細田守 関連記事

  • 第91回アカデミー賞<フォト集>

    映画の祭典「第91回アカデミー賞」<フォト集>

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    第91回アカデミー賞授賞式が開催。豪華俳優&女優陣、名匠監督らが続々登場したレッドカーペットの様子を写真でお届けします。

  • 細田守監督『未来のミライ』、米アニー賞受賞「驚きと感謝の気持ちでいっぱい」

    細田守監督『未来のミライ』、米アニー賞受賞「驚きと感謝の気持ちでいっぱい」

    アニメ・コミック

     細田守監督の長編アニメ映画『未来のミライ』が、現地時間2日に米ロサンゼルスで開催された第46回アニー賞にて、長編インディペンデント作品賞を受賞した。授賞式に参加した細田監督は、「驚きと感謝の気持ちでいっぱい」と喜びを明かしている。@@cutter 「アニメ界のアカデミー賞」とも呼ばれるアニー賞は1972年にスタート。長編インディペンデント作品賞は2015年に創設され、45分以上の上映時間および米国での劇場公開が1000館未満の作品が対象で、同賞の日本人監督作品の受賞は初の快挙となる。  細田監督は「名前を呼ばれたときに驚きましたが、本当に嬉しかったです。この映画は私の子供をモデルにしたプライベートな作品なんですが、こんなに小さな作品が世界を網羅する大きな賞をいただき、世界中の人と手をつなぐことができた、気持ちが通じ合えたということに、驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。日本のとある普通の家族の話が、いろんな国の人たちに届き、観ていただけたということを光栄に思います。『未来のミライ』を観てくださった人たち、スタジオ地図のみんな、そして奥さんと子どもたちに感謝しています。どうもありがとう」とコメントしている。  『未来のミライ』は、未来からやって来た妹のミライちゃんと、“小さな兄”くんちゃんの冒険と絆を描くファンタジー作品。現地時間、24日に発表される米アカデミー賞の長編アニメーション賞にもノミネートされている。  『未来のミライ』ブルーレイ&DVDは、発売およびレンタル中。

  • (左から)上白石萌歌、星野源

    星野源、森圭介アナからの“愛”に戸惑う 「まなざしがガチすぎて…」

    映画

     俳優で歌手の星野源が20日、都内で開催されたアニメーション映画『未来のミライ』の初日舞台挨拶に、共演者や細田守監督と共に夏らしい浴衣姿で登壇。星野と同じく声優を務めた上白石萌歌、黒木華、麻生久美子の浴衣姿について感想を聞かれた星野は、「美女に囲まれてうれしいです」と照れつつ、「皆さん美しいけど、一番かわいいのは監督」と続けて会場の笑いを誘った。@@cutter 甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった“きょうだい”の物語を描く本作。  やっと初日を迎えることについて、細田監督は「3年間かけて作ってきました。皆さんに見てもらえて感無量です」と明かし、上白石も「ここに来るまですごくドキドキしていたけど、皆さんの顔を見てホッとしました。過去や未来、いろんな方向にベクトルが向いた、どんな方も楽しめる映画になっていると思います。監督の絵のタッチから愛を受け取ってください」とニッコリ。星野も「アフレコのときから監督の持つムードのおかげでいい状態でできましたし、そのままの状態で皆さんに見てもらえて幸せ」と真摯に語った。  家族をテーマにした作品ということで、「どんなときに家族の愛を感じますか?」という質問も。上白石は「『いってらっしゃい』って言われたときに愛を感じます」と明かし、「それで“今日も頑張ろう”と思えます。何気ない言葉の中にすごく愛がこもっていると思う」と理由を説明。黒木や星野もうなずいていた。  ひとりっ子だった星野は、小学生低学年くらいのころ、両親が仕事で家を不在にした際、“指令ゲーム”を用意してくれていたというエピソードを披露。「一人で寂しくならないように親が考えてくれたんだなと思うと、愛を感じますし、とても感謝しています」と笑みを見せた。  それを受けて、この日司会を務めた日本テレビの森圭介アナウンサーが「そういうのは創作活動にいきたりしていますか?」とすかさず質問。星野が「音楽で、大きな愛とか、楽しいものを作り出したいっていう性格が形成された気がします」と答えると、星野の大ファンだという森アナが「“幸せが一日でも多く側にありますように”ですね」と星野の『Family Song』に歌詞にかけて続けた。  星野は「森さんのまなざしがガチすぎて…。ファンとしてありがたいけど、ずっと眼が濡れてるんですよ」と戸惑いながら訴え、会場は爆笑。森アナに「後でゆっくり話しましょう」と笑顔を見せていた。  映画『未来のミライ』は全国公開中。

  • 映画『未来のミライ』ジャパンプレミアにて

    上白石萌歌、細田監督の作品に「人生観を変えてもらった」

    アニメ・コミック

     女優の上白石萌歌と歌手で俳優の星野源が25日、アニメーション映画『未来のミライ』のジャパンプレミアに細田守監督らと共に登場。本作の制作に3年かかったという細田監督は「皆さんにみていただくこの場にたどり着けてうれしい。子ども時代の大事なものを思い出してもらえるような作品になっていると思います」と自信をのぞかせた。@@cutter 本作は甘えん坊の男の子“くんちゃん”と未来からやってきた妹“ミライちゃん”が織りなすちょっと変わった“きょうだい”の物語を描く。  5月にカンヌ国際映画祭で上映された際には、細田監督と上白石が出席。細田監督は「世界中のジャーナリストが集まっている中で笑い声や拍手が起こり、温かくみてもらってホッとした。映画は日本だけではなく、いろんな国で伝わるんだなと思って感動しました」と振り返り、上白石も「カンヌで最初から最後まで初めて見た。本当に素晴らしい作品で、早く日本の皆さんに見ていただきたいとずっと思ってました」とニッコリ。  本作で上白石が演じるのは4歳のくうちゃん。細田監督は「オーディションでくんちゃんの役が上白石さんって気づいた時はビックリした。違和感がなくて素晴らしい出会いだった」と絶賛すると、上白石は「監督と一緒に取材を受けていると泣きそうになるくらい褒めていただける。背名を押してもらえるし、監督の作品に私の人生観を変えてもらいました」と感極まる一幕も。  また、初参加になる星野について「星野さんは難しいお父さん像を魅力的に演じてもらって、アフレコの演技中、新しい発見がたくさんあった」と細田監督。それを受けて星野は「すごく楽しかった」と笑顔を見せ、「僕は独身で子供もいないのでお父さんの気持ちは分からなかったけど、細田さんを見て、お父さんってこういう人なんだと分かりました」と収録を振り返っていた。  この日のイベントには黒木華、麻生久美子も登壇した。  映画『未来のミライ』は7月20日より全国公開。

