぶり”を見せつけた。演じる今田も高校生のころから地元の福岡で芸能活動を開始。上京後は、2017年に月9ドラマ『民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜』で高橋一生と共演し、2018年には『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の愛莉役でブレイク。さらにCMや雑誌グラビアへの出演も多く、今年2019年はさらなる飛躍が期待されている。 @@insert5  女子生徒が存在感を発揮するクラスの中で、不良生徒として我が道を行くのが片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)演じる甲斐隼人。隼人は、圧倒的な力で生徒たちを支配していく柊に対して、正面から食ってかかる向こう見ずな男子生徒。180cmを超える長身と、ステージできたえられた身体能力が、今後劇中でどのように活かされるか注目だ。  恋愛体質な女子生徒・水越涼音を演じるのは、子役として芸能界デビューし、NHK Eテレ『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』でメインキャラクターの“まいんちゃん”役を務めた福原遥。第1話のラストでは、涼音の彼氏が柊によって刺殺されるという衝撃的な展開に。これから涼音がクラスの中でどんな立ち回りを見せてくれるのか見逃せない。  今後、物語で重要な役割を果たしそうなのが、電脳部に所属するアニメ好きの女子生徒・堀部瑠奈。演じる森七菜は、2017年に園子温監督のオリジナルドラマ『東京ヴァンパイアホテル』のヒロイン役で女優デビューを果たした新鋭。キャリアは浅いながらも映画『心が叫びたがっているんだ。』や、ドラマ『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)などの話題作で重要な役を射止めている。今年公開予定の新海誠監督最新作『天気の子』では、ヒロインの陽菜に抜てきされた。今後ブレイク必至の彼女が演じる瑠奈が抱える“ある秘密”が、今後の物語のカギになりそうだ。  曲者ぞろいの3年A組の中で、目立たぬように振る舞う辻本佑香を演じるのは、ダンス&ボーカルユニットDream5の元メンバーでもある大原優乃。2016年のグループ活動終了後は、ソロとしてモデルや舞台女優としての活動をスタート。2018年には『99.9‐刑事専門弁護士‐ SEASON II』(TBS系)に出演するなど、女優として急成長中。今回のドラマでどれだけインパクトが残せるか期待したい。(文:スズキヒロシ)

