山下敦弘 関連記事

  • 映画『ハード・コア』、(左から)原作者のいましろたかし、山下敦弘監督

    『ハード・コア』山下敦弘監督&原作者いましろたかし対談「いびつで破綻してる(笑)」

    映画

     主演、プロデュースに山田孝之、共演者に佐藤健、荒川良々と人気俳優が名を連ねているにもかかわらず、どこか“怪作”の香りが漂う映画『ハード・コア』。社会のはみだし者の主人公、埋蔵金探し、そして謎のロボット…平成の最後に生まれたこの奇妙な作品をどう読み解くべきか? 監督を務めた山下敦弘と、“平成の奇書”と言われる原作漫画『ハード・コア 平成地獄ブラザーズ』の作画担当・いましろたかしによる対談が実現した。@@cutter――山下監督は以前より自身の映画が、いましろ作品に強い影響を受けたことを公言されています。 山下:以前、つげ義春さん原作の『リアリズムの宿』を映画にしたんですが、ラストで女子高生が手を振るシーンは、いましろさんの『中野の友人』という短編のまんまでして(笑)。当時はそれを言えなかったんですけど…。 いましろ:つげさんの原作をあそこまで改変するってすごいなって思いましたよ(笑)。 山下:つげさんも映画を見て「ん?」って顔をされてて(苦笑)。とにかく、いましろさんの漫画が好きでしたね。『トコトコ節』の男だけの感じとか自分の『どんてん生活』でも強く影響を受けています。 ――『ハード・コア』を最初に読んだときは? 山下:「なんじゃこら?」って(笑)。でもすごく興奮しましたね。 いましろ:僕も(原作担当の)狩撫麻礼さんからストーリーを受け取ったとき「なんじゃこら?」って思ったよ。いや、ストーリーを受け取るつもりが、登場人物とその場のシチュエーションと顛末(てんまつ)が書いてあるだけで、これは長編になるのかと疑問と不信感がわいた(笑)。 ――そもそも、いましろさんが作画を担当することになったのは? いましろ:狩撫さんの指名です。狩撫麻礼は、いましろたかしを一番褒めてくれた人なんです。その人が亡くなって(※今年1月逝去)、僕を褒めてくれる人がいなくなっちゃった…。 @@insert1 ――狩撫さんと言えば別名義作品も含め、ドラマ『リバースエッジ 大川端探偵社』『湯けむりスナイパー』などの作品の原作も手がけていらっしゃいます。 山下:狩撫さんの作品の主人公って、他作品だとカッコいい男が多いですよね? いましろ:でも「カッコ悪いものもやりたいんだ」って言ってました。それこそ原作の主人公の右近はすごくカッコ悪い。出会い系で知り合った女性が待ち合わせ場所に来たら、容姿を確認した上で接触したり(笑)。 山下:原作を読み直したら、もっとハードボイルドな印象だったけど、右近って意外と安定してなくてカッコ悪いんですよね(笑)。 いましろ:芯があるようでない(笑)。でも情はあるんだ。@@separator――原作では、最初は右近と牛山という社会のはみだし者の日常が描かれていましたが、突然、埋蔵金を探す結社や謎のロボットが登場するなど激しい展開を見せます。 いましろ:そこは僕が、狩撫さんに「漫画らしい荒唐無稽な物語にしたい」って注文したんです。「ロボットか幽霊を出したい」ってお願いしたのを覚えています。埋蔵金は当時、糸井重里が徳川埋蔵金の発掘をやってて、僕が熱く語っていたのを汲んでくれたんじゃないかと(笑)。 山下:『ギミア・ぶれいく』(TBS系)でやってましたね。僕も絶対に見つかるはずだって期待しながら見ていました(笑)。 いましろ:でも、雑誌で連載してると、展開がすごく唐突なんですよ。急に結社が出てきたり、釣りに行ったらクジラが釣れたり(笑)。 山下:原作の連載という時間軸ゆえのいびつさというか(笑)、バランスの悪さを映画でもそのまま出そうと思って、あの物語の入口と出口が全く違う感じをそのまま映画に反映させています。 いましろ:いびつで破綻してる(笑)。これを映画にするって脚本の向井(康介)くんはかなり悩んだんじゃないかと…(笑)。 @@insert2 ――山田孝之、荒川良々、佐藤健という人気俳優が出てるけど、キラキラもしていないし、かといってコメディーと言うのも何か違うような…。 山下:僕自身も作っていく中で「これ、笑っていいのか?」と思うようになったんです。昔は笑って読んでたのに、いま読むとシリアスに感じて。だから、現場で面白くて笑ったシーンが意外とハマらずに編集でカットになったりしてるんです。ちょっと複雑なんですよね。「笑ってほしい」と思いつつ、シリアスに受け取ってほしい思いもあって…。 いましろ:山下さん自身、そういう映画が好きなんでしょ? シリアスだけど笑える映画。 山下:好きですね。「笑わせたい」というより、必死だから笑える感じが。だから今回も、笑ってほしいと思いつつ、あんまり笑われると「笑い過ぎだろ!」って怒りそうな気がします(笑)。(取材・文・写真:黒豆直樹)  映画『ハード・コア』は公開中。

  • 映画『ハード・コア』公開直前!!完成披露試写会に登場した(左から)山田孝之、佐藤健

    佐藤健、大好きな先輩・山田孝之にツッコミ「めんどくせえな!」

    映画

     俳優の山田孝之と佐藤健が、15日に都内で開催された映画『ハード・コア』完成披露上映会に出席した。自身にとっての平成の大事件を聞かれた佐藤は「平成が終わること」と答え、山田は「(本作を監督した)山下(敦弘)さんと出会ってしまったこと」と語った。@@cutter 狩撫麻礼といましろたかしによる漫画『ハード・コア 平成地獄ブラザーズ』を実写映画化した本作は、正真正銘のアウトローである権藤右近(山田)が、弟・権藤左近(佐藤)、そして素朴な友人・牛山(荒川良々)と共に、ロボオ(謎の高性能ロボット)を見つけたことを機に破天荒な事件に巻き込まれていく様を描く。イベントにはほかに、荒川良々、山下敦弘監督、ロボオも登場した。  原作のファンである山田は、自身が演じた右近について「憧れがやっぱり、多少あると思います。こういう風に生きたいけど、まあそうしない方が、今の世の中、社会にはちゃんと適応できるし、みたいな。でも、それを関係なく突き進むのがカッコよく見える」とコメント。  一方の佐藤は「本当に出演できてよかったなというような映画になりました。僕の役者としての、新しい扉を(笑)開いていただいた、僕にとっても大切な作品になりました」と回想。また、もともと山田のファンだったと言い「自分が『バクマン。』と『何者』で主演をさせていただいたときに、孝之くんが出てくれたことがすごく心強かったし、すごくうれしかったんですよ。だから今度は自分が、孝之くんを支える。ダメな兄貴を支える弟として出演できたらいいなって思いがあったんですよね」と振り返った。  当日は、自身にとっての平成の大事件を発表する一幕も。山田はしばし考え「言うと大変。平成と一緒に俺も終わるかもしれない」と苦笑。なかなか答えを出せない山田に、佐藤は「めんどくせえな!」とツッコミ。平成生まれの佐藤は「平成が終わることが僕の中で一番の事件」と言い、これには山田も「ああ、考えてた答えだね」と納得。山下監督は「『ハード・コア』を作れたこと」と答え、これを聞いた山田は「山下さんと出会ってしまったことは、けっこう事件だなと、今思っております」と白い歯を見せていた。  映画『ハード・コア』は、11月23日より全国公開。