  • 福山雅治が演じる青年(場面カット)

    福山雅治、アニメ映画『未来のミライ』出演 細田守と念願コラボ

    アニメ・コミック

     福山雅治が、細田守監督の最新作『未来のミライ』に出演することが発表された。かねてより親交のあった二人が、初めて一緒に作品の創作を行う。福山は物語の核となる重要な人物を演じる。@@cutter 『未来のミライ』は、『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』など、次々に大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外で注目される細田監督の3年ぶりの最新作。細田監督自らが脚本・原作務め、甘えん坊な4歳の男の子“くんちゃん”と、未来からやってきた彼の妹“ミライちゃん”の冒険と家族のドラマを描く。  昨年から、物語の中核を担う「ある役」についてのオーディションを重ねるものの、キャスティングに難航していたという細田監督。今年に入り福山と再会し、ずっと探していた「ある役」=「青年」のイメージと、福山の人間性が重なることに気付いたとのこと。この青年は、主人公くんちゃんが時をこえた旅先で出会う物語のキーパーソンとなり、予告編でくんちゃんを馬やバイクに乗せ、さっそうと走る姿が話題となっていた人物だ。  本格的なアニメーション映画への出演は本作が初めてとなる福山。「歌うということを仕事にしながらも、声で役を表現することはほぼ未経験なので、現場では恥ずかしながらすべてに緊張し、そしてすべてに刺激を受けました」と感想を明かす。  さらに、作品について「収録前に、まだ絵も音も完成してない映像資料を観させていただきましたが、その段階ですでに、心引き込まれ感動出来るこの作品が持つ力に驚きました」とコメントを寄せている。  映画『未来のミライ』は7月20日より全国公開。

  • 上白石萌歌、黒木華、星野源ら、『未来のミライ』豪華声優陣発表

    上白石萌歌、黒木華、星野源ら声の出演 『未来のミライ』最新映像解禁

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     細田守監督の最新作『未来のミライ』の声優として、上白石萌歌、黒木華、星野源、役所広司ら豪華俳優陣の出演が決定し、それに伴い、新たに予告映像が公開された。@@cutter 本作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』などのヒット作でメガホンを取ってきたアニメーション映画監督・細田守が、自ら原作・脚本を手掛ける意欲作。甘えん坊の男の子・くんちゃんと未来からやってきた妹・ミライちゃんが織りなすちょっと変わった「きょうだい」の物語になっている。  今回発表された声優陣では、主人公である甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんを、第7回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを獲得し、映画・ミュージカル・CMで活躍する18歳の若手女優・上白石萌歌、未来からやってくる妹・ミライちゃんを今作で細田作品3作目となる黒木華が担当する。また、くんちゃんとミライちゃんのおとうさん役を星野源、おかあさん役を麻生久美子、くんちゃんが出会う謎の男を吉原光夫、くんちゃんのばあば役を宮崎美子、じいじ役を『バケモノの子』で熊徹を演じた役所広司が務めることも明らかになった。  新たに解禁された予告映像では、妹・ミライちゃんの子育てに必死な両親の姿や、くんちゃんが近未来らしき駅の中で「なくしたものは、“自分自身”というわけですね」と問われるシーンなどが描かれ、くんちゃんの冒険とその家族の「時をこえた物語」の一端が垣間見られる。  くんちゃん役を務める上白石は「くんちゃん役に決まってからは、保育園で4歳の男の子と実際に遊んだり、お話をしたりして、自分が4歳だったころを思い出していました」と役作りにおけるエピソードを明かした。一方、ミライちゃん役の黒木は「私自身、姉弟がいるので、妹ができた時のくんちゃんの気持ちにはとても共感するところがありました。くんちゃんが少しずつ成長していく姿が微笑ましく、くんちゃんの冒険を通して、愛情や絆を沢山感じられる作品です」と作品の出来に太鼓判を押している。  映画『未来のミライ』は7月20日より全国公開。

  • 『未来のミライ』場面写真

    細田守監督『未来のミライ』予告編解禁! 新キャラも登場

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     細田守監督の新作『未来のミライ』の予告映像が解禁された。新たに公開された予告映像では、くんちゃんに話しかける謎めいた男性、ウインクを投げかける少女、そしてくんちゃんをバイクに乗せて走る青年など、新キャラクターも登場する。@@cutter 次々に大ヒットアニメーション映画を生み出し、国内外で注目されるアニメーション映画監督・細田は、高校生と田舎の大家族のひと夏のふれあいを描いた『サマーウォーズ』、2人の子どもの自立と子どもたちを育てる母親の姿を描いた『おおかみこどもの雨と雪』 。ひとりぼっちの少年の冒険、師匠となる“バケモノ”との絆を描いた前作『バケモノの子』 。誰もが共感できる普遍的なテーマが、時にリアルに、時にファンタジックに彩り鮮やかにスクリーンへ投影されてきた。  そして、3年ぶりの新作となる『未来のミライ』では、前作に引き続き、細田監督が自ら原作・脚本も担当。主人公である甘えん坊の4歳の男の子・くんちゃんが、未来からやって来た妹・ミライちゃんと出会い、初めての体験を繰り返しながら成長していく姿を、細田作品ならではのファンタジーな世界が融合した、まだ誰も観たことのないエンターテインメント作品として描かれる。  今回、新たに解禁された予告映像では、くんちゃんが未来からやって来たミライちゃんと出会うシーンの他、近未来らしき巨大な駅のホームの景色が映し出される。さらに、耳と尻尾が生え(?)まるで犬のように楽しそうに走り回るくんちゃんの姿も。また、くんちゃんに話しかける謎めいた男性、ウインクを投げかける少女、そしてくんちゃんをバイクに乗せて走る青年など、新キャラクターも登場する。  小さなお兄ちゃんの不思議な大冒険が描かれる、細田監督の新作『未来のミライ』は、7月20日より全国東宝系にて公開。