  • 2019年1月期には実力派人気女優の主演作がズラリ (左から)北川景子、常盤貴子、竹内結子、深田恭子

    <19年1月期新ドラマ>人気実力派女優の主演作が勢ぞろい ネクストブレイク若手にも注目

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     昨年を振り返ると、田中圭や中村倫也、志尊淳など、ドラマから大ブレイクを果たした俳優が多い。彼らの共通点は、イケメンであることはもちろん、確かな演技力を持っていること。ブレイク後も、ドラマ、映画に引っ張りだこなのは、その証拠ともいえよう。その反動か、2019年1月期のドラマラインナップを見ると、女優が主演する作品が多く見られる。果たして、2019年はどの作品、俳優・女優がブレイクするのか。注目作の見どころを紹介しよう。@@cutter 北川景子が主演する大ヒットシリーズ『家売るオンナ』の続編となる『家売るオンナの逆襲』(日本テレビ系/1月9日より毎週水曜22時)は高視聴率が期待されるドラマの一つだ。同ドラマは、テーコー不動産新宿営業所で働く営業ウーマン・三軒家万智(北川)があらゆる手段を使って家を売りまくる物語。第1シリーズは2016年7月期に放送され、平均視聴率11.6%を記録。続く、2017年5月に放送されたスペシャル版でも13.0%を獲得した。待望の続編では、仲村トオル、工藤阿須加、千葉雄大、イモトアヤコらおなじみのメンバーに加え、本作から松田翔太が万智のライバル役で出演し、物語を盛り上げる。  このほか1月期には、常盤貴子主演で、大人気の米ドラマをリメイクしたリーガルドラマ『グッドワイフ』(TBS系/1月13日より毎週日曜21時)、木村佳乃が遺産を狙う悪女を演じる『後妻業』(関西テレビ・フジテレビ系/1月22日より毎週火曜21時)、竹内結子が情報を操作し影で社会を動かす“スピン・ドクター”に扮する『スキャンダル専門弁護士 QUEEN』(フジテレビ系/1月10日より毎週木曜22時)、深田恭子が永山絢斗と横浜流星、中村倫也から想いを寄せられるラブコメディー『初めて恋をした日に読む話』(TBS系/1月15日より毎週火曜22時)など、人気・実力ともに備わった女優が主演するドラマが並ぶ。@@separator 一方、菅田将暉が主演する学園ミステリードラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系/1月6日より毎週日曜22時30分※初回は22時スタート)は、菅田が初めて教師役を務めることで話題になっている。卒業まで残り10日となったある日、担任教師の柊一颯(菅田)は、生徒を前に「今から皆さんには、人質になってもらいます」と言い放つ。そして、柊は「最後の授業」として、数ヵ月前に自ら命を落とした「ある一人の生徒の死の真相」についての授業を行い…。  生徒役には、永野芽郁、GENERATIONS from EXILE TRIBEの片寄涼太、上白石萌歌、川栄李奈を始め、若手実力派がずらりと並ぶ。さらに、ネクストブレイクの期待がかかる新人俳優・女優も加わり、豪華な顔ぶれが実現。2011年放送の『高校生レストラン』(日本テレビ)が神木隆之介や川島海荷、野村周平、2012年放送の『黒の女教師』(TBS)が土屋太鳳、千葉雄大、山崎賢人を輩出したように、本作からもブレイクする俳優・女優が出るのか、注目だ。  最後に、宮藤官九郎が五輪をテーマに描いた大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』(NHK総合/1月6日より毎週日曜20時)も紹介しておこう。同作は、日本で初めてオリンピックに参加した男と日本にオリンピックを誘致した男を中心に描く作品。中村勘九郎がストックホルム五輪に出場した金栗四三を、阿部サダヲが組織委員会事務総長として東京オリンピックを成功に導いた田畑政治を務め、綾瀬はるか、生田斗真、杉咲花、永山絢斗、竹野内豊、中村獅童ら豪華キャストの共演で贈る。  果たして、2019年にブレイクをするのは誰か。また、どの作品がブームを巻き起こすのか。期待しながら放送を待ちたい。(文:嶋田真己)   ※文中視聴率は全てビデオリサーチ調べ/関東地区