  • 映画『ハード・コア』ポスタービジュアル

    松たか子が場末のバーで歌声披露 山田孝之の主演映画『ハード・コア』

    映画

     俳優の山田孝之が主演を務め、映画『味園ユニバース』『苦役列車』の山下敦弘監督がメガホンをとる映画『ハード・コア』の追加キャストとして、女優の松たか子らが出演することがわかった。また、公開日が11月23日に決定し、本ポスタービジュアルも解禁された。@@cutter 本作は、ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』や『映画 山田孝之3D』などでコンビを組んできた山田と山下監督が、愛読書であった狩撫麻礼といましろたかしによる漫画『ハード・コア‐平成地獄ブラザーズ』を実写映画化。現代の日本を舞台に、正真正銘のアウトロー・権藤右近(山田)が、弟・権藤左近(佐藤健)、そして素朴な友人・牛山(荒川良々)と共に、高性能なロボットを見つけたことをきっかけに破天荒な事件に巻き込まれ、人生を一変するような事態に直面する姿を描く。  純粋で、曲がったことが大嫌いな性格の右近(山田)は、自らの信念をいつも暴力に転嫁させてしまうため、仕事も居場所もなくしてきた。そんな右近の仕事は、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うこと。共に働く牛山(荒川)だけが唯一心を許せる友人だ。右近の弟・左近(佐藤)は、一流商社に勤務するエリートだが、腐った世の中にうんざりし、希望を失っていた。ある日、そんな彼らの前に、謎の古びたロボットが現れ、男たちの人生が一変するような一大事が巻き起こる。  このたび、松のスペシャル参加をはじめ、追加キャストとして石橋けい、首くくり栲象、康すおん、藤原季節という個性派メンバーの出演が発表された。松は、右近が酔いつぶれるバーで出会う謎のOLを演じており、場末のカラオケバーで美しい歌声を披露するサプライズシーンもあるという。  解禁となったポスターは、右近、左近、牛山、そして謎のロボットが一点を見据える姿を写したビジュアル。現代社会に溶け込めないどうしようもない男たちの物語を、「家族なんていらねぇ。俺たちは空だって飛べるんだ。」というキャッチコピーが彩っている。  映画『ハード・コア』は11月23日より全国公開。

  • 映画『ハード・コア』

    山田孝之主演&プロデユース、山下敦弘監督『ハード・コア』公開 共演に佐藤健ら

    映画

     俳優の山田孝之が主演&プロデュースを務める映画『ハード・コア』が2018年に全国公開されることが発表された。監督を『山田孝之のカンヌ映画祭』の山下敦弘が務め、共演に佐藤健、荒川良々が名を連ねる。@@cutter 『ハード・コア』は、狩撫麻礼といましろたかしによる漫画『ハード・コア‐平成地獄ブラザーズ』を完全実写化。現代の日本を舞台に、正真正銘のアウトロー・権藤右近(山田)が、弟・権藤左近(佐藤)、そして素朴な友人・牛山(荒川)と共に、高性能なロボットを見つけたことをきっかけに破天荒な事件に巻き込まれ、人生を一変するやも知れない事態に直面する姿を描く。  主役の右近を演じる山田は「全くどうしようもなく不器用な男の生き様を見ていると、イライラしてくる。でも嫌いになれない。この男の不器用さは自分に足りない部分なのでは? とすら思えてくる。そして男たちの結末に、僕は泣いた。それはきっと、曲がった世界を真っ直ぐ生きる男の姿、そこに間違いなく憧れがあるからだろう」とコメント。  オファーを受けたときのことを「山田孝之ファンとしては、山田孝之との兄弟役と聞き2秒で出演を決めました」と述懐する佐藤は、「詳しく話を聞いていくと、素敵な共演者の方々、原作、そして山下監督とご一緒できるとのことで、棚から牡丹餅的な気持ちです。不思議な魅力を漂わせる映画になればいいなと思っております」と出演の喜びを語る。また原作が人生のバイブルだという荒川は「役作りは完璧に仕上がってます! 早く始めて下さい!」と自信をのぞかせている。  かねてから、いましろファンだと公言してきた山下は「山田孝之の口から“山下さん『ハード・コア』って読みました?”っていう言葉が飛び出して早5年。もうこれはやらねばというか、やる運命というかハッキリ言って使命にも似た境地です」と語り、「普通のオッさんがマンガ界の中でも純度の高い『ハード・コア』を監督します。ぜひとも楽しみにしていてください」と作品への自信をのぞかせている。  映画『ハード・コア』は2018年全国公開。

  • 山田孝之、『映画 山田孝之3D』公開記念舞台挨拶に出席

    山田孝之、日本アカデミー賞に憧れ?「18年やってて今だに声がかからない」

    映画

     俳優の山田孝之が17日、都内で開催された主演作『映画 山田孝之3D』の公開記念舞台挨拶に、芦田愛菜、松江哲明監督、山下敦弘監督とともに出席。山田は、「なんとかして!まずは日本アカデミーに呼んでもらえるように。(役者業を)18年やってて今だに声がかからない。なんとしでも、どんな手を使ってでも賞を獲りたいと思います」とジョークとも本気ともとれぬ“山田節”を炸裂させた。@@cutter 本作は、1月から放送されたドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』(テレビ東京系)を通じて生まれた、謎多き山田の思考に迫る3D映画。本年度のカンヌ映画祭に正式応募も果たした。  主演の山田は「なんとか(上映を)止めようとしたんですけど、止められなかった。チャップリンの『独裁者』以来、全国何館でスクリーンが破かれるか心配しています」と挨拶。  「山田孝之 全告白」というテーマに悔いはないか質問され「あります。後悔しかありません。何とか上映を止めたかった」と即答。さらに「試しに実験でやってみたんですけど、失敗した」と鑑賞前の来場者にあられもないコメントを発し、本イベント前の舞台挨拶(上映後)では「シーンとしていた。『ムカついた方いますか』と聞いたら5、6人いた」と明かした。  同作に友情出演した芦田が、瞳を輝かせ「自分のことを知ろうとする山田さんが、カッコいいと思いました」と伝えると、山田はうつむいて照れ笑いを浮かべる一幕も。    また、いつか芦田のような大人になると公言している山田。芦田が「賞を獲るのが目的で映画を作る思いはないと思いますが……」と山田に問いかけると「賞のことしか考えていません。いい芝居、いい映画、いい俳優、どうでもいい!です。賞のことだけ!を考えて生きていきます。なんとかして!まずは日本アカデミーに呼んでもらえるように。18年やってて今だに声がかからない。なんとしでも、どんな手を使ってでも賞を獲りたいと思います」と宣言。会場が笑いに包まれる中、「まずは貯蓄を増やしてみます」と吐露した。  『映画 山田孝之3D』は公開中。

  • 『映画 山田孝之3D』ポスタービジュアル解禁!