  • 細田守監督、最新作発表記者会見に登場

    細田守監督最新作『未来のミライ』は4歳の男の子が主人公! 来年7月20日公開

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     『おおかみこどもの雨と雪』や『バケモノの子』で知られる細田守監督の最新作『未来のミライ』製作発表記者会見が13日に都内で行われ、同作が2018年7月20日より公開されることが発表された。また、会見には細田監督と齋藤優一郎プロデューサーが登壇。細田監督は「子ども映画でありながら、子どもの視点を通して、面白い世界をダイナミックに見せたい」と本作への思いを語った。@@cutter 本作は、現代の家族のかたちや子供の成長をリアルに描いた、ちょっと不思議な「きょうだい」の物語。とある都会の片隅の、小さな庭に小さな木の生えた小さな家に住むくうちゃん(4歳)の元に、ある日、生まれたばかりの妹がやってきた。両親の愛情を奪われ、初めての経験の連続に戸惑うくうちゃん。そんな時、くうちゃんは未来からやってきた妹、ミライちゃんと出会うのだった…。  高校生と田舎の大家族のひと夏のふれあいを描いた『サマーウォーズ』、二人の子どもの自立と母親の愛情を描いた『おおかみこどもの雨と雪』、ひとりぼっちの少年の冒険と“バケモノ”との種族を超えた絆を描いた『バケモノの子』と、次々に大ヒットアニメーションを生み出し、国内外で今、もっとも注目されるアニメーション映画監督の一人である細田。3年ぶりの新作となる本作でも、原作・脚本を細田監督自身が担当し、細田作品ならではのファンタジーな世界が融合した新しいエンターテインメント作品を作り上げる。また、製作は「スタジオ地図」が担当する。  会見で細田監督は、本作は自身の子どもたちと過ごす時間から発想を得たことを明かし、「毎回、新しいチャレンジをしていますが、今回の作品では4歳の男の子を主人公にすること自体がチャレンジです。『クレヨンしんちゃん』のしんちゃんが5歳、『トトロ』のメイちゃんが4歳という例はありますが、映画表現の中で4歳を主人公にするというのは大変なことです。でも、だからこそこの視線でしか見られないものがあると感じます」と説明。  また、本作の主人公を「くんちゃん」と名付けた意味を問われた細田監督は、「アイデンティティー的に揺れ動いている存在ということから、『~君』『~ちゃん』というところからつけました」と語った。さらに、本作の舞台は「横浜市の磯子区か金沢区」で「内容的な関連があります。家族にとって、ここが重要なことが過去に起きた場所です」と明かした。  本作は、現在、世界57ヵ国での上映が決定。細田監督は「ちょっとした見応えあるものになりそうな気配がしています。独特な面白い映画になるだろうという予感を持って作っていますので、ぜひ期待してください」とファンへメッセージを送った。  『未来のミライ』は2018年7月20日より全国公開。

  • 日テレ放送『サマーウォーズ』、放送と連動の特設サイト開設

    金ロー放送『サマーウォーズ』、健二と一緒に世界を救える?特設サイトが登場

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     本日18日に日本テレビで放送される、細田守監督のアニメーション映画『サマーウォーズ』。同放送にあわせ、特設サイト「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!ボタン」が公開されており、オンエア中の内容と連動したコンテンツを、スマートフォンで楽しめるようになっている。@@cutter 本作は、『時をかける少女』『バケモノの子』などで知られる細田守監督が描いた青春SFアドベンチャー。気になる先輩・夏希(CV:桜庭ななみ)の頼みで、彼女の故郷を訪れた高校生・健二(CV:神木隆之介)。その夜、健二は何者かから謎の数列が欠かれたメールを受信し、謎を解き始める…。  今回、放送と併せて開設された特設サイトでは、健二に届いた暗号をサイト上で一緒に解く、夏希と一緒に「こいこい」をするなどのコンテンツを味わえる。さらに、映画のクライマックスシーンでは、サイトのタイトルにもなっている劇中の名ゼリフ「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!」を追体験でき、健二と一緒に世界を救える?というファン垂涎の仕様に。  また、映画に登場する仮想世界「OZ」やワールドクロックを、最新のWeb技術で再現しているほか、放送中に健二と一緒に“エンターキー”を押した視聴者が、世界に一つしかない神木隆之介のサイン入り“巨大エンターキー”に応募できるキャンペーンも実施される。  映画『サマーウォーズ』は、日本テレビ「金曜ロードSHOW!」枠にて8月18日21時より放送。

  • 『バケモノの子』テレビ初放送にあわせてインタビューに応じた細田守監督と宮崎あおい

    細田守監督、宮崎あおいと別れがたくて「OK」出せず…収録秘話を語る

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     昨年の夏、大ヒットを記録したアニメーション映画『バケモノの子』が、7月22日、21時より『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)にて放送時間を25分拡大し、ノーカット版でテレビ初放送される。これを記念して、本作のメガホンを取った細田守監督と、主人公・九太(蓮)の幼少期の声を務めた宮崎あおいがインタビューに応じた。@@cutter 『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などで知られる細田監督が手掛けた本作は、第39回日本アカデミー賞、最優秀アニメーション作品賞を獲得し、2015年公開の邦画興行収入第1位を記録した話題作。ひょんなことから人間界(東京・渋谷)とバケモノ界(渋天街)を行き来することになった孤独な少年・九太(人間界では蓮)と、荒くれ者のバケモノ・熊徹との一風変わった師弟関係を描く。  『おおかみこどもの雨と雪』に続いて細田監督からオファーを受けた宮崎は、「吹き替えは、私にとって一番難しいお仕事。手探りというか、試行錯誤の連続ですね。前日は緊張し過ぎて眠れないし、現場に入ってからも1時間くらい変な汗が止まらない」と告白。それでも、少しずつ現場の空気に馴染んでくると「楽しくなる」という宮崎は、役所広司演じる熊徹とやり合うシーンで相当テンションが上がったという。「普段のお芝居では、『ばかやろう!』とか『こっちに来んじゃねぇ!』とか、役所さんに絶対言えないことを九太だと言えるので、そこは面白かったですね」とニッコリ。  そんな宮崎の声に魅了されたという細田監督は、「お客様に主人公を安心して観てもらうためには『信用できる声』がなくてはいけないのですが、その声を裏付ける『気持ち』もなければならない。その両方を持っている人は希少な存在だと思うんですが、あおいさんはその中の重要な1人」と太鼓判を押す。@@separator これに対して宮崎は、「恐縮です」と一礼しながらも、「細田さんは、基本的に褒めて伸ばすタイプなんですが、心の中にこだわりというか、いい意味での“毒”みたいなものがあって、急にスイッチが変わって、『あれ?今、私、怒られてるのかな?』っていう瞬間があるんです。本作ではなかったですが、『おおかみこどもの雨と雪』のラストで私が泣くシーンでの演出は今でも忘れられない」と笑顔で振り返る。  すると細田監督は、「最後はやっぱり別れ難いんですよね。あおいさんに関しては優秀なので、ほとんど1テイクか、2テイクでOKを出しちゃうんです。でも、最後にすぐOKを出しちゃうと、このまま終わっちゃうじゃないですか。『はい、お疲れ様!』といって、そのうち記憶から消されちゃうのも嫌だなぁと思って。あおいさんには正直、自分をちょっと印象づけたいなっていう思いもありましたね」と、照れ笑いを浮かべながら真意を明かした。  宮崎をはじめ、役所、大泉洋、リリー・フランキーなど、個性の強い役者をキャストに選ぶのは、あくまでも細田監督の“声”へのこだわり。「自分が描いている人物に近い方を求めるんです。声質とか、何でもできる器用な方とかではなく、そこで描かれている人物と人間性が近い方にお願いしたくなる」と吐露。「アニメーションなんて、数年かけてひたすら絵を描いている、言ってみれば雲をつかむ仕事じゃないですか。でも、キャスティングの時にやっとその人物に会えた気がするんですよ」と声を弾ませていた。  心躍るストーリーや圧倒される風景描写はもちろんのこと、個性豊かなキャラクターの“声”にも是非注目して放送を見て欲しい。(取材・文・写真:坂田正樹)  映画『バケモノの子』は『金曜ロードSHOW!』(日本テレビ系)にて7月22日、21時から放送。