  • (左から)志尊淳、山田孝之、竹野内豊、西島秀俊

    山田孝之、志尊淳、竹野内豊、嵐の二宮和也&松本潤も! 2019年の年男

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     生まれ年がその年の干支にあたる男性のことを“年男”と呼ぶ。ほかの干支よりも歳神様のご加護を多く受けることができるとの言い伝えから、年男は縁起のいいものとされている。さて、2019年は亥年。イノシシを干支に持つ年男の俳優の中から、運をも味方につけ、一層の活躍が期待される俳優をピックアップした。@@cutter■ 葛藤を抱えた役で高評価 志尊淳  今回の年男で最年少の注目株が、24歳の志尊淳だ。スーパー戦隊『烈車戦隊トッキュウジャー』(テレビ朝日系)で主人公ライトを演じ、幅広い世代で有名になった。その後も徐々に活動の場を広げ、2017年に舞台初主演。2018年には主演ドラマ『女子的生活』(NHK総合)でトランスジェンダーのヒロイン、みきを演じて、コンフィデンスアワード・ドラマ賞の主演男優賞を受賞。さらにNHK連続テレビ小説『半分、青い。』ではヒロイン鈴愛の友人でゲイのボクテ役を熱演。内面に葛藤を抱えた役を演じられる演技派としての評価を高めた。  今年は映画『フォルトゥナの瞳』、1月クールのドラマ『ハケン占い師アタル』(テレビ朝日系/毎週木曜21時)に出演する。振り切った役も、複雑なキャラクターも演じ分けられるとあって、2019年の志尊はさらに重宝されそうだ。 ■ 大河主演で国民的俳優へ成長 鈴木亮平  36歳組の層は厚い。なかでも、2018年の顔ともいえる鈴木亮平は、2014年のドラマ『天皇の料理番』(TBS系)で体重を20kg減量、2015年の映画『俺物語』で体重を30kg増やすなど、演じる役柄によって体格まで変化させる“カメレオン俳優”として知られている。そのカメレオンぶりをパワーアップさせたのが、初出演にして主演を務めたNHK大河ドラマ『西郷どん』だ。体重の増減は過去最大と言われ、相撲のシーンが多いことから、大学の相撲部に加わり猛練習。難しいことで知られる薩摩弁も猛特訓した結果、視聴者から絶賛されるほどに。国民的俳優へと成長した2018年だった。それを受けた今年、彼の一挙手一投足に注目が集まるのは間違いないだろう。 ■ 俳優としても確固たる地位を確立 嵐の松本潤&二宮和也  同じく36歳組が、国民的アイドル・嵐の二宮和也と松本潤。2018年は嵐がデビュー20周年を迎えたこともあって、5大ドームツアーを敢行。さらに、12月31日には“ジャニーズ カウントダウン 2018‐2019”にも出演。10年目となる『VS嵐』(フジテレビ系/毎週木曜19時)、8年目の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系/毎週土曜21時)も人気バラエティ番組として健在だ。  また、個人の活動としては、松本がドラマ『99.9 ‐刑事専門弁護士‐シーズン2』(TBS系)に主演で続投。二宮は医療ドラマ『ブラックペアン』(同系)に主演したほか、映画『検察側の罪人』で木村拓哉と初共演。同作で二宮は第43回報知映画賞助演男優賞を受賞し、演技派としての地位をより強固なものとした。次回作が待たれる。 ■ 多方面でも精力的に活動 山田孝之  そして、演技派で忘れてはならないのが、36歳組の山田孝之。主演映画『ハード・コア』『50回目のファーストキス』、主演ドラマ『dele』(テレビ朝日系)など、役者として活躍する一方、NHKの動物番組『ダーウィンが来た!』内のミニアニメコーナーでマヌルネコが営むスナックのマヌ子ママの声を担当し、ドラマ『聖☆おにいさん』では製作総指揮、自身は一切出演せずに裏方に徹した全面プロデュース映画『デイアンドナイト』が今月26日より全国公開となるなど、多方面で精力的に活動する。  また、福田雄一が脚本・演出を手がける人気ドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)にゲスト出演した際は、ムロツヨシと絡み、『勇者ヨシヒコ』(テレビ東京系)シリーズファンが大興奮。愛され俳優・山田孝之の人気は2019年にどこまで高まるのか。男性にも人気がある山田だけに、期待したい。 ■ 48歳、円熟味が増してきた西島秀俊&竹野内豊  48歳の西島は昨年、映画『散り椿』『オズランド 笑顔の魔法おしえます。』『人魚の眠る家』、ドラマ『マリオ〜AIのゆくえ〜』(BSプレミアム)『満願』(NHK総合)といった話題作に出演し、幅広いジャンルで渋さ全開。年明け早々には2夜連続で放送されるスペシャルドラマ『名探偵・明智小五郎』(テレビ朝日系)に私立探偵・明智役で主演が決定し、明智の相棒を演じる伊藤淳史との掛け合いが楽しみだ。  同い年の竹野内豊は、大ヒットドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)で優しい父親に扮したかと思えば、映画『孤狼の血』でヤクザの組の若頭を熱演。今年は12月公開予定の周防正行監督最新作『カツベン!(仮)』のほか、NHKの大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』に大森兵蔵役で出演する。物腰がキザな男に映る役柄だけに、そのイケメンぶりが十分に生かせそうだ。 ■ 今年は大河ドラマにも出演 ビートたけし  お笑いコンビ・ツービートでの毒舌漫才で一世を風靡し、その後も日本のバラエティ界を牽引してきたお笑い界のBIG3ビートたけしも、今年で72歳。俳優としても活躍するたけしだが、2019年には竹野内も出演する『いだてん〜東京オリムピック噺〜』で落語の神様・古今亭志ん生を演じ、高座にあがって落語を披露するとのこと。お笑い芸人と俳優の本領発揮といったところか。  ベテラン層を中心に、演技派がそろった2019年の年男俳優。楽しみな1年となりそうだ。(文:安保有希子)