    脳内スペクタクル『映画 山田孝之3D』公開決定! カンヌ映画祭にも“正式応募”

    映画

     俳優「山田孝之」の思考にダイブする、脳内スペクタクル3D映画『映画 山田孝之3D』が6月16日より公開されることが決定し、ポスタービジュアル&予告映像が解禁となった。本作は、テレビ東京他で放送されたドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』をきっかけとして、俳優・山田孝之×監督・松江哲明&山下敦弘によって生み出された作品だ。@@cutter イリュージョンのような言葉と映像で「山田孝之」を3Dで体感する本作。さらに同作には『山田孝之のカンヌ映画祭』にも登場した芦田愛菜が友情出演。ドキュメンタリードラマの中でも掲げていた「カンヌ映画祭で賞を獲る」という目標を継続しており、最終話(3月24日放送)にて、本年度のカンヌ映画祭にも「正式応募」を果たしている。  『山田孝之のカンヌ映画祭』でも登場している山下に対して山田は「2016年、僕と山下さんは手を取り合い、衝突を重ね、決別し、再び手を取り合い一つの映画を完成させました。この映画には僕の今までの人生とこれからの全てが詰め込まれています。それを引き出せたのは山下さんとの関係無しでは成せないことでした」とその思いを明かす。  同じくドラマに登場した芦田に対しても「僕は芦田さんと出会ったことでたくさん失い、たくさん発見することができました。いつか芦田さんのような大人になるため、山田孝之は現実をぶち壊し続けて生きていきます」と同じく感謝の気持ちをコメントしている。  ドラマの17日の放送で山田と衝突する姿を見せていた山下監督は「山田くんとは二度と映画は作れないんじゃないかと諦めていましたが、この度、芦田愛菜さんのおかげで一本の映画を作ることが出来ました。これは人間、山田孝之と山下敦弘のけじめとしての映画です」と作品への自信を見せている。  また松江監督も「山田孝之を見た時、この映画は彼の脳内にダイブするようなドキュメンタリーにしなければならないと覚悟を決めました」と、山田との衝撃的なコンタクトの様子を語りながら「3Dだからこそ効く体感映画が完成してしまったと自負しています」と作品への自負を語っている。  『映画 山田孝之3D』は6月16日より全国公開。

  • 山田孝之がカンヌを目指すドキュメンタリー連ドラ放送!

    山田孝之、カンヌを目指す!? ドキュメンタリー『山田孝之のカンヌ映画祭』放送決定

    エンタメ

     山田孝之と映画監督・山下敦弘による“異色”のドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』が、来年1月からスタートすることが分かった。@@cutter 同番組は、タイトルにもある「カンヌ映画祭」を目指す2人によるドキュメンタリー。撮影は2016年夏というが、文字通り、山田が「(映画の)賞が欲しい」と山下監督へ伝えるところから始まり、山田がつくる映画の内容も明かされるという。  「今回カンヌを目指して、大切なことをたくさん学びました」と話す山田は、「振り返ってみると、けっしてベストとは言い切れない決断があったと思います。しかし、行動したことにより気づくことができ、次に役立てることができます」と回想しながら、「これからも“山田孝之の”やり方で頑張っていこうと思います。しっかりと注意してご覧ください」と視聴者へのメッセージを伝える。  また、山田の“相棒”となった山下監督は、山田とのひと夏を「過ごした、というより修行のような毎日で結果お尻に変なおデキができたり……」と振り返り、「山田くんと一緒にいると自分の中の何かが壊れてしまうので、これからは誘われても山田くんの話に乗らないようにします。山田孝之は変な魔法を持っているのでみなさんも気を付けてください」と山田との思い出を語っている。  ドキュメンタリードラマ『山田孝之のカンヌ映画祭』は2017年1月6日からスタート。毎週金曜、24時52分からテレビ東京系列で放送。

  • 「オーバー・フェンス』ティザービジュアル

    オダギリ&蒼井が函館の夜を駆け抜ける 『オーバー・フェンス』美しい特報解禁

    映画

     オダギリジョー、蒼井優、松田翔太の豪華キャストが共演、佐藤泰志原作の“函館三部作”の最終章にあたる映画『オーバー・フェンス』が9月17日に公開されることが決定。今回、オダギリがナレーションを務めた美しさが際立つ特報映像と、新しいビジュアルも解禁された。@@cutter 『海炭市叙景』(10)、『そこのみにて光輝く』(14)に続く、作家・佐藤泰志原作の“函館三部作”の最終章となる本作。佐藤氏が執筆活動を諦めかけた頃、函館の職業訓練校にて過ごした経験をもとに執筆し、生涯最後の芥川賞の候補となった同名小説を、『マイ・バック・ページ』『味園ユニバース』などの山下敦弘監督が映像化している。  主人公・白岩役にオダギリジョー、白岩と恋に落ちる女性・聡(さとし)役に蒼井優、白岩と同じ職業訓練校の生徒・代島役に松田翔太など豪華キャストが出演。脚本、音楽、撮影、照明は、国内外で高く評価された『そこのみにて光輝く』のスタッフ陣が再集結している。  特報映像では、人生を諦めかけ職業訓練校に通う白岩と、愛を求め続けるホステスの聡が、自転車に二人乗りをして函館の夜を駆け抜ける。聡の手からは白い羽が宙に舞い、二人の甘い時間にうっとり。新ビジュアルでは、自転車に二人乗りする白岩と聡の写真、もう一面は、オダギリ、蒼井、松田の3人が何かを見つめている写真で“両A面”となっている。  家庭を顧みなかった男・白岩は、妻に見限られ、故郷の函館に戻り職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていたある日、連れていかれたキャバクラで風変りな若いホステス・聡と出会う。どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていく。