  • 『バケモノの子』が地上波初放送!

    『バケモノの子』本編ノーカット放送決定! 豪華プレゼント企画も実施

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     細田守監督の大ヒットファンタジー『バケモノの子』が7月22日、「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ系)にて、放送時間を25分拡大し本編ノーカット放送することが分かった。さらにテレビ初放送を記念して、細田監督直筆イラスト&サイン色紙など、豪華プレゼント企画も決定している。@@cutter 『バケモノの子』は2015年公開の邦画No.1の興収を記録した大ヒット作。舞台は東京・渋谷とバケモノが暮らす不思議な町“渋天街”。孤独な少年・九太と、暴れん坊のバケモノ・熊徹のちょっと変わった「親子の絆」を描く感動の物語。    監督を務めた細田は、本作のテレビ放送に対し「初放送をすごく嬉しく思っています。『バケモノの子』は基本的にアクション映画ですので、面白いことが次々に起こります。テレビの前でワイワイみんなで楽しんでみてください」とコメント。    また、「みんな誰しも胸の中に心の師匠、親、がいる、と思います。それは身近な人かもしれないし、会ったこともない人、あるいは歴史上の人物かもしれない。実際の親だけでなく、人はそういう大切な存在によっても育てられているんだということを伝えたいです。そんな人のことを思い出しながら観ていただければと思います」と、本作に込めたメッセージを語った。    さらに今回のテレビ初放送を記念して、新たに細田監督が書き下ろした直筆イラスト&サイン色紙や、原作小説、アニメ絵本など、素敵な視聴者プレゼント企画も登場。詳しくは番組公式サイトにて。    『バケモノの子』は日本テレビ「金曜ロードSHOW!」にて、7月22日21時放送。

  • 『千と千尋の神隠し』(2001)

    ジブリ・新海誠・今敏作品…海外メディアが選ぶ「日本のアニメ映画ベスト14」

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     世界中で人気を拡大し続けている日本アニメだが、海外ではどんな作品が高く評価されているのだろう? アメリカの映画サイトSCREENRANTでは、『千と千尋の神隠し』や『秒速5センチメートル』など、14本のジャパニメーションを選出している。@@cutter 日本と同様に、スタジオジブリ作品は高く評価されている模様。リストには『紅の豚』(92)、『天空の城ラピュタ』(86)、『もののけ姫 』(97)、『千と千尋の神隠し』(01)など、過半数越えの8作品が選出された。    ジブリ作品同様に高い人気を誇る新海誠監督の『秒速5センチメートル』(07)もランクイン。ファンタジーやSF要素ではなく、現代日本における成人の過程や愛に主眼を置いたストーリーが評価されているようだ。  他にも渡辺信一郎監督の『COWBOY BEBOP 天国の扉』(01)、 大友克洋監督の『AKIRA』(88)、細田守監督の『時をかける少女』(06)、今敏監督の『パプリカ』(06)などの名作アニメがリスト入りしている。 SCREENRANTが選んだ全14作品は下記の通り。 『AKIRA』(88) 『紅の豚』(92) 『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊』(95) 『天空の城ラピュタ』(86) 『もののけ姫 』(97) 『千と千尋の神隠し』(01) 『COWBOY BEBOP 天国の扉』(01) 『ハウルの動く城』(04) 『時をかける少女』(06) 『パプリカ』(06) 『秒速5センチメートル』(07)なし 『崖の上のポニョ』(08) 『かぐや姫の物語』(13) 『風立ちぬ』(13)

  • 「金曜ロードSHOW!」で『バケモノの子』今夏テレビ初放送

    細田守監督『バケモノの子』 日テレ「金曜ロードSHOW!」で今夏テレビ初放送

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     『時をかける少女』に『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』などの大ヒットアニメを世に送り出した映画監督・細田守の最新作『バケモノの子』が、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」にて今夏テレビ初放送されることが決定した。@@cutter 2015年7月11日に公開したアニメ映画『バケモノの子』は、観客動員数459万人という2015年夏の邦画No.1ヒットを記録し、第39回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞。海外でもサン・セバスチャン国際映画祭にてアニメ映画として初のコンペティション部門に選出され、今なお世界各地で上映が続いている。  本作の主人公は、母親を亡くし一人ぼっちとなってしまった少年・九太。「強さ」を求めて、バケモノたちが住む「渋天街(じゅうてんがい)」に迷い込み、乱暴者のバケモノ・熊徹らとの出会いと修行の日々を通じて「本当の強さ」とは何かを学んでいく。声優には、役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋といった豪華俳優陣がキャスティングされている。  また、『バケモノの子』テレビ初放送を記念し、「今年もまたあの夏がやってくる」をキャッチコピーに、“スタジオ地図2016 in Summer”の開催が決定。2016年の夏は、『時をかける少女』の劇場公開から10年。これを記念し、『時をかける少女』のアニバーサリー企画を始め、数多くの細田守監督作品関連イベントを実施する。  第1弾イベントとして、東京・渋谷、大阪・梅田で総動員数10万人を超える記録的ヒットとなった細田守監督作品『バケモノの子』展が、細田守監督の故郷であり、『おおかみこどもの雨と雪』の舞台となった富山で開催されることが決定した。会場は富山市民プラザ ギャラリーA・B・C・D、2016年7月23日(土)~8月21日(日)まで実施する。詳しく特設ページをチェック。

