タランティーノも絶賛したイスラエルの話題作上陸!混沌する善と悪にメスを入れる

映画『オオカミは嘘をつく』11月22日公開

映画『オオカミは嘘をつく』11月22日公開(C)2013 Catch BBW the Film, Limited Partnership. All Rights Reserved.

 恐怖と憎悪で展開するイスラエル発の心理トラップ・ムービー『BIG BAD WOLVES(原題)』の邦題が『オオカミは嘘をつく』に決まり、11月22日から日本公開される。

続きを読む »

 昨年の釜山国際映画祭で、上映後のティーチインに飛び入り参加したクエンティン・タランティーノ監督が、「今年のナンバーワンの作品だ!」と興奮気味に発言したことによって、大きな話題になった本作。今年もSF・ファンタジー・ホラー作品に贈られるサターン賞で、『イノセント・ガーデン』や『ワールズ・エンド』をおしのけて最優秀インターナショナル作品賞を受賞している。

 舞台は、イスラエルの森の中で起きた凄惨な少女暴行殺人事件。気弱で善良そうな容疑者、容疑者に復讐を企む被害者の父親、型破りな不法捜査に乗り出す粗野な刑事という3人の登場人物が対峙する。事態は取り返しのつかない方向へと進んでいき、3人の男たちは破滅の道へ…。

 正義と悪。その固定観念にメスを入れた本作。刑事は本当に正しくて、容疑者は本当に悪なのか。そして被害者の遺族。3人が持つ恐怖と憎悪によって物語は展開していく。観る者の心を揺さぶる、巧妙に組み立てられたストーリーは、衝撃のラストへと向かっていく。

 監督は、アハロン・ケシャレスとナヴォット・パプシャドの若き2人。共にイスラエル出身の彼らは、自分たちが暮らす社会からインスパイアされて本作を作り上げたという。テロ、誘拐、暴力による恐怖と常に隣接し、攻撃と報復が繰り返され続けているイスラエル。2人の監督は眼前で起こっていることから作品を想起し、構築していったそうだ。

 映画『オオカミは嘘をつく』は、11月22日よりヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて公開。

誕生日

もっとみる

PAGE TOP