  • 『ぼくのおじさん』 松田龍平がおじさん役に初挑戦

    松田龍平、おじさん役に初挑戦!山下敦弘監督と初タッグで“21世紀の寅さん”目指す

    映画

     俳優・松田龍平が、映画『ぼくのおじさん』で初のおじさん役に挑戦することがわかった。本作は、北杜夫が執筆した同名児童文学を原作に、松田と初タッグとなる山下敦弘監督がメガホンをとり、“寅さん”を彷彿とさせるインテリぼんくらなおじさんの姿を描く。@@cutter 松田扮する“おじさん”は、兄の家に居候し、スポーツも出来ずお金も無く、屁理屈ばかりこねているが、どこか憎めない役どころ。子役・大西利空が演じる“ぼく”こと甥っ子の雪男の視線で、一目惚れした女性を追いかけるためハワイへ行こうとあの手この手を画策する様子を描く。  本作に対し、松田は「“ぼく”が、哲学者で変わり者のおじさんを観察するところから始まる物語は、ほのぼのしていて、どこかノスタルジックですごく面白いと思いました」と魅力を説明。作中で相方となる雪男については、「大人びた少年なんですけど、演じている利空は撮影の本番ギリギリまで遊んでたりするやんちゃなヤツで、その現場の空気感がとても心地良かったです」と楽しげな撮影風景を明かす。  ハワイでの撮影は「現地のスタッフも合流して、日本の撮影とはまた違った濃厚な日々でした」と、充実した作品作りになったことを伺わせ、「ぼくとおじさんの思索の旅が日本からハワイへ広がって、映画の中にどう溶け込んでいるのか、僕自身も楽しみです」と、完成への期待を語った。  また、本作は『天然コケッコー』で報知映画賞・最優秀監督賞を最年少受賞し、『苦役列車』『もらとりあむタマ子』『味園ユニバース』等の話題作を手掛ける山下監督がメガホンを取り、松田との初タッグが実現。「楽しい原作と素晴らしいキャスト・スタッフで作った『ぼくのおじさん』を楽しみに待っていてください」とアピールしている。  映画『ぼくのおじさん』は2016年秋公開予定。

  • 熊切和嘉監督の衝撃作『鬼畜大宴会』DVD再販決定

    熊切和嘉監督、衝撃の問題作『鬼畜大宴会』DVD再販決定!「鬼畜同窓会」も収録

    映画

     2002年に一度、DVD化されるも長く廃盤となっていた伝説の映画『鬼畜大宴会』(R-18)の再販が決定した。本作は『夏の終り』『私の男』の鬼才・熊切和嘉監督の長編デビュー作であり、公開時には残酷描写が話題になった問題作。@@cutter 『鬼畜大宴会』は1970年代、学生運動グループが内部対立と粛清を繰り返しながら自己崩壊していくさまを描いた異色のドラマ。第20回ぴあフィルムフェスティバル/PFFアワード97準グランプリ、98年タオルミナ国際映画祭グランプリ受賞、さらには98年ベルリン国際映画祭正式招待作品として評価され、長編デビュー作にして全世界の映画祭を震撼させた。  また本作は、熊切監督が大阪芸術大学の卒業制作として作られたもので、スタッフ・キャストはすべてノーギャラ。しかもスタッフ陣は、のちに日本映画界を牽引する錚々たる若き才能が結集しており、『私の男』の宇治田隆史(脚本)、『桐島、部活やめるってよ』の近藤龍人(撮影)、『リンダ・リンダ・リンダ』の山下敦弘(監督)、『陽だまりの彼女』の向井康介(脚本)など、まさに今をときめくドリームチーム。  さらに音楽担当は、大阪を拠点とするロックバンド「赤犬」。アイドルグループ・関ジャニ∞の渋谷すばるが初めて単独主演し、『私の男』の二階堂ふみがヒロインを務める来年2月公開の話題作『味園ユニバース』(監督:山下敦弘)で、バンドメンバーが本人役で登場することが発表されるなど、注目を集めている。    なお、特典映像では、熊切監督、山下監督、財前智広らが集い、ドキュメンタリー映像作家・松江哲明の進行のもと、いまだから語れる本作の撮影秘話「鬼畜同窓会」が収められ、ファン垂涎の内容となっている。映画『鬼畜大宴会』のDVDは2015年2月3日発売。

  • 山田孝之が赤羽で過ごした姿を映したドキュメンタリードラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』が1月9日より放送決定

    山田孝之の“崩壊”と“再生”を映し出したドキュメンタリードラマ、テレ東で放送

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     俳優の山田孝之が、2014年夏に赤羽で過ごした様子を記録したドキュメンタリードラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』が、2015年1月よりテレビ東京で放送される。本作は、俳優として役と自分を切り離すことができなくなって苦悩する山田が、漫画『ウヒョッ!東京都北区赤羽』に出会ったことで、作者の清野とおるや赤羽の住人たちと交流しながら、自分の「軸」を探す作品だ。@@cutter 『ウヒョッ!東京都北区赤羽』とは、作者の清野が一人暮らしをしている赤羽の珍名所を紹介しつつ、実在する赤羽の住人たちとの交流を描いたエッセイ漫画。地元・赤羽では『ONE PIECE』よりも売れているという局地的大ヒットで、累計発行部数20万部を記録している。  本作では、漫画内に登場した個性的でエピソードが満載の赤羽の住人たちが続々と登場。際立つ彼らのキャラクターはもちろんのこと、山田とのやり取りにも注目。また、親友の綾野剛や山田が尊敬する俳優のやべきょうすけや大根仁監督、ミュージシャンの吉井和哉らとの交流も記録。これまでに見たことのない山田孝之が映し出される。  山田は、「今振り返って見るとあの時期はやはり相当参っていたのだなぁ、結構ヤバい所まで行ってしまってたのだなぁと思った。しかしそんな自分の姿がどうやら人から見ると面白いらしいので、面白いならいっかと今回の形に収まりました」と今回出演に至った経緯を告白。  そんな山田の依頼で赤羽での様子を撮影したのは、映画監督・山下敦弘。友人でドキュメンタリー監督・松江哲明と共に作品化した。山下監督は、「2014年、山田孝之の“崩壊”と“再生”の記録を遅い時間帯ではございますが、じっくりと堪能してください」と異色のドキュメンタリー作品をアピールした。  ドラマ『山田孝之の東京都北区赤羽』は、2015年1月9日より毎週金曜24時52分〜25時23分にテレビ東京で放送。

  • 映画『超能力研究部の3人』ティザーチラシ

    乃木坂46生田・橋本・秋元、映画初主演!嘘と本当がごちゃまぜの意欲作に挑戦

    映画

     乃木坂46の生田絵梨花、橋本奈々未、秋元真夏の初主演映画『超能力研究部の3人』の公開が決定した。@@cutter 本作は、乃木坂46の5枚目のシングル『君の名は希望』のミュージックビデオで流れる、嘘の劇中オーディションから生まれた。『リンダ リンダ リンダ』『天然コケッコー』など良質な作品を生み出し、『もらとりあむタマ子』では元AKB48前田敦子の女優としての新しい一面を引き出した山下敦弘監督がメガホンをとる。  オーディションで選ばれた3人に、監督がインスパイアされ選んだ原作は、大橋裕之の連作短編漫画『シティライツ』。その原作を元に制作が進んでいた矢先、「どうせなら、もっと無理なことしません?」という会議で飛び出した挑発的発言に山下が挑んだコンセプトは、“この脚本でも撮りつつ、この映画を撮っているというメイキング風ドキュメンタリーも掛け合わせた一本の映画”というもの。  生田は「オーディションに選ばれた時は、初めての映画だし、3人がメインっていうのも、『えっ!』て、喜びよりも信じられない気持ちが大きかったです」と主演に抜擢された感想を告白。橋本と秋元も「今回の映画は今までに観たことのない形の映画です」(橋本)、「どこからどこまで撮られているのかわからないのが不思議な感覚でした」(秋元)など、どこまでが「嘘」でどこまでが「本当」なのかわからない斬新な映画だと明かしている。  超能力とUFOに真剣に挑む女子高生を通して、アイドルである3人が「女優」という新しい扉を開き成長する姿をとらえた映画『超能力研究部の3人』は12月6日(土)全国ロードショー。