  • 「スタジオ地図」代表で『バケモノの子』プロデューサーの齋藤優一郎氏

    細田守作品が生まれる場所 『バケモノの子』齋藤プロデューサーが制作秘話を語る

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     2015年夏に公開され観客動員459万人の大ヒットを記録した『バケモノの子』。『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』などの作品で知られる細田守監督の最新作で、その世界感は日本だけでなく、海外でも共感を呼び人気が高まっている。そんな『バケモノの子』の制作秘話と細田流創作の秘密、そして海外での反応は…。06年『時をかける少女』以来、一貫して細田守監督作品をプロデュースしてきた「スタジオ地図」代表の齋藤優一郎プロデューサーに話を聞いた。@@cutter 「『バケモノの子』は企画から公開まで約3年です。12年7月に『おおかみこどもの雨と雪』を公開し、沢山の方々に映画を観て頂いて、興行リクープをした後となる同年10月中旬ぐらいから次はどんな映画を作るべきかという企画会議を始めました。公開後、細田監督自身に子供が生まれ、その子供の成長を通して感じた現代における様々な父性や父親の形、またこれからの家族像などについて、監督とひたすら話をし、考え続けていきました」。  こうした日常会話の積み重ねと繰り返しは毎回行われ、それが細田作品の土台となり重要な部分になると齋藤プロデューサーはいう。  「自分の家族で起きている喜びや問題意識は世界の家族の中でも同様に起きている。細田監督は身近で普遍的なモチーフを映画にし、映画の機能を使って、世界中の人たちとその喜びや問題意識を共有できるような作品を作りたいとチャレンジし続けている人」そんな風に齋藤プロデューサーが語るように、細田監督が扱うテーマは家族の喜びや悲しみ、そこにある問題といった“国や文化を問わないもの”であるため、世界的な注目が高まってきている。  『バケモノの子』公開にあたり訪れたフランス・パリでは「細田守は現代を描く芸術家、今回の作品ではどのような新しい価値観を提示しているのか」といった質問が飛び、海外映画祭で訪れたスペインやカナダ、また劇場公開された韓国・台湾といったアジアでも「『サマーウォーズ』で対比されたアナログの家族とデジタル世界、『おおかみこども~』の自然と都会、あるいは雪と雨という2つの生き方など、どうして細田作品は2つの世界を対比して描かれるのか」といった作家性に迫る、強い興味と関心を感じさせる質問が寄せられたと齋藤プロデューサーは話す。@@separator 人間社会にはどこにでも葛藤というもう一つの世界がある。『バケモノの子』で言えば、渋谷と渋天街という二つの世界で育った子どもが、その両方の世界から影響を受けてどのようにアイデンティティを育てていくのか、自分は何者なのかという問いかけに寄り添い、それを見いだすべき答えがこの映画にはあると齋藤プロデューサーは話す。作品では熊徹を始め、多々良、百秋坊といった様々なキャラクターが九太にとっての師であり父親的存在となり物語が展開していく。  「海外でも日本同様に、段々と細田監督作品の認知度と期待感が高まり、幅広い観客層が映画館に足を運んでくださるようになってきました。特に『おおかみこども~』でそれは一気に加速し、親子で観に来てくださる方々が特に増えてきています。そこで、これまではあまり重点を置いてこなかった各国語の吹き替え版を劇場公開時から用意し、字幕より吹き替え版の方を多く上映して頂く国も増えてきています。これまで以上に、世界各国のお客様に対して、一番良い形で作品を楽しんで頂く環境を作ることも、今回、プロデューサーに求められたのチャレンジの仕事の1つでした」。  スタジオ地図の次回作は未定。しかし、細田監督の身近な体験や出来事から、また世界中の家族を魅了する新たな物語が生み出されてくるはずだ。映画『バケモノの子』のブルーレイ&DVDは2月24日より発売開始。(取材・文:しべ超二)

  • 『プロフェッショナル 仕事の流儀 アニメーション映画監督 細田 守の仕事』より

    細田守監督、密着ドキュメンタリーがDVD化 『バケモノの子』製作の300日を記録

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     アニメーション映画監督・細田守の姿を追い、2015年8月にNHKで放送された番組『プロフェッショナル 仕事の流儀 アニメーション映画監督 細田 守の仕事』がDVD化決定。同年夏公開の映画『バケモノの子』製作現場に密着した300日の記録を通し、映画作りに命を捧げた男の仕事を映し出している。@@cutter 細田監督は、映画『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』など、数々のヒット作を手掛け、国内外で高い評価を受けている。そんな監督が一貫して据えているテーマは“人生の肯定”であり、作品の多くは希望に満ちた物語である。  しかし、細田監督自身は、燦々と光り輝く道を歩んできたわけではない。あきらめずに挑戦を続け絶望の底からはい上がってきた、その自らの経験に裏打ちされた信念が細田を突き動かしている。細田監督が歩んできた道、そして映画に込めてきた“ある思い”とは…。 橋本さとし、貫地谷しほりの語りで送る。  DVD『プロフェッショナル 仕事の流儀 アニメーション映画監督 細田 守の仕事』は2月26日発売。また、DVDの特典映像として未公開トーク(12分)が収録されるほか、パッケージは『バケモノの子』のシーン画像がデザインされたスリーブ付となっている。

  • 『バケモノの子』大ヒット公開中

    『バケモノの子』動員400万人&興収51億円突破!細田守監督史上、最大のヒット記録

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     大ヒット中の細田守監督最新作『バケモノの子』(7月11日公開)が、観客動員数400万人を超え、自身最大のヒット『おおかみこどもの雨と雪』の記録を上回り興行収入51億円を突破。さらに、「第40回トロント国際映画祭」キッズ部門からの正式招待も決定した。@@cutter 本作は、『時をかける少女』『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』と、傑作を生み出してきた細田監督の“新冒険活劇”。バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街」での修行と冒険、リアルな渋谷を舞台にした壮大なアクション、そして親子の絆やヒロインとの淡い恋愛が幅広い世代の共感を呼んでいる。  先日発表となった「サン・セバスチャン国際映画祭」コンペティション部門へのに続き、今回招待が決定した「トロント国際映画祭」は、1976年より毎年9月に開催されている北米最大級かつ最多のプレミア数を誇る国際映画祭。過去には北野武監督が『座頭市』で最高賞であるプレゼンテーション部門観客賞に輝いた。  『バケモノの子』は、9月13日に「トロント国際映画祭」インターナショナル・プレミアとして、キッズ部門にて上映され、細田守監督も舞台挨拶を行う予定となっている。

  • 『バケモノの子』細田守監督の魅力に迫る! 