  • (左から)川口春奈、土屋太鳳、川栄李奈、松岡茉優

    川口春奈、土屋太鳳、川栄李奈、松岡茉優…2019年「年女」の注目女優陣

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     その年の干支生まれの人を年女と呼び、ほかの干支生まれの人より神様のご加護を多く受けられることから、縁起がいいとされている。年齢でいうと、24歳、36歳、48歳…。より一層の活躍が期待される「年女」女優をピックアップしてみた。近年の活躍を振り返りながら、2019年の動向を探っていこう。@@cutter■ 今年は新たな一面も見られる? 川口春奈  まずは、24歳組から見ていこう。トップバッターは川口春奈だ。2009年に女優デビューして以降、2010年にはドラマ初主演、翌年には連続ドラマ『桜蘭高校ホスト部』(日本テレビ系)で初主演、2013年には『夫のカノジョ』(TBS系)でゴールデン枠の連続ドラマに初主演、2014年には初舞台で主演と、着実にキャリアを伸ばしてきた。  3月公開の映画『九月の恋と出会うまで』で川口と共にダブル主演を務める高橋一生は「お芝居のバランス感覚がとても敏感な方」と演技力を絶賛。動画配信サービスAmazonプライム・ビデオのオリジナルドラマ『しろときいろ〜ハワイと私のパンケーキ物語』の監督、本木克英も「泣くんじゃないかと思うこともあったけど泣かなかった。すごい女優」と、そのガッツを絶賛する。今年は『九月の〜』のほか、1月19日スタートの連続ドラマ『イノセンス‐冤罪弁護士‐』(日本テレビ系/毎週土曜22時)で新人弁護士役に挑戦。声を荒げることも多いキャラクターで、川口の新たな一面が見られそうだ。 ■ 主演作ラッシュで大躍進 土屋太鳳  24歳組の2人目が土屋太鳳。NHKの2015年上半期の連続テレビ小説『まれ』のオーデイションに合格してヒロイン役を射止めた演技派女優だ。2018年は映画『となりの怪物くん』『累‐かさね‐』『春待つ僕ら』、ドラマ『チア☆ダン』(TBS系)と主演作が並び、女優業以外でも『第60回輝く!日本レコード大賞』(TBS系)では司会を担当と、大躍進の1年だった。  2019年は池井戸潤原作の映画『七つの会議』(2月1日公開)への出演が決定し、春には読売テレビ開局60年スペシャルドラマ『約束のステージ〜時を駆けるふたりの歌〜』で1970年代の名曲を数多く披露する予定。この勢いは、まだまだ止まりそうもない。 ■ “元AKB48”の肩書きはもういらない 川栄李奈  3人目の24歳組は元AKB48の川栄李奈。女優業への本格的な進出はグループを卒業してからだが、すぐに引く手数多の存在に。2018年には連続ドラマ、単発ドラマ、ゲスト出演など、多くの形でドラマに携わり、主演映画『恋のしずく』を含む5本の作品に出演。啖呵(たんか)を切ったり、ブチ切れたり、感情の起伏が激しい演技に定評があり、ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2018で「京楽ピクチャーズ.PRESENTSニューウェーブアワード」女優部門を獲得。“元AKB48”の肩書きはもういらないだろう。  そんな彼女の2019年は、1月クールのドラマ『3年A組‐今から皆さんは、人質です‐』(日本テレビ系/毎週日曜22時30分)に加え、大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、映画『泣くな赤鬼』が決定済み。今年も忙しい1年となりそうだ。 ■ すでに芸歴10年以上の“ベテラン” 松岡茉優  最後の24歳組が松岡茉優。8歳で芸能界入りし、11歳で映画デビューと、すでに女優歴は10年以上の、ある意味ベテランの若手女優だ。出演作『ストレイヤーズ・クロニクル』の瀬々敬久監督も「円熟の芸域に達していると言ってもよい」と松岡の演技力をべた褒めする。2018年は第71回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『万引き家族』に出演し、多くの映画賞を受賞。2019年は舞台、石川慶監督の映画『蜂蜜と遠雷』が控える。念願の是枝監督作に出たことで自身の「チャプタ-1が終わった」と公言するだけあって、女優として大きく成長することは間違いない。  そのほか、36歳組の代表格は水川あさみ。2018年はテレビドラマを中心に活躍し、WOWOWのドラマW『ダブル・ファンタジー』に主演し、原作者の村山由佳が大絶賛。官能的なシーンにも体当たりで挑み、女優として一皮むけた感が強い。48歳組では藤原紀香。歌舞伎役者・片岡愛之助と再婚してからは、舞台を中心に活動し、2019年は新橋演舞場にて舞台公演に立つ。  若手組が熱い2019年の年女女優。彼女たちがどんな活躍をするか、注目したい。(文:安保有希子)

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