  • 映画『味園ユニバース』で渋谷すばると共演する二階堂ふみ

    関ジャニ∞渋谷すばる、映画単独初主演!「髪をバッサリと切りました」

    映画

     人気アイドルグループ・関ジャニ∞の渋谷すばるが、『苦役列車』の山下敦弘監督最新作『味園(ミソノ)ユニバース』で、単独として映画初主演を務めることが決定した。@@cutter 大阪を舞台にした本作は、人生を踏み外し、「歌うこと」以外すべての記憶を失った男が主人公。あるバンドとそのバンドマネージャーの少女との出会いをきっかけに、過去と向き合い、現在の自分との間で揺れ動きながらも、自身を見つけ出そうとする物語が描かれる。  渋谷が演じるのは、記憶を失った男。人を寄せ付けない凶暴さをもちながら、繊細で不器用、でも歌においては実力を発揮するキャラクター。役作りについて「音楽をやっている時と同じような感覚で、現場に入って、その時その時感じたことを表現していけたらいいなと思っています」と明かしており、「撮影に向けて今まで長くしていた髪をバッサリと切りました」と初の単独主演作に気合十分だ。  一方、ヒロインには、『ヒミズ』の二階堂ふみが決定。『脳男』、『地獄でなぜ悪い』など話題作に出演する二階堂が今回扮するは、高校を中退し、痴呆症の祖父と2人で暮らしながら、好きなバンドのマネージャーと古びたスタジオの経営で生計をたてる少女。渋谷演じる記憶を失った男との出会いが彼女を変えていく。  リアリティーのある世界観と現実に向き合う登場人物を魅力的に描くことに定評のある山下監督は「音楽映画としても、特にライブシーンに答えが出るような映画にしたいと思っていますので、そちらもご期待下さい」と見どころを明かした。  『味園ユニバース』は2015年2月、全国公開。

  • 『もらとりあむタマ子』で再タッグを組んだ、山下敦弘監督と前田敦子 

    あっちゃん主演で恋愛映画を撮りたい! 前田敦子と山下敦弘監督、赤裸々トーク展開

    映画

     毎日食べて寝て食べて、起きている時間はマンガを読み、逆ギレと自己肯定が得意の“口だけ番長”、23歳・無職のヒロインの成長を見つめる映画『もらとりあむタマ子』が公開に。グータラ女子を演じた前田敦子とメガホンをとった山下敦弘監督にインタビューした。@@cutter 『リンダ リンダ リンダ』『マイ・バック・ページ』など国内外で高い評価を得る、この山下敦弘監督の最新作は無気力な女子が主人公だが、そのグータラ女子を山下監督の『苦役列車』で新境地を開拓した女優・前田敦子が熱演! 今年前半のホラー作品『クロユリ団地』でも鮮烈な印象を残した前田だが、本作では“前田敦子史上、もっともぐうたらな前田敦子”が姿を現すファンならずとも必見の一作に仕上がった。『苦役列車』以降、2年近く一緒にいることが多かったという映画監督と映画女優が、本作へ抱いた想い、そして次回作に撮ってみたい恋愛映画についてのことなど、赤裸々トークを展開。  山下監督、前田にとって前作の『苦役列車』の公開は昨年の夏で、それほど時間は経っていないなかでの『もらとりあむタマ子』での再会に。それでも山下は「僕は、また一緒だなって思って、素直にうれしかったですね。今回の脚本は向井(康介)なので、彼に『前田敦子、面白いよ』って、言いたくて誘った感もありまして(笑)」と再タッグへの想いを明かすが、それを踏まえて試したいことが今作では明確にあった。「前作(『苦役列車』)のあっちゃんの役柄は原作にはない映画オリジナルキャラだったので、ちょっとゲスト感があったと思います。今回は主役なので、そこへのやりがいには期待していました」。  一方、『苦役列車』の初日打ち上げで本作のオファーを受けていたという前田は、「初日舞台挨拶で、監督とお会いしたときに突然、『こういう企画があって』って、それが『もらとりあむタマ子』の話でした」と当時の衝撃を説明。「映画が公開して、しばらく会えないと思ったら、そうじゃなかった(笑)。ギリギリまで信じられなかったですが、気がつけばもう2年くらい、監督と一緒にいるような気がしますね(笑)」。  確かに『苦役列車』とは違い、『もらとりあむタマ子』の前田は女優としての幅を確実に広げている。前作では言ってみればマドンナ的存在の役どころだったわけで、それまでの前田のポジションとリンクするが、今回のタマ子はどうひいき目に見てもグータラ女子。髪はボサボサで、部屋はゴミ屋敷寸前の散乱状態。働かないでブラブラしているくせに、父親と生意気に口げんかまで。あっちゃんのイメージがまるでないが、ウラを返せば女優としていい仕事をしたということ。まるでどこかの家庭をのぞいて見ているような不思議なリアル感が漂い、タマ子は実に“いそうなキャラ”だ。演じた前田も、「父娘関係には注目だと思いました」と目を輝かす。「わたしもお父さんとの関係は、こういう感じだよなって想像しながら演じていました(笑)。娘と父親は、この距離くらいの距離感じゃないですか(笑)。お父さんって、優しいわけですよ。それが若干、うざいなって感じることもある(笑)」とぶっちゃけトーク。「タマ子、まんまだね(笑)」と横で聞いていた山下監督も笑うほかない様子。それだけ前田の演技によって生まれたリアルが、観る者に届くということなのだ。@@separator いい映画は、いい主演女優と映画監督の名コンビによって、何作も生まれることがある。『苦役列車』、『もらとりあむタマ子』と観ていて、そういうことを想う人もいるはずだ。  気が早いが、また一緒に映画を撮ることになったとして、山下監督は「まだアイデアは浮かばないですが――」とした上で、あるジャンル映画を前田主演で撮りたいという夢を明かす。「実は『苦役列車』も『もらとりあむタマ子』も、あっちゃんに対して恋愛的な要素を入れていないですよね。あっちゃんが誰かを好きになるとか、異性を描いていないので、次があるとすれば、そういう展開を描いてみたいですね。まあ、オレ自身が恋愛映画を撮ったことがないので、そのこと自体がチャレンジになりますが(笑)」。この申し出を聞いた前田は、「えー、すごい! 恥ずかしいです(笑)。わたしも想像できないです!」とびっくりしたような笑顔に。一本の映画を作ることは思った以上に大変で難しいことだが、二度あることは三度ある!? (取材・文・写真:鴇田崇)  『もらとりあむタマ子』は11月23日(土)より、新宿武蔵野館ほか全国順次公開。