    『バケモノの子』が大ヒット、細田守作品はなぜ老若男女に愛されるのか?

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     いま最も注目されているアニメーション監督の一人が、細田守監督だろう。7月13日に公開された最新作『バケモノの子』は、土日2日間で動員49万4000人、興収6億6700万円(※興行通信社調べ)をあげ、週末観客動員数ランキングで『ターミネーター:新起動/ジェニシス』や『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』ら強力洋画勢を抑え、堂々の首位スタートを切った。『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』などの話題作を生み出した細田作品の魅力に迫る。@@cutter まず注目したいのが、大がかりなプロモーション展開だ。最新作『バケモノの子』公開をはさみ、過去の細田監督作品が日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で3週連続放送される。もちろん、日本テレビ放送網が製作委員会に名を連ねているからと言ってしまえばそれまでだが、まるでスタジオ・ジブリの新作が公開されるような大々的な取り上げ方だ。  テレビ放送のゴールデンタイムでこうした企画があがるということは、細田監督がアニメファンばかりではなく、幅広い層からヒットメーカーとして認知されるようになったからに他ならない。「タイムリープ」や「仮想空間」、「おおかみ男」など、非日常的な設定は、一見すると、とっつきにくさがあるにも関わらず、老若男女問わず多くの人から高い支持を受けて愛されている。  その理由をひも解いてみると、あるキーワードが浮かびあがってくる。細田作品に共通しているテーマである“家族の絆”や“人間関係”だ。こうしたテーマを結構な直球で描いているにも関わらず、前述したような特殊な設定を介することにより、青臭くなく、恥ずかしさもなく、ストンと人々の心に入ってくる。「泣かせよう」「心を振るわせよう」というあざとさが感じられないぶん、より強く、長く人の心に残るのだ。  エッジの効いたコアなアニメファンの間では「やや物足りない」という意見も聞かれるが、こういう意見が出ることこそ、細田作品が、バランス感覚に優れた、万人に受ける作品であるという裏付けになっていると言えるだろう。初日舞台挨拶でも細田監督は自身で「子供の成長がシンプルに描かれている映画」と語っているように、こねくり回すことなく“シンプル”に伝えることの“強さ”をしっかりと理解している。  また、細田作品のもう一つの特徴が、メインの役どころに俳優を起用することだろう。本作でも役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋などそうそうたるメンバーが顔を揃えている。近年、ネットを中心にプロの声優ではなく、俳優を起用することに対して物議を醸すことが多いが、本作でも人によっては、俳優の顔が思い浮かんでしまうキャラクターもいる。  しかし、キャラクターに違和感を感じないのは、細田監督の「声のイメージや人間性に合わせたキャスティング」へのこだわりだろう。実際、演技力のある俳優たちが命を吹き込んだキャラクターは、スクリーン上で躍動する。十分感情移入できるのだ。  配給の東宝では、最終的に70億円を視野に入れているようで、細田作品の勢いは止まるところを知らない。この夏、最大の注目作品になることは間違いないだろう。

  • 広瀬すず、『バケモノの子』完成披露会見にて

    広瀬すず、「3年間で一番緊張した」アフレコ初挑戦にドキドキ

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     アニメ映画『バケモノの子』の完成披露会見が15日、都内にて行われ、声優を務めた役所広司、宮崎あおい、染谷将太、広瀬すず、大泉洋、リリー・フランキーと、細田守監督が登壇。完成した作品を観た感想や、俳優側から見た細田監督の印象などを語った。@@cutter 本作は人間界とバケモノ界が存在するパラレルワールドを舞台に、孤独な少年とバケモノの交流を描くアニメーション。そのスケールの大きさに大泉は「久しぶりに子供の頃の感覚に戻ったというか、興奮している」と率直な感想を口にすると、「迷惑かと思いましたが、ついそれを伝えたくて役所さんに夜遅くメールしちゃいました」と興奮が抑えきれなかったよう。  広瀬は、初体験のアフレコを振り返り「普段は緊張しないけど、この3年間活動をやって来た中で一番緊張しました」と明かし、「アニメの中で自分の声が生きているのが、不思議な感じがしました。いろんな愛情というものを感じていて、それがいろんな人に見てもらうと思うと、ドキドキしました」と感想を語った。  アフレコ収録中の細田監督の印象を「同じ目線に立って、作品作りをしてくれる」という染谷や「ほめ上手で、スゴくのせてくれる」と語る役所をはじめ、全員が優しいという印象を語った中、宮崎は「もちろん基本は優しいんですけど、前作で最後の収録の時に、今までの細田さんには見たことがなかったような表情で『(今のを)宮崎さんはどう思うの?』と問い詰めてきたことがあって…」と、監督の知られざるエピソードを告白。  その真相として宮崎は、「作品の取材の際に、『あれは収録が終わり、別れるのが寂しい思いを、他の感情で表現していたんです』と語られていたのを聞いて…リテイクの時、染谷さんや広瀬さんの収録の時にも同じ表情をしていたんですけど、『寂しかったんだな』って思いました」と、細田監督の細やかで優しい性格を語っていた。  映画『バケモノの子』は7月11日より全国公開

  • Mr. Children、映画『バケモノの子』主題歌を担当

    ミスチル新曲、細田守監督『バケモノの子』主題歌に決定!