  • 前田敦子『もらとりあむタマ子』プレミア上映会&トークショーにて

    前田敦子、主演最新作はひたすら食べてよく寝る!?「とにかく美味しくって(笑)」

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     映画『もらとりあむタマ子』のプレミア上映会&トークショーが12日、都内で行われ、主演の前田敦子、山下敦弘監督、脚本を担当した向井康介が登壇した。@@cutter 元AKB48の前田敦子が、『苦役列車』に続き山下敦弘監督と再びタッグを組んだ本作。音楽チャンネル「MUSIC ON!TV」の季節ごとのステーションIDから短編ドラマを経て、今回長編化が実現。実家で自堕落な生活を送る、23歳の主人公・坂井タマ子を前田敦子が演じる。  この日の上映会は前田敦子の公式ファンクラブ会員限定とあって、前田は会場を埋め尽くしたファンからの大声援を浴びながら登場。前田は、ファンの声援に笑顔で手を振り「これがファンイベントってやつですね(笑)。こんな大規模なイベントが出来るなんて思ってもいませんでした。緊張していますが、ファンの皆さんも緊張していますね(笑)」とファンクラブ設立以来初となるイベントに緊張気味だったが「映画の最後のシーンの私の姿で、皆さんの笑い声が聞こえてきて嬉しかったです!」と映画を観たファンの反応に喜んだ。  本作では、とにかく食べる前田の姿が多く登場することについて山下監督は「(前田の)写真集に食べるカットが多かったので、脚本の向井と相談して食べるシーンを入れました。現場ではひたすら食べては寝てるんですよ! その繰り返しなので、タマ子と前田あっちゃんの差がまったくない感じでした(笑)」と撮影現場での前田の姿を暴露。これに対し、前田は「とにかくすごく美味しくって(笑)。秋刀魚なんて丸ごと一匹全部食べました。一番美味しかったのはゴーヤチャンプルでしたね!」と無邪気な笑顔を見せたが、「でも今回は長台詞があってとても緊張しました。私、長台詞を覚えるの本当に苦手なんです」と撮影での苦労話も披露した。  最後に前田は「今日は日本で初めてこの映画を、私を応援してくださっている皆さんに観ていただけたことが嬉しいです。皆さんはこの映画の宣伝隊長です(笑)。宣伝よろしくお願いします!」と駆けつけたファンにメッセージを送った。  映画『もらとりあむタマ子』は11月23日より、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー。

  • 前田敦子

    前田敦子、初の国際映画祭に感激! 釜山のレッドカーペット&舞台挨拶に登場

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     山下敦弘監督の最新作『もらとりあむタマ子』が、釜山国際映画祭に出品されるため、前田敦子が主演女優として初めて海外の映画祭に参加した。@@cutter 本作で前田が演じるのは、“残念な実家依存娘”のタマ子。自堕落な日々を送るタマ子のちょっとした一歩を踏み出すまでの1年を、秋に始まり夏に至るまで四季を通して描かれる。  3日に開催されたレッドカーペットに登場した前田は、BIGBANGのTOP、アン・ソンギ、アーロン・クォックといったアジアのスターに混じって、山下監督と共にレッドカーペットを歩いた。大歓声を浴び、映画祭参加に感慨深げな表情を見せた。  そして4日にはワールドプレミア上映に先立ち、前田と山下監督、脚本の向井康介、プロデューサーの齋見泰正が舞台挨拶に登壇。  韓国のファンを前にした前田は、「この作品がこのような釜山映画祭という大きな場所で上映出来ることになり、とても嬉しいです。釜山のご飯はとても美味しいですね!」と挨拶し、「山下監督は凄く優しいけど作品作りには凄く真剣な方なので、実は山下監督は私が仕事している監督のなかでも一番厳しい監督ではないかと思います」と『苦役列車』に続いてタッグを組んだ監督の印象を明かした。  そんな前田が信頼を寄せる山下監督は、「今日が一般のお客さんにこの映画を観てもらうのは初めてのワールドプレミア上映になるので、反応が楽しみです。最後まで観てもらうと、主人公のタマ子のことが好きになってくれると思います」と客席に向けてコメントした。  映画『もらとりあむタマ子』は11月23日(土・祝)より、新宿武蔵野館他、全国順次公開。

  • 春も夏も秋も冬も…ず~っとぐうたら生活のタマ子

    主演・前田敦子『もらとりあむタマ子』日本公開決定! 釜山国際映画祭にも出品

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     女優として着実に成長を遂げている前田敦子が、日本映画界を牽引する監督・山下敦弘と『苦役列車』に続き再びタッグを組んだ映画『もらとりあむタマ子』が11月23日より公開される。さらにアジア最大の映画祭「釜山国際映画祭」のA Window on Asian Cinema部門に出品されることが決定した。@@cutter 本作は、前田敦子扮する「タマ子」という女の子の日常のひとコマを季節感溢れるワン・シチュエーションで表現した、音楽チャンネルMUSIC ON! TVのステーションIDから生まれたもの。季節毎に撮影された30秒のステーションIDから始まった作品が、短編ドラマを経て長編映画として劇場公開されるだけでなく、国際映画祭に出品されることは異例中の異例。  主人公・タマ子は東京の大学を出たものの、父親が暮らす甲府の実家に戻り、就職もせず、家業のスポーツ店も手伝わず、ただひたすらに食っちゃ寝食っちゃ寝の毎日を送っている。そんなタマ子が一歩を踏み出すまでの1年を、秋に始まり夏に至るまで四季を通して描いてある。  ボサボサ頭のジャージ姿でひたすらカレーやアイスを食べまくり、中学生にまで同情される“残念な実家依存娘”を演じる前田の女優としての新境地にも注目が集まることは必至。  ステーションIDと同様、本作のメガホンをとったのは『マイ・バック・ページ』『リンダ リンダ リンダ』など国内外で絶大な評価を受ける山下敦弘監督。脚本は山下と大学時代からコンビを組み続け、昨年は『ふがいない僕は空を見た』が高い評価を得た向井康介。2人によるオリジナル映画は『松ヶ根乱射事件』(07)以来6年ぶりとなる。  さらに、5月に発売した3rdアルバム『Stranger』がオリコンウィークリーチャート2位を記録するなど、目覚ましい活躍をみせる星野源が主題歌「季節」を提供する。  山下監督は「どうしようもない性格のタマ子を前田さんは迷いのない目で演じ切った。短編から劇場作品へ変化していったのも“あっちゃんが素晴らしかったから!”の一言に尽きる」と前田を大絶賛。「夢、希望、成長などは描かれていないが、タマ子を観ていると妙な親近感と愛おしさがこみ上げてくると思う(たぶん)。それは観た人の中に少なからずタマ子は存在しているし(たぶん)、そんな自分を少し許しているのだと思う(たぶん)」と作品が評価される理由を分析した。  主演の前田は「大好きな山下監督と季節ごとにじっくり撮ってきた作品なので、1本の映画として劇場公開されるのはとても嬉しいし、釜山国際映画祭に出品されると聞いて喜びが増した。私も共感するところがあるタマ子の日常をたくさんの人に楽しんでもらいたい」と語った。  いま、日本中が注目する3人の文化系男子と前田敦子によるコラボレーション『もらとりあむタマ子』は11月23日全国公開。

  • 縁側で無心にトウモロコシを食べる、相変わらずマイペースなタマ子

    前田敦子主演の新映像プロジェクト夏編放送スタート あの“タマ子”にまた会える!