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     Mr. Childrenのニューアルバム「REFLECTION」(6月4日発売)に収録される楽曲「Starting Over(スターティングオーバー)」が、『時をかける少女』『おおかみこどもの雨と雪』を手掛けた細田守監督の3年ぶりとなる最新映画『バケモノの子』(7月11日公開)の主題歌に決定した。@@cutter 映画『バケモノの子』は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街(じゅうてんがい)」とリアルな渋谷を舞台にした冒険活劇。声優陣には役所広司、宮崎おあい、染谷将太、広瀬すず、津川雅彦、リリー・フランキー、大泉洋と、豪華な顔ぶれが揃う。  楽曲起用の背景には、細田監督が同楽曲を聴いたところ、歌詞・楽曲共に映画の世界観を表現していると絶賛したことから主題歌に決定。監督は「『Starting Over』は、少年が思春期の戸惑いを打ち破る戦いの唄。タイトルの “新たな出発” という意味を噛み締めて、どうぞ聴いてみてください」とコメントを寄せている。  また、Mr. Childrenの桜井和寿は映画を鑑賞し「凄い映画を観てしまった。 1人の父親として、それから試行錯誤を繰り返す作家のハシクレとして、込み上げてくる感情に胸が苦しくなった」と大絶賛。「この素晴らしい作品に、微力でも携われることに大きな誇りを感じています」と喜びを語った。

  • 「細田守監督 トリロジー ブルーレイBOX 2006‐2012」 イメージ画像

    細田守監督、初のトリロジーBOX発売 時かけ、サマーウォーズ、おおかみこども収録

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     7月11日から上映される最新作『バケモノの子』の公開を記念して、細田守監督初のトリロジーブルーレイBOXが期間限定で発売することが決定。『時をかける少女』(06)、『サマーウォーズ』(09)、『おおかみこどもの雨と雪』(12)の過去3作を収録し、7月1日に発売となる。@@cutter 本商品は細田監督による長編アニメーション映画3作品を全収録した初のコレクションBOX。本編ブルーレイディスク3枚をはじめ、3作品のBGMを使用尺や順番そのままに再現した“コンプリートスコア”CD3枚と、公開当時の各作品劇場パンフレットを縮刷版として封入している。  また、映像特典として3作品の劇場予告のほか、最新作『バケモノの子』スペシャル映像も収録。さらに、細田作品を象徴する背景美術でデザインされたコレクター仕様の三方背ケースに収納というファン必携のアイテムだ。  「細田守監督 トリロジー ブルーレイBOX 2006‐2012」(2015年12月31日まで期間限定生産)は7月1日発売。価格は1万8000円(税別)。

  • 細田守監督最新作『バケモノの子』アフレコの様子

    広瀬すず、細田守監督『バケモノの子』声優に初挑戦! 役所広司、染谷将太らと共演

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     『時をかける少女』(06)『おおかみこどもの雨と雪』(12)など大ヒットアニメを手掛ける細田守監督による最新映画『バケモノの子』のキャストが発表され、主人公の“バケモノ”熊徹を役所広司が演じるほか、宮崎あおいと染谷将太が主人公の少年期と青年期を、広瀬すずがヒロインを演じるなど豪華共演が実現する。@@cutter 細田監督の3年ぶりの新作となる同作は、バケモノと少年の奇妙な師弟関係を軸に、バケモノたちの棲む異世界「渋天街(じゅうてんがい)」での修行と冒険、親子の絆やヒロインとの淡い恋愛などを描いたアドベンチャー映画。  「バケモノのような人間は演じたことはあるが、本当のバケモノ役は初めて」と言う役所は“熊徹”というキャラクターについて「人生で一回は出会いたい男。出会っちゃうと非常に豊かな人生になるんじゃないでしょうか」と語る。  また共演の宮崎、染谷、広瀬については「アニメで育った世代は(アフレコが)本当にうまい。声がキャラクターの人格にぴったりハマっている感じがしますが、自分でやると何か足りないものがある気がして、反省、反省の繰り返しでした」と、名優も若い世代から刺激を受けたようだ。  『おおかみこども』で数シーンのみの出演をした染谷は、「今回このような役を頂いて嬉しかった」と喜びを語り、「人間の世界とバケモノの世界を行き来する時に浦島太郎的な“ズレ”を常に意識して演じました」と役作りのこだわりを明かす。  ヒロイン・楓役の広瀬は「アフレコ初日、『人間ってこんなに緊張するんだ』というくらい緊張しました」と振り返るも「不安がありましたが、せっかくやらせて頂けるのだから、ちゃんと“楓”を自分のイメージを越えたものにしたいというプライドを持って挑みました」と笑顔で語った。  声優にはこのほか、大泉洋、リリー・フランキー、津川雅彦らが顔をそろえる。映画『バケモノの子』7月11日ロードショー。

  • 『めめめのくらげ』村上隆監督インタビュー

    なぜ今、映画なのか――現代アーティスト・村上隆の新たな挑戦

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     村上隆といえば、ヴェルサイユ宮殿での個展やルイ・ヴィトン、六本木ヒルズとのコラボレーションといった活動で注目を集めてきた現代アーティストだ。2008年には米TIME誌の「世界で最も影響力のある100人」に選ばれるなど、確固たる地位を築いている彼が、初めて長編映画作品を監督した。@@cutter 実写とCGを融合させたSFファンタジーエンターテインメント作品『めめめのくらげ』だ。かわいいビジュアルの謎の生物「ふれんど」と、少年・正志の心温まる交流を描いた本作は、一見すると子ども向けのファンタジー映画に思えるが、その裏には村上隆による現代日本へのメッセージがぎっしりと詰まった濃厚な作品となっている。  なぜ今、映画なのか。そして作品に込めた思いとは――。村上隆監督に『めめめのくらげ』誕生秘話を伺った。  「かれこれ10年以上、短編は作っていたんです。そのころからいつかは長編をと思っていました」。  本作を撮ろうと思ったきっかけを尋ねると、村上監督はそう切り出した。すべての始まりとなったのは、2010年12月26日に行われたとあるプロジェクトの打ち上げでの出来事だったという。  「そのとき西村さん(西村喜廣 監督補)と飲んでいたら、彼に『村上さん、映画撮らないんですか』と突然言われたんです。撮りたいですと答えたらぜひ撮りましょうよと目を輝かせて言うんですよ。そのときは何言ってるんだろうって思ったんですけど、駅での別れ際にまた目をじっと見つめられて『映画撮りましょうね!』と。何なんだって思いましたね(笑)」。  実はこのとき、村上監督は別の映画を撮る話が進んでいる最中だった。しかし、年が明けて2011年。思わぬ出来事が起こる。3.11、東日本大震災だ。この出来事により、進行中だった映画企画はいったんストップしてしまうことになった。  「そんなことになってしまったんだけど、西村さんはこの時期だからこそ映画を撮ろうと言うんですよ。彼に引っ張られるようにして、『めめめのくらげ』がスタートしたんです。よく『なぜ村上さんは現代アーティストとしてキャリアを持っているのに、今映画を撮るのか』と聞かれるのですが、これはもうそういうタイミングだったからとしか言えない。細田守さんが、映画には神様がいて魅入られれば作れるし見放されると作れないと仰っていたのですが、その通りでした」。@@separator そうやってスタートした村上隆初監督作品『めめめのくらげ』は、実写と1000カット以上ものCGを融合させ、1年以上かけて編集した意欲作となった。一見すると子ども向けのファンタジー映画に思えるが、その裏には現代の日本に対する村上監督の思いが込められたメッセージ性の強い作品である。  「作品の中に宗教団体と四人衆が出てくるのですが、彼らに僕の言いたいことを言わせているんです。たとえば『再生のためには破壊しかない』とか『日本政府の望む、見せかけだけの安全神話を取り戻せるだろ』とか。あれは僕の心の声の代弁なんです。宗教団体を出すとストーリーがまとまらなくなるからと、スタッフ間では不評でしたが、愚直な信念に突き動かされている人間に僕は共感するし、僕自身もそういう人間故にアーティストやってるわけですし」。  もっとも、基本的に本作は子どもでも楽しめるわかりやすい王道エンターテインメントであることには違いない。特に"くらげ坊"をはじめとする"ふれんど"のキュートなルックスは、多くの観客を魅了することだろう。  「くらげ坊はそもそもアニメのアイデアとして作っていたキャラクターで、もとは身長2メートルで裸の坊さんだったんですよ(笑)。でもそれはさすがに気持ちが悪いということで、かわいいキャラクターに変身していきました。ふれんどのデザインはどれも昔から考えていたもので、本当は勝負作品用にとっておきたかったんだけど、もう全部ここで出しちゃえと思ってつめこみました」。  長年あたためてきた設定やキャラクターを惜しみなく投入し、現場スタッフとアイデアを出しあって、『めめめのくらげ』はついに一本の映画作品として完成した。  「1970年代後半のアニメと、1960年代後半の特撮のエッセンスをミックスして作った映画です。僕は日本ではヒットしたことがなくてスーパーアウェイなんですよ。ずっと揶揄されてきた男がこういう映画を撮ったということで、ぜひ僕と同年代のオタクの人に見てもらいたいですね。そしてもちろん現代の子どもたちにも見てもらって、不可解な物事を無責任な大人たちは解決してくれないから、自分らで立ち上がれ!ということを伝えたいです」。  『めめめのくらげ』――それは現代アーティスト・村上隆のすべてなのだ。 (取材・文・写真:山田井ユウキ) 『めめめのくらげ』は4月26日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ他全国順次公開。