    エンタメ

     昨秋より、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV」(通称:エムオン!)の新映像プロジェクトとしてスタートした、前田敦子主演“シーズン・グリーティング”シリーズの夏編が完成。8月3日より放送スタートする。@@cutter 本シリーズの主演は、女優として本格始動した前田敦子。監督は、映画『苦役列車』で前田と2度目のタッグを組む山下敦弘。音楽は、日常を独自の視点で切り取るシンガーソングライターであり俳優、作家としても活躍する星野源。  “シーズン・グリーティング”シリーズとは、前田扮するタマ子という女の子を中心に、日常のひとコマをワン・シチュエーションでほっこりと描いた映像作品。春夏秋冬をテーマにした4作品となっており、本作の夏編により、秋編からスタートしたシリーズがすべての季節を網羅し、完結を迎える。  公開されたビジュアルイメージの舞台は、お盆で親戚が集合した叔父さんの家。忙しく働くおばさんの手伝いもせず、縁側に腰かけ、近所の祭りで買い込んだトウモロコシを無心で食べている姿は、まさにマイペースのタマ子らしい。夏編でも、のんびりと夏を過ごすタマ子と出会えそうだ。  前田敦子主演“シーズン・グリーティング”シリーズ夏編は、音楽チャンネル「MUSIC ON! TV」で、8月3日より放送スタート。各番組スタート直前に、15秒バージョンと30秒バージョンがランダムに放送される予定。

  • 前田敦子が日常のほっこりした瞬間を見せる MUSIC ON! TVスペシャル動画

    前田敦子 今年の冬はこたつに入ってぐうたらな生活を満喫する!?

    エンタメ

     前田敦子が出演している音楽チャンネルMUSIC ON! TV(エムオン!)のステーションID“シーズン・グリーティング”シリーズの冬編が完成した。@@cutter “シーズン・グリーティング”シリーズとは、女優として本格的な活動を開始した前田敦子を主演に据えた映像企画。前田演じるタマ子という女の子の日常の一コマを描いている。これまで、秋編「秋の日のタマ子」が11月から放送されており、高い評価を得ており、今回完成した作品はその冬編。MUSIC ON! TVの放送内で、各番組のスタート直前に15秒バージョンか30秒バージョンのどちらかがランダムに放送される。  監督は、「リンダリンダ」や「天然コケッコー」で注目され、前田が出演した映画「苦役列車」でも指揮を執った山下敦弘氏。音楽は、シンガーソングライターであり俳優や作家としても活躍する星野源氏が務める。  冬編では、「冬といえばこたつとみかん」という発想から、タマ子がこたつに入ってぐうたらな生活を満喫する様子が映し出されている。また、同シリーズは、春夏秋冬をテーマにした作品で構成されており、季節に合わせて今後も春編、夏編が公開される予定だ。  前田自身の日常生活を想像させるような自然体の演技にも注目。AKB48で見せた前田敦子とはまったく違う表情が見られる。  冬編は、MUSIC ON! TVのステーションIDとして放送中

  • 「秋編『秋の日のタマ子』」より

    前田敦子主演のスペシャル映像プロジェクト始動、音楽担当は星野源!

    エンタメ

     株式会社エムオン・エンタテインメントが新たな映像作品プロジェクトを発表。第一弾のタイトルは「秋編『秋の日のタマ子』」。音楽チャンネル MUSIC ON! TV(エムオン!)の新しいステーションID“シーズン・グリーティングID”として11月17日(土)より放送を開始する。主演は前田敦子、監督を山下敦弘が務める。@@cutter 今夏AKB48を卒業し、本格的に女優の活動をスタートさせた前田敦子が演じるのは“タマ子”という女の子。本作は、タマ子を中心に日常のひとコマを、季節感溢れるワン・シチュエーションで表現した15秒と30秒の映像作品となっている。  監督には「リンダ リンダ リンダ」(05)や「天然コケッコー」(07)、「マイ・バック・ページ」(11)、前田を迎えた話題作「苦役列車」(12)などの傑作を手掛ける山下敦弘。脚本は、若手筆頭脚本家として注目の向井康介。  そして音楽を担当するのは、俳優、作家としても活躍し、シンガーソングライターとして日常を独自の視点で切り取る星野源という豪華な顔合わせが実現した。星野は11月28日(水)発売のニューシングル「知らない」に同時収録される新曲「季節」を提供している。  この“シーズン・グリーティングID”は以降、冬・春・夏と季節毎に続編を発表、順次放送。また、「タマ子」をめぐる世界を描くこの映像制作プロジェクトは、引き続き様々なメディア・映像ジャンルで展開していく予定だ。  第一弾「秋編『秋の日のタマ子』」は2012年11月17日(月)午前7:59より、各番組のスタート直前に15秒バージョン、30秒バージョンがランダムにオンエアされる。

  • 森山に愛の告白!?をした前田敦子

    前田敦子「すごい好きです」、森山未來に愛の告白!?

    映画

     14日、「苦役列車」の初日舞台挨拶が都内にて行われ、森山未來、高良健吾、前田敦子、マキタスポーツ、山下敦弘監督、原作者の西村賢太が登壇。前田は、森山演じる主人公・北町貫多を「わかりやすくて、かわいい人」とコメント。さらに「森山さんが好きなのか、北町が好きなのかわかりませんが、すごい好きです」と告白とも取れる爆弾発言をした。 @@cutter  「苦役列車」は、第144回芥川賞を受賞した西村賢太の私小説「苦役列車」の映画化。森山演じる主人公・北町貫多は19歳の肉体労働者。バブル前夜の1980年代中盤、浮かれる日本の片隅で、ひねくれた青春を送る貫多の姿を描く青春映画。  昨晩、謎の腹痛に襲われたという森山。「まさかの体調不良で欠席するかと思いました」とどこかで聞いたようなフレーズを口にする。本作では、森山、高良、前田の3人共に19歳という設定ということから、19歳当時、何をしていたかという質問に森山は「とにかく泳いでいたか、四国の辺りで愛を叫んでました(笑)」と語り会場から笑いを誘う。  一方、高良は「撮影中にコケて、足の親指を骨折したことを現場に言えなかった」と当時の痛かった思い出を振り返った。前田の場合、19歳は最近の出来事ということで、今後の夢を聞くと「今、車の免許を取っているんですけど、もうすぐ仮免なので、絶対取ってやろうと思っています」と明かす。また「占いで“あなたは絶対運転がうまい”って言われた」とのことで「信じて色んなとこに行こうと思ってます!」と野望を語った。  「苦役列車」は2012年7月14日(土)より全国ロードショー

  • 映画「苦役列車」完成披露会見に出席した前田敦子、森山未來、高良健吾、山下敦弘監督

    前田敦子の口癖は「あ~幸せ!」 映画「苦役列車」撮影中に連呼していた!?

    映画

      14日、映画「苦役列車」の完成披露会見が有楽町朝日ホールにて行われ、出演者の森山未來、高良健吾、前田敦子、山下敦弘監督が登壇し、映画について語った。 @@cutter   本作は、異色作家・西村賢太の第144回芥川賞受賞作を映画化した作品。原作者・西村のベストセラー私小説を映像化したもので、1986年が舞台、森山演じる「友達ナシ・お金ナシ・彼女ナシ」の“3ナシ”ダメ男の生きざまをリアリティーたっぷりに描く。   中卒の日雇い労働者で主人公の北町貫多を演じる森山は、役作りのために三畳一間(風呂ナシ、トイレ共同)で、酒とタバコに入り浸りの1カ月を過ごすなど徹底した役作りをしたという。「とにかく貫多らしい臭いを出したいと思い、何日も風呂に入らなかったり…。人間のたくましさを見てほしい」と演技派らしい役作りをし、かなり気合が入っている様子。劇中、19歳の日雇い労働者で、酒におぼれる主人公を渾身の演技で魅せている。   貫多の同僚・日下部正二役の高良は「この映画は下を向く映画ではないと思う」と話し、「撮影していた頃はちょっと変わりたいなと思っていた時期で、『セリフをちゃんと覚えて現場に行こう!』と決意も新たに挑んでいた」とコメントした。   前田が演じる古本屋の店員・桜井康子は原作には登場しない映画版オリジナルのキャラクター。前田は以前から山下監督の映画が好きだったことを明かし、「参加できて、本当に幸せでした。自分の口癖である『あ~幸せ!』と言う言葉を毎日言っていました」と嬉しそうにコメント。完成品を観て「久しぶりに好きな映画、『山下ワールドってこれだ!』っていう嬉しい感情に浸っていました。スパイスがたくさん入っています!」。劇中、前田は森山演じる貫多に思いを寄せられるヒロインを演じている。   本作でメガホンをとったのは、「リンダ リンダ リンダ」「天然コケッコー」「マイ・バック・ページ」などの山下敦弘監督。「ベストなキャストで、撮りたかったものが撮れた」と自信たっぷり。キャストたちがみんな素晴らしく、それが映画の力となっている。出てくる人間たちを見て、笑ったり、泣いたりしてほしい」と感無量な様子だった。主題歌は、昨年解散したロックバンド「毛皮のマリーズ」の志磨遼平が率いる新バンド「ドレスコーズ」の「Trash」。   映画「苦役列車」は7月14日より全国公開

  • 13キロもの体重増で挑んだ「コネクション マフィアたちの法廷」

    アメリカ犯罪史に残るマフィア裁判「コネクション」、初日に山下敦弘監督がトークショー!

    映画

     昨年4月に逝去したシドニー・ルメットの晩年の傑作であり、アメリカ犯罪史に残るマフィア裁判を完全映画化したヴィン・ディーゼル主演映画「コネクション マフィアたちの法廷」。公開初日である5月19日(土)に、新作「苦役列車」の公開が待たれる監督、山下敦弘がシドニー・ルメット監督の魅力について語るトークショーが、ヒューマントラストシネマ渋谷にて行われることが決定した。また、同じく5月23日(水)は、映画ライターの小林真里と森直人の2人を迎えて、トークショーが開催される。 @@cutter  故シドニー・ルメット監督は、アカデミー賞5度のノミネートを誇り、「12人の怒れる男」、「狼たちの午後」、「評決」、「プリンス・オブ・シティ」といった映画史に刻まれる名作を残した名監督。  晩年の傑作として名高い「コネクション マフィアたちの法廷」は、全米を騒然とさせたアメリカ犯罪史に残るマフィア裁判を完全映画化したもの。ニュージャージーで悪名高きルッケーゼ・ファミリーの一員であり、知的でいながら人情味溢れる実在の人物ジャッキー・ディノーシオ役を、アクション俳優として名を馳せたヴィン・ディーゼルが演じ、新境地に挑んでいる話題作である。ディーゼルは、ジャッキーを演じるために13キロもの体重増で本作に挑んでいる。  20人の被告人、76もの容疑―。1987年から21カ月にわたって繰り広げられたニュージャージーで悪名高きルッケーゼ・ファミリーのマフィア裁判が舞台。ファミリーの一員で30年の刑期で服役中のジャッキー・ディノーシオ(ヴィン・ディーゼル)は、検察側から刑期を短くする代わりに仲間に関して証言するよう司法取引をもちかけられる。しかし、ジャッキーは仲間への裏切り行為を拒否し、被告人の一人であるにも関わらず、恩義のあるファミリーを守るべく弁護士を立てず自ら裁判を闘い始める。被告20人、弁護士20人、控えの陪審員8人を要したマフィア裁判はアメリカ司法史上最も衝撃的なクライマックスへと向かってゆく…。  「コネクション マフィアたちの法廷」は2012年5月19日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷他全国ロードショー

  • 「苦役列車」の前田敦子と森山未来

    前田敦子の手を森山未来が舐める!? 「苦役列車」予告編を入手

    映画

      主演俳優は森山未来、AKB48前田敦子がヒロインとして出演する映画「苦役列車」の予告編を、ハリウッドチャンネルが独自に入手。森山が前田の手を舐めている衝撃の映像が公開された。 @@cutter  第144回芥川賞を受賞した西村賢太著の同名小説「苦役列車」の映画化した本作。主演に映画や舞台など幅広いジャンルで定評を得ている実力派俳優・森山未來。共演にこちらもデビューからわずか5年足らずで出演映画20本以上の若手演技派俳優・高良健吾。ヒロイン役の前田敦子は、原作にはない映画オリジナル役で本作に華を添えている。   このたび公開された予告動画では、森山、高良、前田の3人が海で泳いでいるシーンや、森山が前田の手を舐める(!?)衝撃のシーンなどが含まれている。   1987年、金ナシ・友ナシ・女ナシの中卒の日雇い労働者、北町貫多(森山)が主人公の本作。ある日、日雇いの港湾労働で知り合った専門学生・日下部正二(高良)に久々に友情めいた感情が生まれた北町。だが彼に近づくにつれ、将来の選択肢が豊富な日下部に対して猛烈な嫉妬を抱くようになる。さらに密かに想いを寄せる古本屋店員・桜井康子(前田)に対しても上手く距離を図れず、拒絶されてしまう。そんな頃、北町は唯一、人生で興味を持ち始めた作家の作品を片手に、筆を執り始めたのだった…。

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