  • 初対談となった細田守監督(左)と富野由悠季監督(右)

    「おおかみこどもの雨と雪」細田守監督、「ガンダム」富野由悠季監督と夢の初対談!

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     観客動員数344万人、興収42.2億円を記録したアニメ映画「おおかみこどもの雨と雪」のブルーレイ&DVD発売を記念して、本作の細田守監督と、「機動戦士ガンダム」シリーズを手掛けた富野由悠季監督の初対談が実現。富野監督は対談で本作のことを「この映画は、もはやアニメの枠を超えた」と絶賛している。@@cutter 「時をかける少女」「サマーウォーズ」で、国内外の映画賞を席巻し、今や世界で最も注目を集めるアニメーション映画監督となった細田守の最新作「おおかみこどもの雨と雪」。本作で描いたのは、“自身の生きる道の選択に、悩み苦しみながも精いっぱい生きる姉弟を、いつでも優しく見守る母。そんな親子を描いた13年に渡る物語”である。  今回の対談は、富野が本作の劇場公開前に「新しい時代を作ったと言っていい」と絶賛コメントを発表したことがきっかけ。対談でも富野は「誰でも経験するようなごく当たり前の話を、上手にアニメのメタファーを使うことで、とても見やすい長さでまとめている」と本作について話し、「悔しいけど、細田監督はものすごくできるようになったなと思いました」と評価。また、「『おおかみこども~』はこれから10年、20年後の評価や認知は、今よりもはるかに高くなる」と太鼓判を押した。  生粋のアニメファンでもある細田監督は、憧れの監督の1人でもあり、大先輩の富野監督からの褒め言葉に恐縮しながらも、作品やこれからの映画制作について、真剣に語り合った。  この対談の模様は、2月25日(月)発売となる雑誌「デジモノステーション」(エムオン・エンタテイメント刊)の4月号に掲載される“細田守特集”の中で全文が紹介される。  「おおかみこどもの雨と雪」はのブルーレイ&DVD絶賛発売中

  • 細田守、大友克洋

    大友克洋が「おおかみこども」細田守に期待!「だんだんアニメが新しくなっている」

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     7日、「第67回毎日映画コンクール」表彰式が神奈川県・川崎のシネマコンプレックス「チネチッタ」で開催された。最高賞の日本映画大賞は周防正行監督の「終の信託」が受賞。日本映画優秀賞には吉田大八監督の「桐島、部活やめるってよ」が輝いた。@@cutter 「終の信託」は、現役弁護士の朔立木の同名小説を原作に、周防自らが脚本を手がけた作品。重度のぜんそく患者と恋に落ち、彼の願いから延命治療を止めた行動を殺人だと検察に追及される女医のストーリーで、生死を賭した純愛と、終末医療の現場で起きている問題をも描いている。  周防は「賞をもらって嬉しいというよりも、責任感を背負わされた感覚が強いです」と賞の重さを実感。周防の妻であり主演を務めた草刈民代については、「草刈は、周防映画専属のように思われがちですが、そんなことはありません。プロデューサー・監督の皆さん、女優の草刈もぜひよろしくお願いします」と夫自らが妻をアピールした。  アニメ部門では、細田守監督「おおかみこどもの雨と雪」と大友克洋監督「火要鎮」がそれぞれ受賞。大友は「細田とは吉祥寺仲間でよく飲むんですよ」と切り出し、「今、だんだんアニメが新しくなっている。若い人が自分の世界観を作っている。これからは細田くんに引っ張っていってもらいたい」と期待を込めたコメントを残したが、細田は恐縮している様子だった。  「桐島、部活やめるってよ」は監督賞と日本映画優秀賞のW受賞。監督の吉田は「始めるときは、高校生に興味を持ったことがなかったので、自分に自信がない状態でスタートした。周りのスタッフやキャストに助けてもらいながら、ここまでたどりつけることができた」と感謝の気持ちを述べた。  原発事故を題材にした「希望の国」で主演男優賞を獲得した夏八木勲は「この作品に携わることで福島の被災者に近付くことはできましたが、決して当事者にはなれないと思いましたね。そして、絶対に忘れてはならないという気持ちがますます強くなりました」と原発事故と被災者に対する素直な想いを述べていた。

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